看板 「座右の銘や家訓をつくろう」
歩道と車道の間に植えられている街路樹にくくりつけてあった手製の看板。
「座右の銘や家訓をつくろう」
不思議な看板である。
だいたい看板というのは企業や団体が一定の目的を持って掲げるモノである。
けれども、これには企業や団体名もないし、だいいち目的もよくわからない。
ある高い志を持った個人が、「正しい生き方の方向性を定めて生きてゆきなさい」と、通行人すべてに呼びかけているのであろうか。
とはいえ、いかに高い志を持とうとも、これはどう見ても違法看板なのである。
「つくろう」というのはしかし、勧誘のほかに、もう一つ別の読みとり方もできる。
つまり、これを掲げた本人の決意表明である可能性も否定できない。
それなら思いこみの激しい人が、「とにかく座右の銘や家訓をつくろう、つくるのだ、とにかくそう思ったのだ!」とばかり、違法であることにもかまわず掲げていった、というのも納得できる…かもしれない???
どんな人がどういう状況で掛けたのか、いろいろ想像してしまう看板でありました。
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