地域文化・暮らしの智恵

十五夜

100302 十五夜に、なにをお供えしますか?

わたしが子ども時代を過ごした関西や関東では、ススキを飾り月見団子を供えて月を愛でる、というのが一般的だったような覚えがあります。

また地域によっては団子ではなくモチだったり、さらに栗や里芋を供えて今年の収穫に感謝する、と言うところもあるそうですね。

さて沖縄では、フチャギ、またはフチャギモチとよばれる、小豆をまぶしたお餅をお供えします。

はじめてこれを見たときには、沖縄的おおらかさが前面に押し出された豪快ななおはぎもどき、に、見えました。構成要素は同じだからね。ただし、沖縄の餅は、餅粉を水で練って蒸したものです。

フチャギは、まずヒヌカン(火の神様)とお仏壇にお供えして、お月見をしながらそのお下がりをいただくようです。

お店で売っているのは砂糖で甘くしたものがほとんどですが、昔、各家庭で作っていた頃には何の味付けもしなかったと、以前、職場の先輩から聞きました。確かに餅+小豆だけでも十分おいしいと思います。

沖縄ではまた、十五夜の日(つまり旧暦8月15日)に綱引きをするところが多いそうで、漁師町で有名な糸満や、最近よくわたしが歩き回っている那覇の浮島通りでも、この日に綱引きをするということでした。

が、本日、そんなことはすっかり忘れて一日中本を読んで過ごし、思い出した頃には日も傾いていました。台風の余波で空には厚い厚い雲がかかっていて、そんなわけで外に出ることを思いつかなかったのでした。もちろん、十五夜のお月様も拝めませんでしたが、お月様はわりと日常的に見ているのでまぁいいか。

来年は糸満か浮島に出かけてみよう!(っと、備忘録)。

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毛虫刺されにお酢。

先日、草むらで野辺の花を摘もうとしたら、左手首の内側に違和感を覚えました。

051101摘み取った草を見ると、小さな小さな虫の糞がついています。

注意深く葉を観察するうちに、この毛虫を発見! タイワンキドクガの幼虫らしい。

つまり、ワタクシの手首は、毛虫の毒にやられたのだ。

でも毛虫は悪くない。だって、毛虫が悪意を持ってみずから刺しに来るなんてコトは、まずないのだ。

毛虫はおしなべて、本当におとなしい性格をしている。不注意な人間が静かに生活している毛虫にふれてしまって、大騒ぎしているだけのハナシ。

そうはいっても、毛虫の毛にふれてしまったわたしの皮膚は、確実に赤くなってぼつぼつができはじめている。わたしは化学物質過敏症で、塗り薬にも過剰に反応してしまうから、薬は塗れない。

しかし、虫さされでも過剰反応して、大きく腫れ、熱を持ったまま一週間くらい引かないことがある。

はて困った。

そこで過去の記憶を辿る。

この痛くて痒い感じは、海に棲んでいるゴカイの親戚、これまた名前を「ウミケムシ」という生物に触れてしまったときとよく似ている。ウミケムシの毛に触れたときには、被害範囲を拡大させないため、むやみにさわらず、毛を抜いてからお酢をかけると良い、と言うことを思い出した。

そこで、毛虫の毛も同様に処理することにした。ただし、毛虫の毛はウミケムシよりも細かくて見えないので、まずは流水でながしました。

次はガムテープの出番。毛が触れたと思われる範囲にそっとくっつけて、徹底的に毛を取り除きます(テープの粘着面でも赤くなることがあるんだけど、毛虫よりはずっとマシなのでこの際ガマン)。

しかる後、患部にお酢をかけてみました。

するとすると…、チクチクジンジンする痛みやかゆみがスーッと引いて、一時間もすると発疹も赤みもほとんどなくなりました。タスカッタ!!

この毛虫にしか効かない方法かもしれないけれど、うちのベランダ菜園に発生することもあるので(実際、上の写真はうちのベランダで撮った)、覚え書きとして記しておきます。

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留守中の植木の給水装置

数日家を空けることになった。そうなると困るのはベランダ菜園や植木の水やり。

気軽に引き受けてくれる友達がいてとてもありがたいのだけれど、そういつもいつも都合が合うとは限らない。

そんなわけで今回は給水装置を作ってみることにしました。

082502例によってタダモノの発砲スチロールの箱を、鉢の受け皿がわりに使います。水が溜まる深さはせいぜい2cmくらい(鉢の形や植えている植物の種類によって調節します)。

これだけだと2日くらいで水が無くなってしまうので、ジワジワと給水をし続けてくれる装置を考えてみました。

082501それが、発泡スチロールの受け皿に立ててあるペットボトル。

水を満タンに入れ、ふたをしてから底に近いところへ穴をあけます。そして、すばやく受け皿に立てる!

この穴が水面下にあるときには、水は出てこないんですね。そして、水位が下がれば、水が穴から出てくるというわけ。

これで、都合4日くらいはいけるはず。

もう一つオマケ。

受け皿が使えない大きなプランターの場合。

082504使った原理は同じです。やはりペットボトルを給水装置に用いました。この場合は受け皿が小さいのでボトルを逆さに立てています。水が補給されやすいよう、 口に切り込みを入れてみました。

受け皿に溜まった水から、さらに毛細管現象を使って植物の根元に水を補給。

でも、このペットボトルの容量はたったの2リットルなので、給水できるのはおそらく2日分くらいかな…? 

そうそう、ボトルに色つきのビニール袋を被せてあるのには、重大なワケがあります。昔聞いたニュースなのですが、水を満たしたペットボトルがレンズのかわりとなって太陽光を集め、それが原因で火災が起こってしまったそうです。そんなわけで、万一の事態を避けるために袋を被せています。

さて、装置の効果はどんなもんでしょう。結果は後日アップします。

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ガスコンロの火が勝手に消えちゃう時は。

ときどきあるんですね、料理している最中、鍋の中の湯が沸騰した途端、ガスコンロの火が自動的に消えてしまったり、あるいは弱火にすると消えてしまったり。

うちのコンロは10年選手ですが、これまでたびたびそのような症状がおこりました。そしてまた、2~3日前から同様の症状が現れています。

でもでも、「弱火で調理できないなんてエコじゃない!」とか言ってあわてて買い換えると、もっと「もったいない」ことになります。そのコンロ、まだまだ使えますよ~!

原因は、ほとんどの場合が立ち消え安全装置の誤作動。何でそんなことになるかというと、安全装置のセンサー部分に吹きこぼれなどの汚れがたまり、感度が悪くなるせい…らしい。つまり、そのセンサー部分をお掃除してあげれば、買い換えする必要はないんですね。しかも、お掃除方法はとっても簡単。

051801①矢印の部分が安全装置のセンサーです。

051801_2②グッと寄ってみました。

コンロのお掃除グッズ、ワイヤーブラシを持っている場合は、五徳と受け皿をはずしてから、この先端部分を丁寧にブラッシングして汚れを落としてやればOKです。

ワイヤーブラシは持ってない? わたしもです。そんなときは、

051801_4③受け皿をはずしたところ。なんだか汚くてすみません。(^_^;) ようするにお掃除どきだったわけですね。

このセンサーは、矢印で示したピンで引っかけて止めてあるだけなので、簡単にはずせます。

センサーをはずしたら、金属磨き用の目の細かいサンドペーパーで優しくみがいてあげましょう。

サンドペーパーがない場合は、使用済みの(いや、新品でも良いんだけど一回使っただけで捨てるのはもったいないから)アルミ箔をくしゃくしゃに丸めたもので代用できます。アルミ箔のくしゃくしゃボールはステンレスの錆び落としにも使えます。でも若干傷が付くので鏡面のようなピカピカ部分には使わない方がいいです~。   

ついでにコンロ全体もお掃除。受け皿や五徳を元に戻して点火! 

はい、ごく弱火にしても消えなくなりました。

※この方法でもだめな場合はガス屋さんに見てもらった方がいいかも…
※※ 電池を使用している機種の場合は、あわせて電池交換をなさるとよいようです。(匿名の方からのコメントをうけて、追記す。 2009.09.13.) 

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今日のおやつ(カボチャの種)

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おやつのカボチャの種。ローストされた剥き身の種が結構なお値段で売っていますが、うちのは普通に野菜として買ったカボチャの種です。

身の部分を使ったときに種を捨てずに洗って乾燥させておくのです。普通に洗うと面倒なので、みかんネットを使うのがオススメ。

①おおざっぱにわたを取る。

②種をみかんネットに入れて、ネットの外からモミモミし、水洗いする。

③ ②を2~3度繰り返せば、種はすっかりきれいになります。

 ※これ、拾ってきたぎんなんを洗うときにも応用できます。

④ザルに広げて(量が少なければネットのままでもOK)、乾燥させる。

ここまでやっておけば、かなり日持ちします。なんたって、種ですから。

生でも食べられますが、炒った方が風味が増します。たくさんあるならフライパンでからいりするのが一番ですが、少量の場合は使用済み封筒に入れて、レンジにかけるとお手軽です。以前、ふりかけなどの作り方でご紹介しましたね。

レンジにかける場合は、一度に長時間かけるのでなく、30秒程度でいったん封筒を取り出してシャカシャカ振り、再度30秒ほどかけると、ムラなくできあがります。

種の大きさや量によってレンジにかける時間の調節が必要になりますが、食べてみて確認するのが一番です。種のとんがった方を口の奥に向け、縦方向に軽くかむと簡単に割れます。甘みがあって、ウマイですよ~。

ちなみに、カボチャの効用は実も種も(花も!)共通で、

健胃・腸、止痛、消炎、せき止め、解毒や駆虫、利尿作用

だそうです。また、種は百日咳にも効くと、下記の参考文献にありました。わたしは一週間ほど咳が止まらないので、しばらくは少量ずつ食べ続けた方がいいかもしれませんね~。 (参考文献 『やさしくわかる東洋医学』) 

 

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ハギの花の咲く頃~沖縄で味噌を仕込むには~

前回、味噌造りのための麹の仕込みに失敗した話を書きましたが、以前知人から聞いた話に拠れば、沖縄ではもっとあたたかい(というか、蒸し暑い)時期に味噌を仕込むそうです。

友人に拠れば、それは「ハギの花の咲く頃」ということですが、ハゼの花かも?なぜなら沖縄では「エ」音が「イ」音に変化するので、「ハゼ→ハジ」と変化して、「ハゼ」が「ハギ」と呼ばれているかも知れません(未確認です)。

しかもちょうどハゼの花の咲く頃、春と秋に湿度が高くなります。とにかくその頃が味噌を仕込むチャンス。世の中全体が麹室の中のような状態になった時に、わっと麹をおこしてしまうのだそうです。

でもその時期は、麹以外のカビ菌たちも元気な時期なので、雑菌を繁殖させてしまいそうでちょっと不安でした。

さらにうちでは、ちょっと温かくなると建物に巣くっているアリンコだけでなく、どこからともなくショウジョウバエまでやってきます。ここ数日は最低気温11℃、最高気温16℃という寒さなのに、アリンコはどういうわけかまだ活動しているのです。

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   ↑ 冬ごもりするつもりがないらしいウチのアリンコたち

しかし、先日いいものを見つけました! 糸くず防止用の巨大な洗濯ネットです。かなり目が細かいのでアリンコでも入れそうにありません。このネットを使って麹をおこせば虫除けは万全!な、はず。…それにしても昔の人はどうやって虫除けしていたんだろう。目の粗い布袋でも使っていたのかなぁ。

次に麹をおこすときには、ちゃんと沖縄の伝統にあわせて「ハギの花の咲く頃」にやってみようと思っています。

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ムラサキカタバミ

020202ヤマト(本土)と共通の植物を見ていると、沖縄には冬はなく、秋と春がくっついているような気がしてくる。ヤマトで秋に咲く花と春に咲く花が、沖縄の冬に同時に咲いていたりするからだ。

ムラサキカタバミはヤマトでは春の花。

幼稚園に通っていた頃、神戸の下町に住んでいた私は家の裏手にこの花を見つけ、摘んで持ち帰ったことがあった。花が好きな母はしかし、この花を見てちょっと困ったような顔をした。

大人になってからその話をすると母は、「この花が咲いていたところで、よく男の人が立ち小便をしていたからだ」と教えてくれた。むむむ。

この花は例えば側溝の脇や路地の角など、ちょっと湿り気の多いところに生えている。そういうところはまた、殿方にとっては恰好の用足しスポットなのね。

今日見つけた場所はしかし、御嶽(うたき;沖縄で古くから信仰の対象となっている聖地)の敷地内だから、そんな不埒なことをする人はないハズ。

首里出身の友人は「ヤファタ」と呼ぶと教えてくれた。でも、名前の由来はわからないそうだ。関西では「スイスイ」と呼んでいた。とても酸っぱいからだ。

八重山に住んでいたときには、サトウキビ畑の脇に生えているのをよく見かけた。八重山では昔、食べていたそうだ。でも、酸っぱいからたくさんは食べない、ゆでて水にさらしてから食べた、と地元の人は教えてくれた。

教えられたとおりにして少しだけ食べたことがある。まず、湯に放つと同時に葉の色が茶色っぽく変色したのに驚いた。大量に含まれているシュウ酸の働きによるものらしい。水にさらして食べたが、やはりとても酸っぱかった。さすがに「スイスイ」だと妙に感心したことを覚えている。

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米糠利用の温熱パット

某スーパー併設のお米やさんは、売り場面積は小さいのに有機米や国内産雑穀・豆類、有機醤油などの調味料や安心卵など、ちょっとした健康食品店のような品揃えになっていて、時々利用しています。

4個入りの卵を買い、米糠を少し分けていただいたとき、すっかりなじみになったお店の方が、「何に使うんですか?」と声をかけてくださいました。自家用堆肥に使うつもりだったのですが、試しに「なにかよい使い方はありますか?」とたずねると、なんと、電子レンジで温めるだけで使える温熱パットの作り方を教えてくださいました。

<作り方>
1.米(白米でも玄米でも可)200g、米糠 150g、塩50gを混ぜる。
2.布袋に詰める。
  ※通気性と耐熱性があって中身がこぼれなければ、わざわざ縫わなくてもOK。例えば使い古したシャツの袖を切って両端を縛るなど。

<使い方>
1.電子レンジで温める。(加熱しすぎると焦げるので注意!)

2.保温性を高めるため、外袋に入れたりタオルで包んだりして使用するのがおすすめ。

そういえば何ヶ月か前、里帰りしたときに妹が貸してくれた、小豆を使った温熱パットがなかなか気持ちよかったことを思い出しました。

013105お店で見せていただいたパットは中身をパンパンに詰め込んだ厚さ5cmほどもあるハガキ大のものでした。でもそれだと手で押さえていないと落ちてしまうし、右肩・左肩一方ずつしか使えません。実家で使った小豆のパットは首から肩にかけてぐるりと巻けるようになっていていたので、その形を思い出しながら端布れで作ってみました。 

袋が結構大きくなったので中身が少ないように感じましたが、教えていただいた量で十分でした。糠が入っているおかげで米粒も偏らず、平均的に広げて使うことができるのです。だから中身は少なめでも大丈夫。温かくて気持ちよく、肩凝りの痛みもちゃんと解消!

ただし、使いはじめは糠の臭いが強くなるので、気になる場合は一度煎ってから使うといいかもしれません。私は煎らずにいきなり使いましたが、何度かレンジにかけるうちに、玄米クッキーのような香ばしい香りがしてきました。好みの乾燥ハーブを入れたり、杉・檜などのおがくずを入れてもいいかもしれませんね!

肩だけではなく、横になって腰にのせたり、寝るとき足元に入れてもGood! 冷え性の人に全面的にお勧めです!!なんたって、うちにあるものだけで簡単にできちゃうんですから。

何度か試した結果、私は、2分温めれば20分以上温かいところが一番気に入りました。2分ならどんなに体調が悪くてもトイレに起きたときパットをレンジに放り込めば使えそうだから。「こんにゃく湿布」よりお手軽です。

013110米糠にこんな利用法があったとは、お店の方に感謝です。

※破れたズボンの布などを利用してカバーも作ってみました。→

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山羊が食べるのは人も食べられるのよ。

012001 これはノニガナ。地元ではナガリールーといって、やはり戦後まもなくまで食べていた野草。ニガナとよく似ていておいしい。おとつい摘んで、その日のうちに大根の煮物に加えて食べた。

これを摘みながら去年の春に聞いた話を思い出した。いつも散歩をしている公園で、70代くらいの通りすがりのおばあさんが教えてくれたこと。

「昔はね、今みたいに野菜も豊富でなかったから、その辺に生えている草なんかも食べたのよ。牛はね、こんな堅い(イネ科の)草でも何でも食べるけど、山羊は柔らかいのが好きなのね。なければ堅いのも食べるけどね。山羊が食べるのは、人も食べられるのよ。」

なるほど、と思った。牛と山羊の食性の違いに気づき、人の暮らしへ応用している。実生活に基づいた智恵。

子ども時代を山原で過ごした他のおばあさんの話では、野草を摘んでくるのは子どもの仕事だったそうだ。朝食前に裏山に行って野草を摘み、それが朝餉の汁になって供されたそうである。「山羊が食べるのは人も食べられる」、そうやって子どもたちは山羊の世話をしながら何を食べるか観察し、自分たちが食べられるものも覚えていったのかもしれない。

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コメツブウマゴヤシのお浸し

011903コメツブウマゴヤシ。去年の春、これを摘んでいたら、地元のおじさんに、「ミハギチャ」と呼ぶことを教えてもらった。昔は食べていたそうだ。

011907 今日はこれを摘んでお昼ご飯に一品そえました。さっと湯がいて刻んでから、練り胡麻と黒酢と醤油で和えました。

豆苗のような癖のない味なので、塩味だけでも十分においしくいただけます。

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タンポポ

011702タンポポが咲いています。夏場と違って適度な雨とおだやかな日射しのもと、柔らかく育った葉がとてもおいしそうです。

011703葉を摘んでいたら、このへんでは「シンカソウ」と呼ぶことを地元のおじさんが教えてくれました。沖縄では心臓によいと言われているそうです。

漢方では、根を含む全草を乾燥して、解熱・消炎・利尿・健胃などに用いるそうです。また、西洋では春先にタンポポのサラダを食べると聞きました。冬の間に体にたまった毒を排出するためだそうです。肝臓によいのだとか。

とにかく、いろんなところに効くんだな。

昼食には、さっと湯がいてサラダ風のお浸しにして食べました。残りを卵綴じにして夕食に食べました。体が欲していたせいか、苦みはほとんど感じませんでした。思った通りとても柔らかく、食べやすかったです。

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ムーチー

011604今日、同じ建物に住む大家さんに水道代を払いに行ったら、嬉しいことにムーチーを頂きました。そういえば昨日は旧暦の12月8日、沖縄ではムーチーの日でした。

ムーチーというのはズバリ餅のことですが、沖縄では餅粉を水で練って蒸したものをこう呼びます。

特に旧暦12月8日には、月桃という香り高いショウガ科の植物の葉(カーサ)で包んで蒸したムーチー(カーサムーチー)を作り、主に子どもの健康を願って食べるのです。昔は砂糖など入れなかったそうですが、今は家庭で作るのもお店で売っているのも、白砂糖や黒砂糖で甘くしてあります。

沖縄の伝統的な行事をとても大切にしていらっしゃる大家さんは、ムーチーも毎年手作りで、この日が近づくといつも月桃のいい香りが台所から立ち上ります。でも今年は香りがしないなぁと思っていたら、ちょっと事情があって作ることができず、お店で買ってきたそうです。ところがこのムーチー、初めて見る上等ムーチーで、なんと小豆が入っていました。一時期、市販品はとんでもなく甘かったのですが、最近の健康志向にあわせてか、いただいたムーチーは甘さも控えめでとてもおいしかったです。

大家さん、ありがとうございました~! 来年はまたご自宅で手作りするだけのゆとりができるといいですね。

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ホソバワダンの花

121903早朝、近所の公園を散歩していると、ときどき野草を摘むおばあちゃんに出会うことがある。ノビルやヨモギ、ニガナの仲間を摘んでは、どんな風に食べるか教えてくれる。自然に寄り添って生きてきたじぃちゃん、ばぁちゃんの話を聞くのは、公園散歩の楽しみの一つだ。

ニガナの仲間は、数枚を食パンにのせ、そのままでは苦すぎるので少しチーズをのせ、トーストして食べるんだっ121905て。確か、御歳80を越えると仰っていたっけ。なかなかハイカラなばぁちゃんである。

で、そのニガナの仲間、ランナーをどんどん伸ばして増えていくので、この先端をちょいと失敬して鉢に植えておけば簡単に増える、ということもおばぁちゃんに教わった。そこで去年ためしに植えてみたら、今年はプランターいっぱいに増えてしまった。おかげで今ではニガナを買わなくてもよくなった。

今、その花盛り。あらためて種名を確認してみた。多分、「ホソバワダン」というのだと思う。いろいろな図鑑を総合すると、普通は海岸の岩場に生えるが、潮風の影響の強いところではかなり内陸でも生えるということなので、間違いないでしょう。

『琉球弧野山の花』という図鑑には、「葉は解熱や下痢止め、高血圧の民間薬として利用される」と、ある。なるほど。多分ばぁちゃんは昔から食べられることを知っていたのね。今度会ったら聞いてみよう。

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