十五夜
わたしが子ども時代を過ごした関西や関東では、ススキを飾り月見団子を供えて月を愛でる、というのが一般的だったような覚えがあります。
また地域によっては団子ではなくモチだったり、さらに栗や里芋を供えて今年の収穫に感謝する、と言うところもあるそうですね。
さて沖縄では、フチャギ、またはフチャギモチとよばれる、小豆をまぶしたお餅をお供えします。
はじめてこれを見たときには、沖縄的おおらかさが前面に押し出された豪快ななおはぎもどき、に、見えました。構成要素は同じだからね。ただし、沖縄の餅は、餅粉を水で練って蒸したものです。
フチャギは、まずヒヌカン(火の神様)とお仏壇にお供えして、お月見をしながらそのお下がりをいただくようです。
お店で売っているのは砂糖で甘くしたものがほとんどですが、昔、各家庭で作っていた頃には何の味付けもしなかったと、以前、職場の先輩から聞きました。確かに餅+小豆だけでも十分おいしいと思います。
沖縄ではまた、十五夜の日(つまり旧暦8月15日)に綱引きをするところが多いそうで、漁師町で有名な糸満や、最近よくわたしが歩き回っている那覇の浮島通りでも、この日に綱引きをするということでした。
が、本日、そんなことはすっかり忘れて一日中本を読んで過ごし、思い出した頃には日も傾いていました。台風の余波で空には厚い厚い雲がかかっていて、そんなわけで外に出ることを思いつかなかったのでした。もちろん、十五夜のお月様も拝めませんでしたが、お月様はわりと日常的に見ているのでまぁいいか。
来年は糸満か浮島に出かけてみよう!(っと、備忘録)。
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