潟(ガタ)ログ

浦添の海岸で埋立が始まっていた。

6月25日のことじゃった。

本土からのお客様二名とわたしを乗せたOさんの車は、那覇から沖縄市に向けて国道58号線を北上していた。

Oさんがふらりと寄ってくれたのは、浦添市の西海岸。ほとんど全面的に米軍基地(キャンプ・キンザー)に阻まれて、普通の市民はあまり目にすることがない浜だが、実は誰でも入れる海なのである。

潮が引けばサンゴの岩礁から細かい砂の干潟、それに海草場と多様性に富んだ環境が現れる。

062507_2

写真手前の海の部分が黒く見えるのは、この辺り一面、大型海草類が生えているから。

そうして右手から白くのびている帯状の部分が自然海岸「だった」。ここからはじんわりと水がしみだして、その水がおそらく海草場を育んでいたわけだけれども、その大切な海岸地帯を踏みつけつつ、重機が埋立を始めていた。

58号線の渋滞緩和のために、もう一本、道を通すんだとさ。

これまでも車の台数と道路の拡張はイタチごっこだった。今や「チキュー オンダンカ ボウシ」のために車の台数を減らしてゆくとか、そういう方向で渋滞緩和を考えるべき時代じゃないのかね。なーにが観光立県だっつうの。

貴重な自然海岸を埋めて道路つくって、いったい何が残るというのだ。

Photo

※写真は地図左下の「西洲」から、矢印方面に向けて撮ったものです。 (出典:Yahoo地図)

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裁判所の環境、いとわろし。

0625036月25日、福岡高等裁判所那覇支部で
「泡瀬干潟埋立公金支出差止等請求控訴事件」 の第二回公判が行われました。

一審では、市民が「世界の宝、豊かな生態系を擁する泡瀬の海を埋めるなー」っていう訴えを起こしたので、「原告」。一方、沖縄県知事や沖縄市長が「被告」でした。

※埋立の事業主体は90%が国なのですが、行政訴訟ではなぜか国を相手取ることができない。(T_T)

一審では原告の訴えが一部認められたため(ヤッター!)、市民は控訴しませんでした。これを不服とした「被告」が控訴したわけです。

そうしたら、控訴審では沖縄県知事と沖縄市長が「控訴人」、原告だった市民が「被控訴人」と呼ばれていました。ほえ~。

双方が控訴した場合には、なんて呼ばれるんでしょ? 一審と同じ「原告」と「被告」でしょうか?

公判では今回、意見書【被控訴人らの主張骨子】(←クリックすると当該文書が開きます)が読み上げられただけで終わってしまったので、西表のトドゥマリ浜を守ろうとする裁判のように唄三線が入るような盛り上がりは見られませんでした(←って、裁判に何を期待しておるんぢゃ!?)

いやはや、それにしても法廷と言うところはきわめて環境が悪い。

わたしゃ、防臭マスクをつけていたけれども、傍聴席に着くやいなや、頭がぼーっとしてきた。なんだかわからんが、猛烈にケミカルな臭いがする。

これ以上ひとさまの化粧やタバコの臭いでダメージを大きくしないように、わざと後ろの隅っこに座ったにもかかわらず、公判が始まると裁判所の監視官(?)がわたしの後ろに折り畳みイスを持って現れ、この人がまた強烈にたばこ臭くてですねぇ。。。盲点だった。

終わる頃には頭痛がして、法廷退出後はまともに立っておれんかったとです。床のタイル、壁紙、天井の素材、合成樹脂の傍聴席、難燃性と思われるカーテン、何から何までものすごくケミカル。化学物質過敏症の人は、わたしも含め、陪審員なんて無理ですね。まともな判断が下せるかどうか以前に、長い公判になると多分倒れます。

あれ?泡瀬の裁判の話だったはずだけど。 まぁいいか。

今日はここまで。

※写真は那覇地裁の向かいにある小さな公園にて。裁判に臨む市民らの集会の様子。

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干潟の壁に登ってみた。

某月某日。よい天気。とある干潟を散策中。

0510326、 干潟の沖合が塞がれている。

近寄ってみよう。

0510327

海の中に忽然と壁が。

…なんだか歩いて渡れそうだな。

0510332遠くからは直立の壁に見えていた石垣のふもとに到着。

案外傾斜が緩いので登ってみよう。

、わっせ。

もっと読む?

続きはこちらをクリック!

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明日、5月10日(日) バードウィーク探鳥会in泡瀬干潟

友人から泡瀬干潟でのイベント案内が送られてきたので転載します。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

集合場所の沖縄総合運動公園東口駐車場というのは、比屋根湿地の南側に隣接する駐車場です。

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「繁殖地へと旅立つ、鳥たちを見送ろう~」

日時    5月10日(日)
       午前9時(お腹の虫が鳴くころには終わります)
集合場所 沖縄総合運動公園 東口駐車場
参加費   100円
※ デジカメを持ってきたかたは、デジスコを体験してみましょう。
鳥のドアップ写真が撮れちゃいます。
主催 沖縄野鳥の会
問い合わせ 山城正邦 携帯 090-4471-0521

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0503写真はキョウジョシギ。2009年5月3日、泡瀬干潟にて。

普通の単眼鏡をデジカメのレンズに接触させるという荒技で撮ったので、あんまりきれいな画像ではありませんが、それでもまぁなんだかわかるくらいには写るもんだと感心しております(笑)

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ハボウキチェック

久しぶりに夜の生物調査(仮称;ハボウキチェック)に参加した。

ハボウキというのは、今このブログのタイトル画像に使っている二枚貝の名前。

この貝は、足糸とよばれる根っこのようなもので海底の砂にくっついて移動しない。だから環境変化の指標になりそうだと考えて、仲間たちが継続的に定点で生息状況をチェックしているわけだ。

主目的はハボウキの調査だけれども、干潟を歩けばいろんなモノが目に入ってくる。

020723あぁ、ショック。

こんな、ドブに生えるような藍藻類がはびこっているのを、初めて見た。少なくとも去年までは、干潟域にこんなのは生えていなかった…。

干潟の沖合を塞ぐように人工島の枠ができて、潮通しが悪くなったに違いない。

ドロドロとした藻類に覆われた干潟は、窒息寸前。
見ているだけで息苦しい…

020730けれどもうすこし沖に歩いていくと、少しはマシになってきた。

そして、泡瀬では初めてみる生物に出会う。

イソアワモチに似ているけど、裏に斑紋がある。ウミウシの仲間らしい。通称‘貝博士’に名前を教えてもらったのに忘れてしまった…

020728上の写真の生物を裏返したところ。けっこう大きいぞ! 

背の方をさわると、ナマコのようにざらざらとしていて意外と堅い。裏の方はスベスベで柔らかいけどね。

020732スベスベと言えば、スベスベべマンジュウガニ。

じっとしています。

ムムッ、何をしているのでしょう。

020734海藻の束を抱えてお食事中らしい。

あれ? このカニ、草食性だったっけ。

多分海藻の束の中に貝殻が隠れていて、それを壊して中のヤドカリを食べようとしている…んだと思います。

邪魔はしたくなかったので確認しませんでしたが。(フラッシュをたいて写真を撮るだけでも、十分邪魔だよね)

020802これまた初めて見る、黄色いクリオネのような生物。またまたウミウシの仲間です。

020806ウミホタルの光に誘われ、海草場をさまよっていたら、直径1cmくらいのウニの赤ちゃんに出会いました。

大きくなるんだよ!

020805しかし、今回圧倒的に多かったのは腐肉食性の巻貝たち。それから死んだリュウキュウザルやカワラガイの殻。

両方をあわせて考えると、つまり腐肉食性の貝類が増えるほど、たくさんの生きものたちが現在進行形で死んでいるっていうこと。

最初に目にした藍藻類といい、もう疑いようもなく干潟環境は悪くなっている。

このまま工事が進んめば、これらの巻貝たちすら棲めない環境になってゆくのだ…、あんまり考えたくないけど。

020811ひたひたと潮の満ちてくる中、岸に向かって歩いてゆくと、街の光が海面にうつっていた。

都会の隣の大自然、
奇跡の干潟、泡瀬干潟!! 

を、実感する瞬間。

少しでもよい状態で、次の世代に引き継ぎたいね。

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泡瀬干潟の生きものたち

それでまぁ、昨日の続きなんだけれども。

大規模な海草の移植実験や、工事車両が行き来するための仮設橋梁、それに埋立枠がつくられ始めた時点で、すでに干潟環境はどんどん悪化しはじめていました。まず潮の流れが変わり、そうして、水が濁りました。

大型海草類が繁茂する豊かな海草場はほとんど消滅。これまで砂がなかったところに砂がたまったり、逆に砂の流出が激しくなった場所もあり、底質の環境変化が著しい。

020129こういう急な変化に対応できない生きものたちは、あっという間に姿を消してしまいました。

だけど、ちょっとくらいの変化ならガンバルぜ! という生物もいるわけで、今年も泡瀬ではちゃんとアーサが生えてきました。 

 

020130

タマガイの仲間が表層近くの砂の中を移動した跡がそこらじゅうにあります。

020139

左下に見えるのは、タマガイの仲間の卵塊。
右上の緑色の海藻は、クビレミドロ。 

020144

これがタマガイの仲間。ホウシュノタマ。

020133

リュウキュウサルボウも見つけました。

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やや、ミナミコメツキガニも健在です。冬色の青いヤツです。アダルトになると青くなるのかしら。

020149_2

たくさんいます。わかりますか?

020166背景の建物を見ると、よくこんな都会の近くに棲んでいるな!と、驚きを禁じ得ません。

だって、他でこんな大群を見ることができるのは、国内では西表島くらい…ではないでしょうか。

020169他の種類のカニの巣穴もありました。
※ミナミコメツキガニは巣穴を持たないからね!

020119

この海に寄り添い、貝を採って生活の足しにしている人も健在!

さっそくK江君が貝を一袋購入。でも袋の中には、写真のようにずいぶんと小さいのも入っていました。それで、この小さい貝はまた海にかえしました。

020189わたしもK江君の買った貝を少しわけてもらいました。それで昨日の夕食は、自分で採ったアーサをたっぷり入れた貝汁でした。

貝からもアーサからも旨味と塩味が出るので、少しだけ胡椒をふった以外、よけいな味付けは一切なしです。

栄養が体中に染みわたるようで、それはそれはおいしい夕食でした。

干潟はやっぱりオイシイ!

【キーワード】沖縄、泡瀬干潟、埋立事業      

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泡瀬干潟の精霊流し

泡瀬干潟の埋立工事では、ついに直接的な生きものたちの生き埋めが始まった。

020176命の輪をつなぐことなく殺されてゆく生きものたちの魂が無事ニライカナイへ着くように、ささやかなまつりが開かれた。

まつりのメインイベントは、月桃やオオバギの葉で精霊船をつくり、海に浮かべる精霊流し。

020105カヌー隊も沖に漕ぎ出して、精霊船を浮かべてきた。

020177 嗚呼しかし、

巨大な埋立地が小舟の行き先を塞いでいる。

ニライカナイは遠い。

 

 

 

020110ところで、海岸で弁当を食べたりもした。

今日のわたしの弁当は紅芋と蒸しパンだ。

020175KEN子さんたちミュージシャンは心のおもむくまま楽器を奏でたり歌を歌ったり…

六ヶ所村から泡瀬にやってきた旅人は、1855年にネイティブアメリカンのシアトル首長が大統領に宛てた手紙を朗読してくれた。

自然の理を解く言葉は星のように輝き、そしてそれを理解しようとしない人々に対する痛切な願いは、深い悲しみに満ちている。

“大地は わたしたちに属しているのではない。
わたしたちが 大地に属しているのだ。”

020184白い人は土地をお金に換えると言うが、そこを吹き抜ける風や、その上に輝く空をどうやって買うというのか。めぐる命の環を、どうして断ち切ってしまうのか。

シアトル首長のその思いは、泡瀬・諫早・セマングム、それから六ヶ所村や上関などで起こっていることにも通じる。

 

一日も早く、人々や生物たちの生存権を無視した無謀な工事や計画が止まりますよう。

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泡瀬関係動画紹介(You Tube)

土砂投入開始

▼スーパーモーニング 2009年1月16日
http://jp.youtube.com/watch?v=sxJus-QidSM&feature=channel
http://jp.youtube.com/watch?v=vqYa58vVyZk&feature=channel

▼ニュース23 2009年1月15日 
http://jp.youtube.com/watch?v=nzXcFH1dUAE&feature=channel
http://jp.youtube.com/watch?v=PMRZNJGks3w&feature=channel

▼ニュース23 2009年1月16日
http://jp.youtube.com/watch?v=SNn12Aug45Q&feature=channel

泡瀬干潟埋立工事 抗議デモ行進パレード in 銀座

▼(報道元不明) 2009年1月12日 
http://jp.youtube.com/watch?v=-Q7DYv8jFaA

※その他の動画一覧を以下のページにアップしました。ご覧ください。NHK沖縄が2007年に作製した番組、『四季・泡瀬干潟』も見られます!
http://haiyue.cocolog-nifty.com/blog/awase_douga.html

000603up_2

泡瀬干潟。沖の一文字堤防近くにて
2000年6月3日撮影。

歩いてサンゴを見に行ける干潟なんて、そんなにたくさんはない。

この写真を撮ってから2年ぐらいはこのサンゴに会えたが、2002年10月の海上工事開始以降、環境が急激に悪化し、その後は確認できていない。まだ生きているだろうか。

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泡瀬干潟を守る連絡会からのお願い

泡瀬の埋立問題に関心を寄せてくださり、ありがとうございます!

20030827_21月15日に開始された泡瀬干潟への浚渫土砂投入に関して、「泡瀬干潟を守る連絡会と有志一同」から声明が届きました。全国から問い合わせが殺到する中でのお願いでもあります。

後半に電話での問い合わせ窓口や意見書などの送付先一覧もあります。どうぞご一読ください、よろしくお願いします。

たくさんの感謝をこめて。

※写真はミナミコメツキガニ。2001年4月14日、泡瀬干潟にて。
※Webで見られる関連記事やテレビ報道一覧はこちらから。

===============【以下、転送・転載大歓迎】=================

1月15日、
ついにサンゴの生き埋めが始まってしまいました。
泡瀬の青く透きとおる美しい海に
どす黒い砂泥が流し込まれる衝撃的映像の報道やブログを見て、
ショックを受けたり、憤りを感じた方々から
「何かできる事はないか?」というメールや電話が
「泡瀬干潟を守る連絡会」に続々と来ていることはとてもありがたく、
その対応に追われているのは嬉しい悲鳴です。

しかし連絡会としては過去10年間に渡り、
工事事業者である沖縄市、沖縄県、内閣府に対し
環境の重要性、工事の問題点などを指摘し、
埋立の断念を訴え続けてきましたが
納得いく答えをもらえませんでした。
最終的には座り込みや裁判などことごとくやって来た上で
11/19には「公金支出差し止め」という判決まで出たのに
土砂の投入は強行されました。

今はこれ以上何ができるか、
また何をしたら止まるのか、
今後の対応に更なる検討を重ねているところです。

そこで、逆に私達が皆さんに相談したいのです。
今、すごい勢いで頂いている署名やメッセージを
目も通さないままただの「○通」と数えられたくないので
文字じゃなく声で、「温度のある思い」を直接伝えて下さる方は
または自分が納得行く答えを貰えるまで粘って頂ける方は
ぜひ事業者側の各担当者に聞いて下さいませんか。
どうして埋め立てるのか。
どうしたら止めてくれるのか。

私達とは違う目線からの意見なら
何か違う事が見えてくるかもしれない。
そして電話した方はぜひ、
どんな対応や回答だったか聞かせて頂きたいです。
または他に良いアイディアある方は
ぜひ私達にメールで教えてください。
何とか新しい道を探し出して
少しでも多くのサンゴや生き物達を救いたいのです。

以下、事業者側の各担当部署の電話番号をお知らせしますので
御参照下さい。
また、引き続き、署名も募集しています。


今後とも、ご理解、ご支援のほど、よろしくお願い致します。

泡瀬干潟を守る連絡会と有志一同


■事業者側の担当連絡先■

◆沖縄市 東門美津子市長
担当窓口:東部海浜開発局
〒904-8501 沖縄県沖縄市仲宗根町26番1号
TEL 098-939-1212(代表)
 <代表番号から「東部海浜開発局」を呼び出す>

web:市長宛メッセージは
沖縄市役所のご意見・ご要望書窓口から
「秘書・広報課」の書き込みフォームを選んでご投稿ください。
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top01.html

東部海浜開発局への意見・要望は、以下の窓口から
「東部海浜開発局」の書き込みフォームを選んでご投稿ください。
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top06.html


◆内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部 港湾計画課
〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち2丁目1番1号
那覇第2地方合同庁舎2号館
TEL 098-866-1906(直通)

web:沖縄総合事務局開発建設部のお問い合わせフォームから
ご投稿ください(字数制限500字)。
http://www.southernx.ne.jp/mlfm/ogb/mailform.htm?id=kaihatu


◆沖縄県 仲井間弘多知事
担当窓口:沖縄県土木建築部 港湾課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
TEL 098-866-2395(直通)
E-mail kouhou@pref.okinawa.lg.jp
 

■協力要請■
★新たに泡瀬干潟の第3期web署名始まりました!!★
http://www.shomei.tv/project-631.html
海を埋めるより署名でムダな計画を埋めよう!!

★署名用紙(PDF)※無期限に募集中!!
http://www.awase.net/maekawa/shomei.pdf
<説明文(写真付)>
http://www.awase.net/maekawa/shomeisetumei.pdf

★カンパ
(相手はお金貰って余裕で動けるけど、
こちらは何かと持ち出しなので御支援お願いします!)
http://www.awase.net/maekawa/subginnkou.htm

★埋立に経済的合理性がない実証→
http://awase.net/maekawa/sub.x.htm
(やればやるほど赤字=市民の税金負担)


泡瀬干潟を守る連絡会
住所:〒904-2161 沖縄県沖縄市古謝1171-3コーポMK 地下1階
FAX:098-939-5622 事務局携帯:090-5476-6628(前川盛治)
E-mail:save_awasehigata@yahoo.co.jp
http://awase.net

♪おきなわしあわせ計画♪
http://okinawashiawase.ti-da.net/

===========【ここまで転送・転載歓迎】=======================

キーワード:泡瀬干潟、沖縄、南西諸島、最大の干潟、中城湾港、埋立事業

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泡瀬関連報道&新たなWeb署名のお知らせ

昨日と今朝の泡瀬干潟埋立関連報道が動画で見られます。
動画をアップしてくださったWebサイトの管理人さんによると、
1月いっぱい公開予定、ということです。

みなさま、是非アクセスしてみてください。

▼1月15日 NEWS23(TBS)約12分
http://www8.tok2.com/home2/sy/090115news23.wmv

▼1月16日 スーパーモーニング(テレビ朝日)約14分
http://www8.tok2.com/home2/sy/090116supermorning.wmv

ところで、上記報道を見て「何かできることはないのか!?」と、思ったアナタ!!チャンスです。

★2009年1月14日、新たに泡瀬干潟の第3期web署名始まりました!!★
とうわけで、ぜひこちら↓↓↓のサイトから署名よろしく~ 
http://www.shomei.tv/project-631.html

なんとこの署名には、あの きくちゆみさん や 辻信一さん のお名前も!(同姓同名なだけかもしれませんが…^^;) あなたも名前を連ねてみませんか???

000602up泡瀬にて2000年6月2日撮影。
澄みきった水に、「ニモ」たちも棲んでいた。

※泡瀬干潟の生きものたちの写真はこちらからご覧になれます。

キーワード:沖縄、干潟、泡瀬、中城湾港、埋立事業

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「泡瀬に土砂投入」、今夜と明朝の報道予定

沖縄の泡瀬干潟埋め立て事業で、事業者は
本日、ついに埋め立て枠の中に土砂の投入を
始めました。その様子は

◆今日(15日)のPM11:00
 ニュース23(TBS)

◆明日(16日)のAM8:00
 スーパーモーニング(朝日テレビ)

で報道される予定です。

---------------------------
0508泡瀬の北側にある「新港地区」とよばれる埋立地の沖で今日、
「航路浚渫」と称して採取された土砂が、泡瀬へ運ばれました。

事業者(国の機関である沖縄総合事務局)の予定していた通り、
浚渫土砂捨て場として、
泡瀬の生きものたちは生き埋めにされつつあります。

「航路浚渫」は、それ自体が大きな自然環境破壊です!

まず、生物の生息環境である底質そのものをさらってゆくという時点で、生態系を破壊しています。

次に、底質の掘り取られた部分に向かって、まわりから底質が流れてゆき、周辺の環境までじわじわと蝕んでゆきます。

その「死の土砂」で、さらに泡瀬の生きものたちを生き埋めにしようと言うのです。

今日行われた抗議集会の模様も含め、
現地での様子が上記の通り全国ネットのテレビでも
放映される予定とのことです。

どうぞご覧ください。

※写真は泡瀬の海岸沿いにたててある、事業者作製の看板を撮影したもの。この写真にある埋め立て枠が完成し、ついに「浚渫土砂」の投入が始まった。

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明日15日、泡瀬干潟を生き埋めにする作業の開始に抗議する集会!

日時:2009年1月15日(木) 午前8 時集合。 抗議集会は8 時半から
場所:新港地区東埠頭入り口前(下に掲載の地図参照)

集会の呼びかけチラシ:http://awase.net/maekawa/shuukai.pdf

15日朝9時から浚渫船2 隻による浚渫が始まり、台船四隻に積み込んだあと、午後3時から泡瀬干潟へ浚渫土砂を投げ捨てる作業が始まる由。

朝早くではありますが、みなさまのご参加をおまちしております。よろしくお願いいたします!

※詳しくは、リーフチェッカーさめさんのブログ、「いよいよ明日」をご覧ください。

090115_2

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でーじなとぅーん!!比屋根湿地

1218mini

泡瀬干潟の後背湿地、比屋根湿地です。葦原のあったところに、四角い水たまりができています。

これがどんなふうに「でーじ(大変)」なのかというと。。。

121827

現在、比屋根湿地を通って干潟に「垂れ流し」になっている家庭排水の浄化槽を作る、ようなのです。

湿地の半分を仕切って、半分はそのまま、もう半分は泥を掻き出しているところです。

121807泥を掻き出したら、大きな石を敷き詰めて、さらに砂か何かをかぶせて、水たまりをつくるらしい。

121810←工事現場に掲げてあった完成予想図。左手が泡瀬干潟、手前の水たまりが、今、重機の入っているところ。

でもね、ここはわずかに残された貴重な後背湿地でした。

海と陸との狭間にしか棲めない生きものたちが、かろうじて、なんとか、やっとこさっとこ、暮らしていたのです。

だから、半分はそのまま残すことにしたのでしょうか?

121814でもでも、残された部分にもこんなふうに排水のための溝が張り巡らされています。

このあたりにたくさんオカミミガイの仲間がいたのですが、すっかり乾燥化してしまって、とても棲めそうにありません。

 

121809←これも工事現場に張り出してあったポスター。

工事区域内にいた「貴重な生物」は、とりあえず捕獲して工事区域外に移したらしい。

工事で環境がすっかり変わるということ、
そして、環境が変わったらほとんどの生物は生きていけないということを、
事業者は、まったく理解しようとしない。

キーワード:沖縄、泡瀬干潟、比屋根湿地、生物、移植

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泡瀬訴訟、沖縄市と県が控訴。

先ほど、NHKラジオでニュースを聞いた。

泡瀬訴訟、沖縄市と県が控訴したそうだ。

むぅぅぅ。

※ニュースのテキストは、下記をご参照ください。
 http://haiyue.cocolog-nifty.com/blog/awase_saiban_081202.html

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泡瀬干潟を埋め立てないで! Web署名のご案内。

というわけで、そろそろ泡瀬訴訟の控訴手続き期限です。

「控訴しないで☆メールキャンペーン」で、各方面にメールやFAXを送ってくださったみなさま、本当にありがとうございました <(_ _)>

ところで、
送ったけどまだ何かできるかも? と思っているみなさま。

年末まで、「泡瀬干潟を埋めないで」の署名ができます!
あなたの清き一筆を!!(笑)

詳しくは下記サイトから。
※友人からのメールを一部改変で転載です。さめさん、ありがとう。

===============================================================

★「泡瀬干潟を埋めないで!」WEB署名(2008年12月31日まで期限延長!)
  http://www.shomei.tv/project-198.html

★署名用紙(PDF)(※Web署名と同内容です。こちらも12/31まで!!)
  http://www.awase.net/maekawa/shomei.pdf
 <写真付き説明文はこちら↓↓↓>
  http://www.awase.net/maekawa/shomeisetumei.pdf

★泡瀬干潟を守る連絡会では、カンパも受付中~!
  http://www.awase.net/maekawa/subginnkou.htm


おまけ:こちらもご覧ください。
◆埋め立て推進派も読んでいるKEN子さんのブログ。
  http://kenkokenko.ti-da.net/
◆サンゴ移植業者も読んでいるリーフチェッカーさめさんのブログ。
  http://shark.ti-da.net/

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県議会空転! -泡瀬訴訟で県の対応に野党抗議-

お昼のNHKニュースによると…、

(ここから引用)
沖縄県議会定例議会が28日、開会しましたが、
泡瀬干潟の埋め立て事業をめぐる裁判で、判決を不服とした沖縄県が
県議会に諮らずに控訴することを決めたことに野党系会派が反発して、
退席したために審議が空転しています。(引用ここまで)

すごい~! 
野党のみなさんがんばってます!! 
県知事の議会軽視に断固抗議!!!

あ、いかん。熱くなりすぎた(笑) 冷静に、冷静に…。

詳しくは、

【NHK沖縄のニュース】 2008年11月28日 12時26分更新
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/01.html

※上記のページはマメに更新されているので、もし記事を見られなければ、下記へアクセスしてください。昨日の報道もいくつかリンク掲載しています。

http://haiyue.cocolog-nifty.com/blog/awase_saiban_20081128.html

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泡瀬訴訟関連;28日は、県議会へGo! 【転載歓迎】

県は、議会に諮らずに控訴の方針を決めたそうですが、これに対して県議会の野党議員全員(議会議席の過半数を超える!)が、一致して「議会に諮るべき」という行動を起こすことになったそうです。

そこで、野党議員の行動を応援するために、みんなで議会へ傍聴に行きましょう!!

28日、午前10時からだそうです。

以下、泡瀬裁判を応援している「泡瀬干潟を守る連絡会」からの呼びかけ文です。

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全国の皆さん

前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)

泡瀬干潟を守る取り組みへの全国の支援に感謝・感激です。

今日27日は、県の「議会承認なしの控訴」に対して、「議会軽視、控訴するかどうか議会に諮るべき」の方針が野党全体で確認し抗議することがきまり、明日28日本会議の前にもう一度全野党集まって取り組みを確認し行動する、ということになりました。

全野党議員(26名、議会の過半数24を超える)が一致して行動することを決めた意義は大きい。

連絡会も27日朝早くから県議会に出かけ、野党議員に県の議会無視、民主主義否定のやり方に抗議し、議会で審議するように訴えました。午後4時には、県庁記者クラブで記者会見を行い、県への抗議の声を伝えました。

明日28日は、「朝10時から県議会傍聴」、を多くの人に伝えることが、局面を打開する力になります。

知り合いにご連絡下さい。

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※11月28日 追記 

<関連報道>

●琉球新報 web版 2008年11月27日 「県と沖縄市、控訴決定」http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-138449-storytopic-3.html

●RBC(琉球放送) 2008年11月27日のニュースも詳しいようです。
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?blogid=4&catid=0&archive=2008-11-27

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泡瀬干潟訴訟 : 「控訴しないで」のメッセージを!! 【転載歓迎】

沖縄県知事、沖縄市長、沖縄県議会議員などへ

「控訴しないでください」というメッセージを
できるだけ早く! たくさん!! 送ってください!!!


沖縄県知事   ◆Eメール  kouhou@pref.okinawa.lg.jp

          ◆ファクシミリ   ファックス番号 098-866-2467
                   知事公室広報課 「知事へのたより」 宛

          ◆郵送   〒900-8570(郵便番号だけでも届きます。)
                   沖縄県那覇市泉崎1-2-2
                    知事公室広報課 「知事へのたより」 宛


沖縄市長    ◆Eメール   沖縄市役所のご意見・ご要望書き込みフォーム、
                 秘書・広報課を選んでご投稿ください。
                 http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/htdocs/qa_top/q_top01.html

           ◆郵送  〒904-8501 沖縄県沖縄市
                        仲宗根町26番1号

沖縄県議会議員   (できるだけ28日までに!)
   沖縄県議会事務局  xx170003@pref.okinawa.lg.jp

◎特に次の方々への働きかけが必要です!

玉城満議員  メールアドレス不明
    携帯サイト http://aimew.jp/yutashiku/
    公式ブログ(コメントが書き込めます。)
  http://www.yutashiku.com/archives/category/diary/

平良昭一議員  yannbaruokinawa@yahoo.ne.jp

當間盛夫議員  webmaster@tomamorio.com

上里直司議員  info@uezato.com

赤嶺昇議員   noborunoboru777@ybb.ne.jp

新垣安弘議員  (メールアドレス不明)
山内末子議員  (メールアドレス不明)
→上記お二方の所属先:民主党沖縄県連  dpjokinawa@ybb.ne.jp

吉田勝廣議員  (メールアドレス不明)  

そのほかのみなさんについてはこちらをご覧ください
沖縄県議会議員名簿 http://www2.pref.okinawa.jp/oki/meibo.nsf

オマケ☆泡瀬埋立は国の事業でもあるので
麻生太郎内閣総理大臣
  首相官邸 ご意見書き込みフォーム 
  http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

★詳しくは、 「泡瀬干潟を守るHP」 ↓↓↓ をご参照ください。
    http://www.awase.net/maekawa/hanketurekikaeru.htm

みなさまの、泡瀬への関心に感謝しています。ありがとう!
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お昼過ぎ、ラジオで悪いニュースを聴きました。

沖縄県知事はあっという間に控訴を表明。判決が出たのは一昨日のことなんですけど!

司法の場でこれだけはっきりと埋立の経済的合理性がないと示されたのだから、一旦事業を凍結して再検討するのが妥当だとおもうのですが、ここではそういう理屈はとおらないようです。

これ以上埋立が進んで豊かだった環境が回復不可能なまでに壊されてしまってからでは遅すぎる!!

控訴の手続きは、判決から2週間以内と決められているそうです。でも、この勢いだとそれより早く控訴の手続きに入ってしまうかも知れません。

そんなわけでみなさま、どうか

「控訴しないでください」というメッセージを
できるだけ早く! たくさん!! 送ってください!!!

お願いします。  <(_  _)> ペコッ!

NHKおきなわのニュースは ↓ をご参照ください。
http://haiyue.cocolog-nifty.com/blog/awase_saiban_20081121.html

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泡瀬干潟訴訟関連;追加情報

泡瀬干潟に関心をもってくださり、ありがとうございます!

裁判の原告メンバーからメールが届きました。

裁判の判決骨子と要旨、それに訴訟関連情報サイトのご案内です。ご活用ください。

以下、情報を転載します。

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1.泡瀬干潟埋立公金差止訴訟2008年11月19日 判決骨子・要旨
2.泡瀬干潟公金差し止め訴訟関連情報サイト
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■泡瀬干潟埋立公金差止訴訟2008年11月19日
判決骨子
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Koshi.pdf
判決要旨
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Youshi.pdf

※判決書に関しては準備中、泡瀬干潟を守る連絡会の前川さん
日弁連原田弁護士よりいずれご案内があるかと思います。


■泡瀬干潟公金差し止め訴訟関連情報サイト
http://www.awase.net/maekawa/sub6.htm

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泡瀬干潟裁判、市民グループ勝訴!

今日、泡瀬干潟の埋立をめぐる裁判の判決公判があった。

裁判所はうちのすぐ近くなのに、わたしは風邪でダウンしていて、判決はお昼のラジオニュースで聞いた。

ずばんと直球、「経済的合理性がない」と断言されている。スゴイ判決です。さらには、県と市に対してあらたな支出をやめるよう命じました。

埋立事業の主な事業主体は国なので、この判決を受けてすぐに埋立が止まるわけではないだろうけれど、司法の場で泡瀬干潟埋立の不当性がはっきりと認められた、画期的な裁判だったといえるでしょう。

強い追い風です。これをどう活かしていくのか、活動の舵取りが難しい局面でもあります。

これまでご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます。今後ともアドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。

なお、以下のweb siteに、いくつかの報道機関のニュースをまとめて転載しました。関心のある方はご覧ください。

http://haiyue.cocolog-nifty.com/blog/awase_saiban_20081119.html

キーワード:沖縄県泡瀬干潟、埋立、訴訟、判決公判、住民勝訴

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泡瀬干潟関連のお知らせ <裁判・シンポ・写真展>

◆その1◆ 泡瀬干潟「自然の権利」訴訟 判決公判 

日時:11月19日(水) 午前11時 (事前集会10:30) 
場所:那覇地裁 
報告集会:同日午後7時、沖縄市農民研修センター

詳しくは→ http://www.awase.net/maekawa/hanketu.htm

◆その2◆ シンポジウム  
   「これでいいのか!? 泡瀬干潟埋立」
 

       ~サンゴの生き埋めを中止させよう~

日時:11月23日(日) 午後5時~  
場所:沖縄産業交流センター(泡瀬漁港内、パヤオ隣) 
内容:ラムサール会議参加報告、コンサートほか

地元で泡瀬干潟を見つめているみなさんからの報告だけでなく、日本自然保護協会や日本湿地ネットワークなど、全国ネットで活動している方々からの報告や提言を聞くこともできます!

詳しくは→ http://www.awase.net/maekawa/sinpo081123.htm

◆その3◆ 泡瀬干潟写真展

日時:11月20~25日
場所:沖縄市役所ロビー

ゆたしくウニゲーサビタン。 合掌

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ハゼ・カニ合戦 ~沖縄県豊見城・与根干潟~

与根(よね)は、びっくりするくらい生きものの多い干潟だった。

堤防から干潟におりる。カニ穴がたくさんあるあたりを狙いさだめてしゃがみ込む。そのまましばらくじっとしていると、まず少し離れたところで小さなカニが半身を出して、穴からそっとこちらをうかがう。

小さなカニが警戒を解いて外に出てくる頃、こんどはちょっと大きなカニがやっぱりそっと身を乗り出しはじめる。シオマネキの仲間もいるし、オサガニの仲間もいる。

それと同時に、トビハゼの仲間たちもちらほら姿を現す。

その繰り返しが、だんだん近づいてくる。

どんどん足がしびれてくるけれど、まだまだじっと我慢する。

いつの間にか、視界いっぱいに広がるカニとハゼたち…。

96071209web

息を殺す。いろんな音が聞こえてくる。

カニが餌を食べる音、トビハゼ類がはねる音、泥の中から沸き上がる泡の音…。プチュプチュ、ピチュピチュ、ザワザワ、プツプツ、、、、それはそれはにぎやかだ。

そのうちに、目の前でトビハゼとカニが喧嘩をはじめる。よくみると小競り合いはあちこちで起こっている。でも、喧嘩と言うにはあまりにもユーモラスだ。

トビハゼが頭を振り振り、餌を食べながら遠征をする。体の表面が乾かないように、時々コロリコロリと左右に転がってお肌に水分補給をする。また頭を振り振り夢中で前に進む。いつの間にか立派なシオマネキの縄張りに入っている。

シオマネキは大きなはさみを振り振り追い払おうとする。でも、ハゼの方も負けてはいない。大きな口を開けて威嚇する。そうして、跳ねる。

シオマネキは、ハゼを深追いしない。とにかく、なわばりから出ていってくれさえすればいいのだ。

ハゼはまた放浪を続ける。そしてまた、他のカニの縄張りにはいる。隣接するカニの縄張りの境界に、偶然二匹のハゼが同時に突入する事もある。そうするともう、誰が誰と戦っているのか訳が分からなくなる。

その隙に他のカニがちゃっかり巣穴を失敬、なんて事も起こる。

あぁ、どこにでもこういうヤツっているんだよな、と思わず笑ってしまう。

笑い声を立ててもカニやハゼは逃げないが、笑うと自然に体が動くものだ。こちらの動きが小さければ、カニもハゼも、ハッ! と動作を止めるだけですむのだが、うっかり大きく動いてしまうともうたいへん。カニもハゼも、ババッ! と手近な穴に逃げ込もうとして、大混乱が起こる。

それがおさまると、さっきまでのにぎやかさが夢まぼろしであったかのように、干潟は静かになる。

そうなってから、わたしはやっと、ゆっくり歩き始める。足がしびれてしまって上手く歩けないから、ゆっくりになってしまうのだ。

それでも、あの楽しさを味わいたくて、わたしはたびたびしゃがみ込み、気配を消す。自分が透明人間にでもなったような、あるいはカニやハゼを相手に「だるまさんが転んだ」をしているような、そんな可笑しみ・面白みのせいもあったが、なにより魅力的だったのは、もちろん小さな生きものたちの躍動感あふれる世界だった。どれだけ見ても、何度見ても、見あきることがなかった。

できるなら、今でも見に行きたい。オキシジミとスダレハマグリが豊富にとれた海。たくさんの水鳥が羽を休めに来たという海。

与根干潟のあった場所には今、巨大な墓標のごとき人工島が覆い被さっている。

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※1 与根干潟のアルバムつくりました。こちらからどうぞ。
※2 首里にあるエコショップえころんが発行している「えころん通信」に連載中の「-沖縄、記憶のなかの海-」 、11月号は与根干潟です。著者はわたしの友人ですが、わたしとはまた違った視点で書かれていますので、是非あわせてお読みください。

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与那原浜のこと

沖縄本島東海岸に位置する与那原町。

昔、とても美しい、遠浅の浜がありました。沖縄の浜と言えば、真っ白いビーチを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、それはおもにサンゴのかけらや生物の遺骸がつくった浜。

与那原の浜は、もともと少し黒っぽい浜でした。ゆったりとした弧を描くその浜には、間近に小さな家々が軒を連ねており、どこか郷里の須磨の浜に似ていました。

そこに寄せる息の長い波の音を聞くのが好きでした。

ゆったりとよせては
   ゆったりとひいてゆく
          なみのおと。

950528web

与那原浜の目の前には現在、巨大な埋立地が立ちはだかり、ゆったりと波が寄せていたところはただの排水路になってしまいました。

須磨の浜にも、広島沖で採取されたという砂が入れられ、砂の流出を防ぐために岸から沖に向かって伸びる防波堤がいくつもつくられ、息の長い波の音は聞くことができなくなってしまいました。

人工的な海辺では波が不自然にぶつかり合い、チャプチャプと気ぜわしい音がするばかりで少しも心が落ち着きません。

……どうしてそんなことを思い出したかというと、最近、友人が与那原浜に関するエッセイを書いたからです。那覇市首里にある、すてきなエコショップ「えころん」が月に一度発行している「えころん通信」に掲載されました。

シリーズ、「-沖縄、記憶の中の海- No.1 与那原海岸」。ぜひご一読ください!

※写真は2005年5月28日、与那原浜より撮影。

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月夜の泡瀬干潟散歩

17日の夕方、K江君から集合がかかった。「今夜、泡瀬でイザリ!」

夕方までの雨がウソのようにピタリと止み、イタチさんの運転で月が出ている夜の泡瀬に到着。眠気と興奮とでタガがはずれてしまい、つい大きな声で先に来ていたK江君に呼びかけてしまった。しかし、よく考えてみたら、すでに日付かわって18日。夜中も夜中。真夜中でした。ご近所のみなさん、騒々しくてゴメンなさい。次から気をつけます。

今回集まったメンバーは、古くからの友人N氏、エコショップのU原さん、よく一緒に遊んでいる(?)イタチさん、わたし、それから呼びかけ人で泡瀬の住人、K江君。

私が夜の泡瀬を歩くのは多分3年ぶりくらい。

もう沖には第一期工区の無粋な埋立枠が出来ており、昼間歩くとその壁のような埋立地による閉塞感と工事車両の動き、さらには工事に伴う耳障りな音で気分が相当低下してしまう。しかし、ありがたいことに今のところ工事は午後5時には終了、夜は静かなのだ。しかも暗くて沖の埋立地が見えない。

なかなか気分がいいのだ!

環境が平板化しているのは夜見ても分かるけれど、夜には夜の生物が出てくるわけで、また楽しからずや。

101806

 

腐肉食性のこんなのや、

101821 

アメフラシの仲間、タツナミガイ。(これは20cmくらいあった)

101804

本人(?)はとってもおとなしいんだけど、ニンゲンがうっかり触れてしまうと電撃が走ったように痛むウミケムシの仲間や、

101803  

タコの巣穴もみーっけ。

巣穴の周りに砂が盛り上がって堤のようになっています。こんなのはじめてみました。

101816ちょっと見づらいけど、引き潮に引きずられた海藻と、その基部にあるサンゴ片がつけたらしい軌跡。

しかし軌跡をたどっていくと、陸方面へニョロニョロと20mほども続いていて、潮に引きずられただけでこんな跡が出来たのかどうか、本当のところは謎。

101828かろうじて撮れた干潟から沖縄市方面の夜景。がんばればコンパクトデジカメでも&三脚使わなくても、この程度は撮れるんですね~、びっくり。ISO320で夜景モードです。

海草場を歩くと、蛍のようにほのかに緑色に光る夜光虫が無数に見られてとてもきれいでした。でもそれをコンパクトデジカメで撮るのは無理ってモンです。どうかご自身で夜の干潟を歩いてご覧になってくださいね。

…とはいえ、浚渫航路ができ、埋立地の枠ができてみると、なかなか潮が引かないうえに、上げ潮の時には急激にどっと水が押し寄せてくる感じで、どうも今までとずいぶん勝手が違う。

これまでより慎重に干潟歩きをしなければ。

※泡瀬干潟の写真館へはこちらから。

※“沖縄リーフチェック研究会”のホームページには、拙著「オイシイ泡瀬干潟」というエッセイを掲載いただいております。
 リーフチェック研究会は、沖縄の海辺の現状をサンゴを通して見つめています。そして、研究会のホームページにあるコラム集【サンゴ礁話題いろいろ】には、おもしろくてためになる話題が満載です。ぜひあわせてご覧ください。

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泡瀬干潟でハボウキチェック

友人が主宰している調査に参加。

泡瀬干潟で今年5月頃からほぼ一ヶ月に一回ずつ実施中。干潟に枠を設置し、ハボウキという二枚貝を指標に環境の変化をとらえてみよう、というもの。

が、集合場所の堤防でバイクのエンジンを切った途端、実に耳障りな音が響いてきた。

0915018月には3週間にわたって泡瀬干潟を守る連絡会が座り込みをして、わずかながら工事を遅らせることができたのだが、座り込みを解除すると、これ見よがしに工事車両がドドッと押し寄せ、遅れを取り戻すかのように急ピッチで埋立工事が進んでいるのだ。耳障りな音は、そこから聞こえてくるわけ。実に腹立たしい。

けれども、これだけ干潟に通ってもまだまだ「お初にお目にかかる生きものたち」や、「見慣れた生きものたちの不思議な生態」に出会ったりする。

だから、干潟通いはやめられない!!

091507

メナガオサガニ。脚に貝がくっついている。

091505 

091512カワラガイ

一個体で海藻数種を背負って、まるで小山か小宇宙。

091513

ハボウキ三兄弟。

どういうワケかほぼ等間隔・平行に並んで生えていた。実に単純にわかりやすく、「だんご三兄弟」の歌が頭の中で響く。

しかし、小さなハボウキを見ることがなくなってしまった。新規参入がないと言うことは、今いるハボウキに寿命が来ればどんどん数が減っていく、ということ…

091503少しほっとしたのは、今年もイソスギナがかわいらしい芽を出して干潟の表面を緑で覆い始めていたことだ。海の中も、確実に季節が移っている。例年よりちょっと早い気もするけれど、旧暦に照らせばたぶんこんなものだろう(ちなみに今日は、旧暦8月16日)。

泡瀬に色彩が戻ってきた。

↑ 「ハボウキチェック」の最中に撮影。生きているハボウキの殻を足がかりにイソスギナが芽吹いている。札はハボウキを数えやすいよう一時的にさしたもの。チェックがおわればすぐにとりのぞく。

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『泡瀬干潟を守ろう!喜納昌吉トーク&ライブ』 9月14日

えー、お知らせが遅くなってしまいました。

沖縄が誇るビッグアーティスト、喜納昌吉さんが泡瀬干潟のためにコンサートを開いてくださることになりました!!

 詳しくはこちらから

■泡瀬干潟を守ろう!喜納昌吉トーク&ライブ』■
日時:2008年9月14日(日)16:00開場/17:00開演
場所:沖縄市民会館 中ホール
料金:前売1500円/当日2000円(飲物付)
出演:喜納昌吉、カクマクシャカ、…他(MC:KEN子)
問:泡瀬干潟を守る連絡会 090-5476-6628
★メール予約&問合せ→claphands2@yahoo.co.jp

し、しかも。mixi掲載のKEN子さんのブログによれば、

「台風などお天気の心配もあって前売を買えなかった方もいるとのことで… 」
flair当日お越しの方も含め、全て前売料金で御入場頂けます!!

飲み物付きで
大人1500円
中高大学生1000円
小学生以下無料!

ということになったようです。

喜納昌吉さん以外にも、県内の有名アーティストがゲスト出演する模様。1500円で飲み物付きは絶対お得ですよ!!(笑)

お誘い合わせの上、ぜひお出かけください。 <(_ _)>

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祝・川辺川ダム「いらない」宣言!

先日、大入島関係では怒りを覚えるようなニュースが流れてきましたが、11日には同じ九州から感動的なニュースが耳に飛び込んできました。

熊本県知事が「川辺川ダムはいらない」と表明した由、ラジオの「NHKお昼のニュース」で流れてきたのでした。これを受けて、国も「ダムによらない治水を検討する」と表明しました。

もう何十年も前から建設計画が着々と進められ、あとはダム本体の着工を待つばかり、ダム建設予定地に住んでいらした方々もほとんどは移転がすんだあと、という状態でのことですから、手放しに喜べない人も多いでしょう。

でもこの川でずっと漁を続けてきた方々や、そしてこの川と繋がって生きているすべての生命にとっては、なんて素晴らしいことだろうと思います。「ダムはいらない」と、ねばり強くずっと活動してこられたみなさまに、こころより敬意と祝福をおくりたいと思います。

何より嬉しかったのは、国がごり押ししてきた公共事業であっても、地元が「いりません。」と言い続けていれば、そうして、地方自治体の首長がしっかりしていれば、いつか計画は止まる、という事実の積み重ねです。

そんな例は、これまでにもいくつかあるのです。大切なことは、その工事がほんとうに必要なものなのかどうか、まず自分自身で判断して、その考えを表明していくことだと思います。

沖縄では、基地関係の交付金が中央からジャブジャブおりてくるために、ほかの地域よりもものすごく公共事業が多いのです。

その護岸、その人工ビーチ、その埋立地、その林道、その軍事基地、etc, etc… 本当に必要ですか? ほかの誰かにとってではなく、あなた自身にとって。

「○×が欲しい!」と言う声は、「いらない!」と言う声に較べて大きくなりがちです。どうか、勇気を持って「いらない!」と言ってみてください。そうすれば、案外「いらない」と思っている人が多いことに気づいたりするものです。

蒲島熊本県知事の発言のうち、もっとも感動的な部分をここに引用します。関連記事や知事の発言全文は下記のリンクよりご覧ください。

=======================引用開始===========================
そもそも治水とは、流域住民の生命・財産を守ることを目的としています。しかし、守るべきものはそれだけでしょうか。(中略)私たちは、「生命・財産を守る」というとき、財産を「個人の家や持ち物、公共の建物や設備」ととらえがちです。しかし、(中略)人吉・球磨地域に生きる人々にとっては、球磨川そのものが、かけがえのない財産であり、守るべき「宝」なのではないかと思うに至ったのです。
======================引用ここまで==========================

◆<川辺川ダム>政府、現行計画を中止へ…新たな治水検討
      2008年9月12日(金)2時39分配信 毎日新聞の記事はこちらから

◆「川辺川ダム」白紙撤回求める熊本知事発言要旨
  2008年9月11日asahi.comの記事はこちらから

  なお、全文は熊本県のホームページからご覧になれます。

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大入島のこと

「佐伯・大入島埋め立て訴訟:「自家消費、漁業でない」 
                                    磯草権、2審も認めず /大分」

<毎日新聞 2008年9月9日 地方版> 記事本文はこちらから

大分県佐伯市大入島(おおにゅうじま)のことは、何年か前から気になっています。

よその港湾工事を含む公共事業の残土処理のために、豊かな海が埋め立てられようとしている点が、泡瀬の埋立と共通するからです。地元の人々にはまったく歓迎されていない工事なのに、行政は「公共性」を前面に押し出し、「佐伯港[大入島東地区]港湾環境整備事業」などという耳触りのよい事業名を掲げ、ごり押しを続けています。

憲法には
第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

と、明記されています。

自らの暮らす海を命がけで守ろうとする島民たちによる抗議行動や裁判での訴えは胸を打ちます。しかし、裁判所までもが、住民が地元の海で毎日のおかずをとることを、権利として認めません。

なぜだろう?

海に寄り添って暮らしてきた人々の多くは、海へ行って潮風に吹かれると、少しの体調不良はたちどころによくなると言っているし、毎日の食卓に自らのとってきた魚貝類をのせるのは当然で、それが健康に繋がっているとも感じている。

海へ出て魚や貝をとるのは楽しい。しかも、けっこうな運動量になる。おかずが海でとれれば、その分のお金を食費以外の文化的な活動に使えるかも知れない。行政から見れば、人々が健康に暮らせることは、医療費の削減に一役買っているかも知れない。

でも海が埋め立てられてしまったら、毎日海へ出ていた人がいきなり公園でウォーキングに励み「健康維持」に努めるとは思えない。さらに、これまでただで得られた良質のタンパク質を、今度は買わなければならない。しかも今時、買ったものが安全かどうかなんて、本当のところわからないのだ。

泡瀬について言えば、この海で貝類をとり続けていたのはほとんどが年金暮らしのお年寄りたちだ。ギリギリの生活費をやりくりして、海で健康と食料を同時に確保してきた。その海が突然埋め立てられたら? 「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」は侵害されると言わざるを得ない。

実際の所、顔なじみのあるおばぁは、泡瀬で埋立工事がはじまって以来、工事現場を見ると悲しくなるからと言って海へ行く気をなくしてしまい、すっかり足腰が弱って病気がちになってしまった。

しかし、漁業補償は現在、一般に「漁業組合」に対して支払われる。その中での分配は組合に任されるので、極端な話、組合の成員でさえあれば、実際に漁をしていなくても補償金がもらえる、と言ったこういったケースも存在するらしい。

一方、自家消費用に毎日魚貝類を採捕してきた人々に対しては何の補償もない。しかも埋立をやめるように訴えを起こす権利さえ「直接の利害関係者ではない」として認められないことも多い。

「お金」が介在しなければ、そこに実際に存在している生業活動が認められないなんて、社会全体のシステムとしてあまりに貧しく不公平ではないか。

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泡瀬座り込み成功集会

夕方6時から座り込み現場で「成功集会」が開かれました。

わたしが到着したのは6時ちょっと過ぎでしたが、平日の夕方にも関らずすでに50名近くが集まっていて、ちょっと早めに帰る人や遅れてきた人など多少の入れ替わりがあったので、参加延べ人数は多分70名以上(?)になっていたと思います。

座り込み集会が盛況な一方、事業者の方も大集合していて、青い制服の総合事務局や警備のみなさん、道路を渡った木陰には沖縄市の東部海浜開発局の面々らしきみなさんの姿も。ご苦労様です(笑)

残念ながらわたしは7時前に帰ったのですが、集会はまだまだつづきそうな雰囲気でした。

あらためまして、様々な形でご支援・ご声援くださったみなさまに感謝申し上げます。これからも引き続き泡瀬問題にご注目ください!

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8月25日、朝7時半。

NHK総合の番組『おはよう日本』で、特集「泡瀬干潟のサンゴ」が放映されるそうです。どうぞご覧ください!

うちにはテレビがないので、後日誰かに録画したのを見せてもらおーっと。

期待してます、「琉球メダカ」くん! 録画、よろしく~!!

※先日、放映日を26日と書いてしまいましたが間違いでした。お詫びして訂正します。ごめんなさい。<(_ _)>

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今日の泡瀬~座り込み日記~

まずはお知らせ。

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8月25日(月) 午後6時~7時、「座り込み成功集会」を開催!!
場所は、いま座り込みをしている仮設橋梁入口。
できるだけたくさんの人に参加してもらえることを願っています。

集会座り込みの経過や成果、今後の課題などについて、
くわしくは「泡瀬干潟を守る連絡会」HPをご参照ください。

【※21日追記】集会のあと、テントや展示してあるパネルを撤収し、
今のスタイルでの「座り込み」は解除することになりました。

座り込みに駆けつけてくださったみなさま、ご支援・ご声援くださったみなさま、ほんとうにありがとうございます!! これからもこの問題について関心を持ち続けてくださるととても嬉しいです。

詳しくは→「座り込み成功集会

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さて、今日の報告。

午前9時頃、泡瀬の座り込み現場着。K川さんが一人で座っていました。

いい天気で暑い。天気が良すぎて大気が不安定。通り雨が2回。風向きが良くて、今日は喉を痛めずにすみました。わたしがおいとました午後1時半までの間に座り込みをしていた人数は、自分を含めて最大4名、最小2名。

ちょっと様子を見に来て帰って行く座り込み常連のオジサン。散歩がてら立ち寄って声援&カンパをくださる近所のおばさん。

あいまにK川さんとユンタク。それから本を読んだり、手紙を書いたり、ギターを弾いたり。 しかも、海辺だよ!? 潮が引いて徐々に干潟があらわれるのを眺め、シギチドリたちが干潟に舞い降りるのを観察し、あぁ、夏休みの贅沢なひととき…、って感じ???

11時ごろ、T原氏とH氏参上。 座り込み人数、一気に倍に!! 

国のサンゴ保護策のいい加減さに熱弁を振るうH氏。いや、ホントにそう思いますよ。チマチマ植える横でドッカーンと生き埋めなんだから。矛盾だらけで理解不能です。

一方のT原さんはスキューバ・ダイビングをするのだけれど、最近耳抜きがしづらくなったとこぼす。62、3歳までは大丈夫だったけど、歳には勝てないって…。今おいくつなんだろう?

そうこうするうちにお昼休みの時間。座り込みの一番近くで仕事をなさっている交通誘導のお二人は、座り込みをしている私たちに会釈して、「じゃぁ、(昼の休憩に)行ってきます…」。

082002仮設橋梁の入口で警備をしているお二人も、こちらに目配せ&ジェスチャーで「では、お昼の休憩にはいります」って伝えてくる。警備員さんの休憩はしかし、テントの日陰に入ってお弁当を使うのがやっとなんですね。キビシイ仕事です。

でも警備員さんの一人はお茶目で、「わたしが休憩中、これがかわりに警備します」って、笑いながらこれまた指をさしジェスチャー。

そこにはオレンジ色の救命胴衣と警備員さんの帽子をかぶせてもらったスクーター君が…。 お、おかしい!! 

交通誘導や警備のみなさんにとっては、本来「座り込み」なんて邪魔な存在なんだろうけど、毎日同じところで顔を合わせているうちに、お互い何となく連帯感(もしくは親近感?)みたいなものが生まれている。人間味があって、味わい深くて、緩くて、ヨロシイ! 

午後1時頃、T原さんが帰り、わたしも1時半頃には放送大学へ向かったので、またまた座り込みテントは2名になってしまいました。でも、いつも午後の方が人が来ると言うから、あのあとはきっとまた人数が増えたことでしょう。 オシマイ。

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荒廃していく泡瀬の海草場

写真の整理をしています。

それで、掲載するのを忘れていた泡瀬の写真が出てきました。

00506上の写真は、2000年5月6日撮影。

大規模な海草の移植実験が行われた場所ですが、偶然、実験前に撮影してあったものです。 もちろん、埋立工事もはじまっていません。

 

海草や海藻の生えた湿地帯が遙か彼方までうねうねと続いている様子が分かります。

080109000506_2 下の写真は、2008年8月1日、上の写真とほぼ同じ場所で撮影。

季節が違うので単純に比較はできないかもしれません。

それにしても、見事に何にもなくなってしまいました。このあたり、以前なら夏場でもフカフカの海草場だったのに。

そうして、以前は真夏でも海草場を歩けばあまり暑くはありませんでした。なぜなら海草場の底からはひんやりとした水が浸み出していたので、海草場に限っては潮だまりが熱水になることはなかったのです。おかげで海草と混生していたサンゴも白化をまぬがれていたのでしょう。

そうした水の浸み出しは、サンゴだけでなく、海草や小魚や貝や、その他たくさんの生きものたちの「オアシス」だったに違いありません(泡瀬干潟の海底から、周辺の海水より塩分の低い水の浸み出しがあったことは、湧水の研究者が確認しています)。

しかし、今年はどこを歩いても風呂並に熱くなっています。

もしかしたら干潟の縁辺部にできた浚渫航路が水脈の一部を切ってしまったのかも知れません。原因はともかく、水の浸み出しがほとんどなくなってしまったのは確かなことのようです。

原因を探るのは難しいですが、「オアシス」が無くなるとどうなるかは、残念ながら想像に難くありません。

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泡瀬・座り込み、16日の報告。

16日も、19時前頃から座り込み現場をのぞいてきました。

今日は、お散歩のついでに立ち寄ってくださった方、ずっと気になっていて、やっと駆けつけることができましたとカンパをくださった方、車で通りがかりにサーターアンダーギーを差し入れてくださる方などなど、人の波が途切れませんでした。座り込みの人数は、夜8時頃が一番少なくて3~4名。そして、夜10時頃には8名いました。なんというか、さすが宵っ張りのウチナーンチュ!(笑)

あたりが暗くなると十六夜の月が昇ってきました。海面に黄金の道ができて月まで渡ってゆけそうです。

081608そしてとっぷりと日が暮れた頃、座り込み現場では野外上映会が始まりました。座り込みをはじめたばかりの何日かは、同じように上映会をしていたそうですが、その後しばらく雨降りが続いてできなかったのだそうです。なんだか、良いときに来たな! 

風に吹かれて時々ふわりと動くスクリーンに映し出される映像を見るなんて、昔なつかし昭和のかおりがするミニ・イベントでなかなか楽しい。でもメディアはDVD、機材はパソコン+プロジェクター。ハイテクなのだ(笑)。

最初に見たのは、去年度一年間にわたって月に一度、NHK沖縄放送局が放映していた泡瀬特集。河野カメラマン、入魂の作品! わたしも見たことがなかった、水中の泡瀬干潟の魅力的な世界をかいま見ることができました。まだ見たことがない方は、こちらのサイトからご覧になれます。ぜひチェックを!!

8月26日からは、やはりNHK総合の朝の番組「おはよう日本」で、泡瀬干潟特集が3回シリーズで放映されるそうです。撮影はやっぱり河野カメラマン。きっとまた泡瀬の生きものたちの素敵な映像を見せてくれることでしょう。…あ、放映日は25日からという噂(?)もあるようです。またはっきりしたらブログに掲載します。

座り込みに話を戻すと、わたしは排ガスで喉が痛くなってきたので、ちょうど「特集・泡瀬干潟」を見終わった22:30でおいとましました。でも、そのあともまだまだ上映会は続いていました。わたしが帰ったあとは、映画を見ていたはずです。

「天気が良ければ、これからは毎日上映会しようかな~」、と言う話でしたから、夜顔を出せる人は、ちょっとのぞいてみると楽しいかも知れません。

そうそう、大事な話。

連絡会は15日付けで、テントなどを撤去するよう沖縄市役所から「警告書」を受け取った由。詳しくは泡瀬干潟を守る連絡会のホームページを参照してください。

このあと、「命令書」が来ても居座った場合、沖縄市は連絡会を告訴することもできるそうです。

「で、次は『命令書』が来るの?」という連絡会からの質問に、沖縄市の職員は、
「そうならないように願っているのですが、『再警告』を出す可能性はありますねぇ」と、答えたそうだ。

今後の対応については、連絡会の幹事会で決めるらしい。

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駆けつけてくださったみなさまに感謝。~泡瀬座り込み~

座り込みに参加しているみなさま、お疲れさまです! 

なかでも、このブログを見て14日の早朝から駆けつけてくださった方々、本当に本当にありがとうございました。 (^o^)/~~~

自分で「7:30集合!」と、書いたのに、その時間、私はまだ那覇の家にいました。ごめんなさい。 081401

※写真は、仮設橋梁にズラリと並んだ車の列。ほとんどが総合事務局関係者の車だった模様!?

原付飛ばして約1時間(法定速度は守ってます)。

9時頃現場に着いたら、「2台動かす予定」だった重機のうち、すでに1台は埋立地の外に出たあと。そして座り込みのテントでは、残る1台が来るのを待ちながら、みんなで甲子園の浦添商業の試合をテレビ観戦しているところでした。 妙にのどか~。

でも結局、残り1台はエンジンがかからなくて、今日外へ出すのはあきらめたそうです。( それも黙って帰ろうとする業者さんをK川さんが呼び止めてやっと聞き出したのでした。工事の業者さん!ちゃんと一言、声かけしてから帰りましょうよ。こちらはみなさんの要請に応えて待機していたんだから!!)

それで、あらためて横断幕を設置しなおしたり、テントを定位置に戻したりしているところへ今度は沖縄市役所の方がやってきました。

081404座り込みをしている場所は市の所有地なので、連絡会は使用許可を求める文書を提出していました。その回答を届けにきたのです。

結果は「不許可」でした。

でも、現段階ではただの「通知」なので、立ち退く必要はないそうです。
このあと必要であれば、市は「警告」→「命令」と、段階をあげて文書を持ってくるはずですが、しばらくは大丈夫だろう、ということです。

なぜなら今日の「通知」を受けて、連絡会のM川さんは市側にあらためて宿題(?)を出しました。

ざっくりと概要を書くと、以下の2点です。

1。どうしてこの場所を使用してはいけないのかを、誰にでも理解できるように
  わかりやすく説明してください
2。同じ場所を総合事務局が埋立工事関連でほとんど独占的に使用してきた
  根拠を提示してください

(※もっと詳しく知りたい方は、リーフチェッカー‘さめ’さんの「泡瀬干潟現場からのお願い、経過説明」をご参照ください。)

これらに回答するでは、市側も「警告」を出せないのではないかと思います。 まぁ、油断はできませんが。

そうそう、今日は文書を持ってきた市の職員以外にも、朝早くから数名の市職員が道路を挟んだ反対側の木陰でこちらの様子を見守っていました。K川さんがいつもの笑顔で話しかけて聞き出したところによると、

「連絡会のブログで集合がかかっていたので…、今日、何かあるんですか!?」と。

沖縄市役所東部海浜開発局の方々だったそうです。東部海浜開発というのは、泡瀬の埋立関連事業の、沖縄市役所での呼び名です。それにしても「連絡会のブログ」って…!? もしや、このブログも見に来てくれてるのかな?(笑) 

沖縄市役所の方、見てますか~! 今日は張り込み、お疲れさまでした!!!

で、まぁ座り込みの人数もそこそこ集まったことだし(10名以上いたかな?)昼から用があった私は、遅刻したうえに早退してきたのでした。「できる範囲で、できること。」あはは。

そんなわけで、わかる範囲でのせめてものご報告でした。

蛇足ながら…、今日は連絡会のオジサンたちだけではなく、若い人がたくさん座り込みに来ていたので、運動の広がりを感じて嬉しかったし、また安心もしました。「連絡会」が立ち上がる前、わたしたちが前面に出て総合事務局と対峙していた頃には、泡瀬の埋立問題について知っている人はほんのわずかでしたから…。

連絡会のみなさんのねばり強い活動に、あらためて感謝と敬意を表したいと思います。

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泡瀬の座り込み、追記。

泡瀬の埋立は人工島形式で、工事は沖の区画からはじまっている。

陸地から埋立区域へは仮設橋梁一本で繋がるのみで、橋を封鎖すれば陸からのアクセスは断たれる。そこで「泡瀬干潟を守る連絡会」は、8月4日早朝、ついに埋立工事阻止のための座り込みを始めたのでした。

干潟の生物をかたどった素敵なオブジェやテントなどで橋の入口を封鎖。「国際サンゴ礁年」を意識して、白化現象も免れ健全な状態で残されてきた泡瀬で「生きたサンゴを埋めるのは犯罪」と大書したカラフルな横断幕も設置してある。

座り込みをはじめた4日午前には、事業主体である沖縄総合事務局や警察もやってきて、一時は騒然としたらしい。しかし、連絡会が「占拠」しているのは市道と橋を結ぶ「市有地」で、国にも警察にも彼らを排除する法的根拠がなかった。

また、市からは道路法に基づきテントなどを撤去するよう通知があったが、この場所は「道路」でもないため、座り込みは続いている、というわけ。

昨日のブログに書いたように、私も8月12日、座り込みの現場へ行ってみた。よく見るとテントやオブジェは「市有地」の空間いっぱいに展開しているのではなく、乗用車が通れるだけの隙間があって、時おり工事関係者が車で出入りする。

「作業員の出入りを止めると威力業務妨害に抵触するおそれがあるから、完全封鎖はできていないんだけどさ。資材を積んだトラックなんかは阻止しているわけよ。」

と、連絡会の小橋川さんがちょっと照れ笑いをしながら教えてくれた。

資材搬入が止まった今も、ストックしてあった資材だけで工事は進んでいるらしい。双眼鏡で覗くと確かに工事車両は作業しているし、作業員も悠々と私たちの横を通り過ぎる。座り込みをしている私としては、ちょっと複雑な心境である。しかも、国は近々資材や工事車両の海上輸送をはじめるという。またしても税金の無駄遣いである。

そして午後5時頃になると、一日の仕事を終えた作業員らの乗った車がまたしても座り込みの横を通過する。中には、こちらの会釈ににこやかに応えてくださる年輩の方の姿もある。小橋川さんも、通り過ぎる作業員らににこやかに声をかける。

「盆は休みですか?」「はい!」

さらに小橋川さんは、私たちのテントに張り付くように立っている警備兼交通整理のお二人にも声をかける。「お疲れさん!」

座り込みを初めて一週間以上。双方顔なじみになって、なごやかな一面も見られるようになっていた。ずっとピリピリしていてもシンドイさぁねぇ。

このあたりの緩さ加減がオキナワらしくてとってもいいなぁ~…、なんて思いながら、橋の入口の門が総合事務局の雇った警備員によって閉じられたところで私は帰ってきたのでした。

          081216

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14日朝7:30、泡瀬座り込み現場に集合!

Photo今日初めて座り込みに参加してきました。

お盆前の平日だったためか、常駐していたのは「泡瀬干潟を守る連絡会」の主要メンバー(オジサン)数名のみ。メンバーの一人、Mさんは疲れて寝ていたヨ。毎日同じメンバーが座り込みしていて、かなり辛そうだ。

081203そうそう、時々差し入れの方が見えていたけど、みんな笑顔の素敵な若い女性。何だか不思議。

ところで今日、共同代表の小橋川さんから聞いた話。

「14日、埋立地から工事車両の一部を撤去したいので、資材トラックの封鎖をおこなっているテントを移動して欲しい」
081205と工事を請け負っている業者から連絡があったそうだ。

小橋川さんは、「いざとなったら業者の側にも移動を手伝って貰う」、と話していたけれど、市民活動が手薄になる盆暮れをねらって何かやらかすのは、開発側の常套手段。こちらの数が多いに越したことはない。

081206でも、朝早いんだわ。車両の移動は8時から9時におこないたい旨、伝えられているので、

「できれば7:30には現地に集合してほしい」 とのことです。

とくに沖縄市付近のみなさん。数で勝負!
泡瀬のために何かしたいけど、どうしたらいいんだ?
081214と思っているアナタ!今がチャンス!!

あなたがそこにいるだけで十分役に立ちます。

8月14日朝7:30、泡瀬の座り込み現場に集合。
お願い、おねがい。

これが仮設橋梁。
遙か向こうに埋立工事の現場がある。

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泡瀬、昨日から座り込み開始!

泡瀬でもついに座り込みがはじまりました。

泡瀬の埋立工事は、これまで春~夏は一時中断していました。レッドデータブック記載種である「トカゲハゼ」の繁殖期にあたるため、影響が出る可能性があるとの理由からで下。

しかし、今年はついに埋立地を囲む護岸が完成し、「護岸の内側の工事なら影響がない」として、トカゲハゼの繁殖期にも工事は続けられていました。

8月からはより環境負荷の大きい護岸外側の工事がはじまるため、泡瀬干潟を守る連絡会は、工事車両の出入りする橋梁入り口で8月4日から座り込みを始めました。


●沖縄タイムス記事
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200808041700_07.html

●琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-134875-storytopic-1.html

以下、現地で座り込みをしている桑江直哉さんの臨場感あふれるメールから一部引用します(写真も桑江さん)。

====================<ここから引用>==============================

>   今日も、朝5時から連絡会のみなさんと泡瀬干潟の仮設橋梁前に
>   バリケードを作って、埋め立て阻止行動していました!
>   (中略)

        080401_2

>   工事関係者はもちろん・国の職員・県の職員・市の職員!総動員!
>   警察・公安も来て!

>   うゎあ・・・大変だ! と思ったら・・

        080402


>   弁護士が来て、「君たち法律的に今のところ問題ない!」


>   えっ   ウソ・・・

>   こんなけやって!
>
>
>   バリケード作ったところが市有地で、東門市長の退去命令がないと
>  退去しないでいいことに!


>   強制退去することなく、バリケード続行中!



>   お陰で・・・今日から泊まり込み・・
>
>
>  面白いけど・・・大変です・・(後略)

       080403

=======================<引用ここまで>========================

辺野古でも高江でも座り込みは続いているそうです。座り込みをしているのは、決して過激な人たちではありません。みんな、穏やかな普通の暮らしをしてきた人々です。

ただ共通するのは、自分たちが自然の恵みによって生かされているということを、実感として持っているというコトだけです。ちょっとだけ、ほかの人たちよりも自然環境とニンゲンとの関わりについて、感覚がするどかっただけのこと。

これまで連絡会のみなさんは、事業者に対して何度となく言葉を尽くしてこの海の大切さを説いてきたのです。でも、事業者サイドは少しも耳を傾けてはくれなかった、その結果としての止むに止まれぬ行動であることをご理解の上、どうぞご支援ください。あるいは温かく見守ってください。

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諫早湾干拓訴訟、国が控訴。

「諫早湾開門調査の緊急署名」にご協力くださったみなさま、ありがとうございました。

よみがえれ!有明海!!』でも書きましたが、諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)の潮受け堤防排水門開門を国に命じた佐賀地裁判決をめぐり、国は結局昨日付けで控訴しました。

この間、ブログには掲載しませんでしたが、様々な動きがありました。主だったものを書き出すと

・原告のみなさんの必死の訴えかけ(遠くはG8の会場や東京でも)。
・有明海沿岸の福岡・熊本・佐賀各県知事が佐賀地裁の判決を支持。
・法務大臣も「有明海の自然環境再生には開門調査が必要」として控訴に否定的な態度を示していた(国に利害がおよぶ訴訟の場合、被告が一省庁であっても、控訴するかなどの対応についてはいくつかの関係省庁をまじえて検討するらしい)。

などなど。いやいや、書ききれないくらいたくさんの動きがあったんですよ。そんな状況にも関らず、農水省は控訴したわけです。と、同時に「開門したときの影響について調査をはじめる」と言ったようですが、これはつまり開門しないまま調査をするわけです。また無用にアセス会社に税金がわたるだけかもしれません。調査の結果、「やっぱり開門しない」といいかねませんから。

堤防を造ったり海を埋めたりするのはイケイケドンドンで、堤防の開門についてはどうしてそんなに慎重なんでしょう?

今現在、潮受け堤防内の調整池の水は農業用には使われていないそうです。それどころか水質が悪くて農業用水には不適、毒性の強いアオコが大発生していて人や家畜にも悪影響があるほどなんだそうです。アオコの問題を解決するには海の潮を入れるのが一番といわれているなか、農水省が開門を拒む理由がさっぱりわからない。農業も水産業もいじめていませんか?

結局、金とメンツの問題なんでしょうか。

なお、先に紹介したネット署名はまだ続けているようです。よろしければ一筆お願いします(ネット署名はこちらから。署名のしかたも書いてあります)。

970525写真は1997年5月25日。諫早湾の堤防が閉めきられてから40日余り。

乾燥化が進みひび割れた干潟に花を捧げたのは少女であろうか。「いままでありがとう」「えりか」と、つたない字で書き添えてあった。

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泡瀬で調査。

仲間たちと泡瀬で待ち合わせ。今日は、干潟で調査。同行者は当ブログにたびたび登場しているマッチョのK江君と貝博士N君。調査の目的は、海草場でもっとも目立つハボウキという二枚貝を指標に、環境の変化を明らかにすること。

埋立工事の事業者は、「工事の影響は出ていない」と言い張っているらしいが、どこを見ているのか理解に苦しむ。

海藻が枯れて底質があらわになった干潟は色彩が失われ、驚くほど単調になってしまった。以前なら海藻が枯れても海草(うみくさ)が青々と茂り、その根元は上等の絨毯を踏むようにフカフカで、葉上には無数の微小貝が、葉の隙間には小魚たちが群れ、多くの生きものがひっそりと息を潜める夏の炎天下であっても、そこここに命の気配というものが感じられた。しかし、小さな命たちの拠り所であった海草が、壊滅的に減少している。

ふと、映画「もののけ姫」の一場面を連想した。様々な命の輝く森で、シシ神様の首が落とされるや、すべての命が失われ黒い世界へと変化して行くおそろしげな場面。あれと同じことが、泡瀬の干潟で繰り広げられていた。

仲間たちがいなければ、呆然と立ちつくしていたかも知れなかった。でも春先に、海藻類が繁茂しすぎている干潟を見て、現状を予想していたから驚きはしなかった。
…そう、以前にも似たようなことがあったのだ。海草の大規模移植実験がおこなわれ、荒れ果てた干潟に春がめぐってきた時、干潟にはいつもより多くの海藻類が海草場の受けた傷を覆い隠すように生い茂っていた。

移植実験によって壊滅したのはもともと豊かな海草場だった。人為的に攪乱された環境に耐えきれず死んでしまったたくさんの貝殻が無数に散らばっていた。これらの命はなぜ殺されなければならなかったのか、そのことについて悲しみ、人類という同族のおこなった虐殺に対する怒りとそれを止められなかった悔しさ、それから生きものたちへの申し訳なさと、様々の思いで胸がいっぱいになり、目の前が涙で曇ったまま干潟をさまよい歩いたのはもう6年も前のことだった。

今回は、あの時よりもさらに決定的に色彩がなくなっていた。悲しかったが、涙は出なかった。「モウ、ナミダモカレハテタ」と、心の中でつぶやいた。

思えばあの時は独りで歩いていたが、今は仲間がいる。干潟の環境はあの時よりもずっと悪いが、人々の関心はずっとたくさん集まっている。干潟の環境は悪くなったが、わたしの周りの状況はあの時より良くなっている。

そして、こんなに荒れた干潟でも、ハボウキはけっこうな密度で生息している。「マダ生キテイルヨ。」「ケンメイニ生キテイルヨ。」

しかし、ある時を境に彼らもおそらくは次々と姿を消して行くだろう。実は、ハボウキの仲間で儚げな殻を持つ“イワカワハゴロモ”という二枚貝は、もうずいぶん前から目にしていない。さらに言えば、このところ小さなハボウキも目にしていない。

ハボウキたちが消えて行く境がいつなのかは、誰にもわからない。次の調査までの一ヶ月かも知れないし、1~2年くらいは猶予があるのかも知れない。いずれにしても、「このままでは」確実にその日がやってきて、わたしはまたしても決定的な破壊の場面を目撃することになるだろう。

消えてほしいのはハボウキではなく、ハボウキを追いつめている埋立事業であることは言うまでもない。

070501

ハボウキを指標とした環境調査の様子。

生きているハボウキの近くには白地に赤の札を、靭帯がついている新鮮な二枚貝の死殻には 赤や黄色の札を立て、数えるときの目印とした。

N君とK江君が前回までの調査で編み出した方法。

写真提供:K江君。

※泡瀬の写真はこちらから。

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ネット署名の手順【諫早湾開門の緊急署名】

昨日アップした

『署名のお願い。「開け、水門!」~有明・諫早から~』

で、ご紹介したネット署名。

操作がわかりにくいと言うことで、署名の主催者からフォローがありました。ここに転載しておきます。

重ねて署名へのご協力をお願いいたします。 <(_ _)>  by みずま

===================<転載開始>==============================

みなさま

諫早湾開門の緊急署名にご協力いただきまして、ありがとうございます。

オンライン署名サイト「署名TV」での入力が上手くいかない、分からないと
いうお問い合わせを何人かの方からいただきました。このサイトはまだスター
トしたばかりで、サイトの構成や説明文などに分かりにくいところがあるよう
です。以下の手順で操作をしていただければ、数分で入力が完了するはずです
ので、よろしくお願いいたします。

1)以下のURLにアクセスしてください。(諫早開門署名のURL)
http://www.shomei.tv/project-69.html

2)ページ中程の「お名前」の欄に氏名を入力してください。
  【注意】欄の上にある「ログイン」「会員登録」はクリック不要です。

3)ウェブサイト上での表示を匿名にしたい方は「表示を匿名にする」の
  ボックスにチェックを入れてください。

4)その下の「情報を記録する」には予めチェックが入っているはずです。
  ここにチェックを入れておくと、このサイトで別の署名をするときに
  氏名等が自動で入力されるようになります。(cookie機能)
  この機能が不要の場合はチェックを外してもかまいません。

5)「利用規約」のリンクをクリックして利用規約をお読みください。
  お忙しい方は省略しても、問題はないと思います(^_^;)

6)利用規約に同意されましたら、そのまま前のページに戻ってください。
  【注意】利用規約の下の「個人として登録」「組織として登録」のボタン
   を押す必要はありません。これはこのサイトの署名記入以外のサービス
   (署名を主催して始めるなど)を使いたい人のための登録ボタンです。

7)前のページは別のウインドウまたはタブに表示されたままになっているは
  ずです。「今すぐ署名する」のボタンをクリックしてください。

8)署名記入ページが開きますので、メールアドレス、住所、コメント等を
  入力してください。
  入力欄の下にある「利用規約」については、5)と同様です。

9)「プレビュー」をクリックして、入力内容を確認してください。

10)入力に間違いがなければ、「この内容で登録する」をクリック、
  入力しなおす場合は「修正する」をクリックすると8)に戻ります。

以上で署名の入力作業は完了です。


******************************************
諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-11-4-205
SYスタジオ内 TEL/FAX 03-3986-6490
http://www.isahaya-higata.net/
******************************************

===================<転載ここまで>============================

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署名のお願い。「開け、水門!」~有明・諫早から~

と、いうわけで昨日に引き続き諫早湾関連です。

・豊かな漁場、有明海の環境回復のために、
・わたしたちの食の安全をまもるために、
・漁業者の暮らしをまもるために、

署名をお願いします。 

「潮受堤防の水門を開けて環境調査をしてください!」 

●インターネット署名
下記アドレスのオンライン署名サイトからネット上で署名できます。
http://www.shomei.tv/project-69.html

●ファックス、郵送による署名もできます。

詳しくは最後に転載する文書をご参照ください。

以下、「諫早干潟緊急救済東京事務所」から送られてきたメールを転載します。

======================================================================

諫早湾開門を求める署名にご協力を!(転載歓迎)

みなさま

 よみがえれ!有明訴訟原告団、有明海漁民・市民ネットワーク、諫早干潟緊急救済本部など6団体は、諫早湾の開門を命じた6月27日の佐賀地裁判決に国が従い、開門調査を実施することを求める要請書への署名を募集しています。

 6月27日に佐賀地裁は、諫早湾干拓事業によって諫早湾周辺の漁業に被害が発生したという漁業者の訴えを認め、潮受け堤防の排水門を開放する開門調査の実施を求める判決を下しました。
 今回の判決は、大規模な公共事業による環境への影響に関して、事業実施以前の状態に近い環境を復元して調査を行い、事業のあり方を再検討すべきだと指摘したもので、日本の環境問題の歴史の中でも画期的なものです。
 農水省は判決を不服として控訴する方針だと報じられていますが、私たちは農水省に対して、控訴は断念し、干拓地での農業と有明海の漁業の両立をめざすためにも、開門調査を早期に実施することを求めています。

 ぜひ多くのみなさんに、この要請に賛同していただき、私たちと一緒に、農林水産大臣に歴史的な英断を求めることを呼びかけます。署名へのご協力をよろしくお願いいたします。

●インターネット署名
 下記アドレスのオンライン署名サイト「署名TV」のホームページからネット上で署名できます。(サイト上での表示は匿名として署名することも可能です。またコメントの書き込みもできます)
http://www.shomei.tv/project-69.html

●ファックス、郵便での署名送付
 以下のアドレスから署名用紙のPDFファイルをダウンロードできます。ファックスや郵便で送付いただく場合にプリントしてお使いください。送付先等は署名用紙に記載してあります。
http://www.isahaya-higata.net/shomei/form2008.pdf

※上記の署名サイトや署名用紙には、諫早湾干拓の問題点や開門調査の重要性 などについての詳しい解説も記載されていますので、ぜひお読みください。
※ホームページ「いさはやひがたネット」でも、関連情報を掲載していますのでご覧ください。
http://www.isahaya-higata.net/

※ご不明な点は下記の諫早干潟緊急救済東京事務所までお問い合わせください。

諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-11-4-205 SYスタジオ内
TEL/FAX 03-3986-6490 E-mail info@isahaya-higata.net

===================<転載ここまで>=============================

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よみがえれ!有明海!!

6月27日、「よみがえれ!有明海訴訟」の勝訴判決が佐賀地方裁判所で言い渡されました。原告にとっては当然の、しかし一方では画期的で感動的な判決でもありました。

ごく簡単に書くと、「諫早湾干拓事業でつくられた潮受け堤防の水門を開門せよ」、というものです。

   9705251997.5.25. 諫早湾 

この歴史的な判決について、弁護団が声明を発表しました。「諫早湾干拓事業潮受堤防開門に関する声明」(以下、「声明」と略す)です。どんなふうに画期的で感動的な判決だったのか、「声明」から一部抜粋して記してみたいと思います。(※『 』内が引用、着色・強調は当ブログ筆者による)

『これまで,我が国においては,公共事業による巨大開発事業は,いったん走り出したら止まらないと批判されてきた。「止まらない公共事業」の典型とされてきた諫早湾干拓事業において事業終了後も実質的な見直しをもとめる開門命令の判決が司法の場において下された。』

判決では、中・長期開門調査を実施しない国の姿勢を、「もはや立証妨害と同視できると言っても過言ではない」と厳しく指摘し、判決確定から3年以内に開門し、以後、5年間にわたって開門を継続することを命じています。

諫早湾の潮受け堤防ができてから、有明海では潮流が弱まり水質が悪化するなどの環境破壊と漁業不振が続き、漁業者は廃業に追い込まれたり自殺者も続出している状況です。そんなギリギリの状態での裁判であり、判決でした。以下、再び「声明」から抜粋。

わたしたちは国に対し,いまこそ立ち止まり,面子にこだわることなく,振り返る勇気をもって,すみやかに開門を実施することを,強く求める。

誰にでも間違いはあります。間違いに気づいたら、それを認め、改めることについて、誰も咎めたり妨げたりはしません。しかし残念なことに、国は控訴する構えを見せています。

おりしも世界的な食料不足や食の安全に関心が集中しているなか、この自給率の低い日本で豊かな水産資源が得られるとわかっている浅海域をみすみす死なせる手はありません。

これは毎日どこかから運ばれてくるたくさんの食物(命)をいただいて生きているわたしたち一人ひとりに関る問題です。しかも「声明」では漁業と農業が両立可能な方法での水門開放を提案しています!!

このブログを読んで何かできないかな!と思ったあなた。現在、関連団体が要請文をまとめている最中で、明日には署名の募集をはじめるそうです。要請文や署名方法がわかり次第、またブログにアップしますので少々お待ちください。

※【6月30日変更】 なお、「声明」の全文はブログに載せるには少々長かったため、必要な方には下記よりダウンロードできるよう変更しました。あしからずご了承ください。

「Isahaya_Seimei.txt」をダウンロード

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泡瀬(あわせ)であそぼ!

2日前、イタチ君から電話が来ました。

「ねぇ、ねぇ、日曜日に泡瀬であそばないー?」
「行く行く!!」
「ほかに友達2、3人誘うかも~。」
「オッケー!」

てなわけで、いつものことながら、誰が集まるのか、何して遊ぶのか、なんにもわからないまま泡瀬に集合。

はじめましてのレイくん(4歳)とレイくんのママも一緒に、まずは泡瀬漁港にある「パヤオ」という直売所兼飯処で昼食を食べる。アーサ汁がなくなっていて、全体的に値段も上がり、ちょっと残念。マッチョのK江君も合流して、いざ干潟へ。

前日はピーカンの殺人的猛烈太陽でしたが、今日は高曇りでちょうど良い海日和。そして、レイくんもイタチ君も泳ぐ気満々。だけど水面は遙か彼方なんだな~。

とりあえずは渚を目指して歩き始める。礫干潟の途中にもいろんな生きものがいるよ。石の隙間からのぞく何種類ものカニたち。石をひっくり返すとくっついている貝の仲間たち。

細かい砂地に入ったら、ミナミコメツキガニにも会えました。

広い砂浜では砂遊びがはじまって…

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ぱっと見なんにもいなさそうな細かい砂も、掘っていくと次々に貝が出てきたりゴカイの巣が見つかったりします。なんだかよくわからない穴もいっぱいあいていて、急に水が吹き出てきたりします。  レイくん、干潟の砂遊びにすっかり夢中!! 

そんなさなか、レイくんのママがふと沖に目をやり、「あの白いものは何ですか?」ときく。レイくん一家は3月に沖縄にやってきたばかりで、泡瀬の埋立のことを知らなかったのだ。

「えー、こんなに良いところなのに、埋めちゃうんですか? もったいない!! 止められないんですか???」

と、レイくんのママ。そうだよね。普通の感覚ならそう思うよね。わたしも止めたいんだけどさ。

「そうそう、それでね、このメンバーとは観察会とか写真展とかの干潟の保全活動を通して知り合ったんだ。」と、イタチ君。そうでした。マッチョのK江君は泡瀬の写真展でちょうど会場係をしていたイタチ君が釣り上げた大物! しかも見た目だけの大物ではないヨ、なんと言っても今やK江君が一番熱心に保全活動しているんだもんね!!

とかなんとか、大人たちがムズカシイ話をはじめてしまったところで今度はレイくん、「泳ぎたい!」。 そうだよ、今日は遊びに来たんだよ。

そして、レイくんはイタチのおじちゃんにすっかりなついて、二人だけであんなに遠くまで行ってしまいました。

          062205

でもまだまだ浅いのだ。ほんとうに、子どもたちと遊ぶにはうってつけの場所!!

一人で来たら、ついつい何かオモシロイものがいないかと歩き回ってしまう干潟ですが、今日はレイくんのおかげでのんびりゆったり白い砂浜でおしゃべりしたり砂を掘ったり…。たまにはこういうのも良いな。

そうこうするうちにも、イタチくんの友達がさらに次々とやってきます。

まずは1歳になったばかりのレンくん一家3名。初めて海に入るというレンくんですが、気持ちがいいらしく積極的に海に浸かって、じっとあたりを観察しています。しばらくすると、パシャパシャと水面をたたいて水の感触や音を楽しんだり、ママからもらったお煎餅をわざわざ海水に浸けてから食べてみたり。うーん、五感で楽しむ泡瀬干潟(笑)

さらに、佐敷からK沢さん。いつのまにやらこども2名、おとな7名の団体様になっていました。

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貝もナマコも拾わずに帰ってきたけど思いがけなく満ち足りた気分です。ちょっと残念だったのは、工事の影響でかなり水が濁ってしまっていたこと。むむむ。。。

でもでも、こういう場所、やっぱり必要だと思いません?

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本日の収穫;カンダバー

051301そういえば、何でカンダバーっていうのかな。甘藷の葉で、カンダバーなんだろうか。

今日の収穫はベニイモのツルです。

051303味噌漬けにしてあったホソスジヒバリ(ヨーゲーとかムール貝とか言われている。先週泡瀬で採ってきたやつ)と一緒に、イリチャー(炒め物)にして食べました。

味噌漬けに入れてあったショウガが貝やカンダバーの匂いを消しつつ、良い風味漬けになっていました。

それにしても、ざる一杯だった葉っぱ、炒めるとこんなにしぼんでしまうんですね。

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泡瀬干潟でシーナさんに会ったのコト。

5月8日、今日の干潮時の潮位は-13cm。海草場の定点観測をしているのですが、4日はあまり引かなかったのでもう一度いかなくっちゃ!

最干潮時間が午後3時近くだったので、午前中はゆっくりと『砂の海』(椎名誠著)を読みました。エッセイはおもしろいけど小説はイマイチ…という作家さんもいる中、シーナさんの書くモノは、エッセイでも紀行文でもSFでも、みんなおもしろく読めてしまうので不思議です。そんなわけで、椎名さんの本はジャンルを問わずかなりたくさん持っています。

早めの昼ご飯を食べて出発! 

12時過ぎに干潟に面する堤防に着き、定位置にバイクを止めました。磯足袋に履き替え、手甲をつけ、サンバイザーにほっかむり。

海・山遊びが好きなのに日に当たると紫外線かぶれすることに気づいたのはちょうど20年前、沖縄に来た年のこと。海山歩きはやめられないから、しっかりと対策するしかない。そんなわけで、できあがりはすっかり「畑仕事をするカアチャン」なのだ。

いざ、干潟へ。

堤防の駐車場ごしに干潟の方を眺めると、早くも干潟からあがってきた人々が見える。今日はこれから潮が引くんですよ~。まぁ、岸辺で遊ぶくらいならもう充分引いているけどね…。と思って見ていると、マイクを掲げてヘッドフォンをしている人、録音機らしきものをチェックしている人、記者風の人、リポーターらしき女性…、何かの取材だな。

その中に知り合いのMさんの姿を発見。干潟を案内してきたらしい。挨拶してから干潟に下りよう。

「こんにちは~!」と、駐車場を突っ切りながらMさんの方へ向かって歩く。通り過ぎようとした車にふと目が止まった。後部の扉を開放し、半身を外に出したまま車の座席に横向きに腰掛けた精悍な男性の姿。

目があったような気がして、こちらにも挨拶。

「こんにちは~!」 

ん???どっかで見たような。

「あ!もしかして、椎名誠さんですか?」

「はい。」

今朝読んだ20年前の紀行文の写真そのままの、いや、むしろ当時よりすこし痩せていらっしゃるぶん、凛として見える椎名誠さんが、9年間通い続けた泡瀬干潟にいる!!!

びっくりしました。シーナさん風に書くとすっかり「逆上」してしまって、まぁつまり、頭に血が上ってというか、そうとう興奮してしまってというのか、いきなり握手を求めてしまったのでした。

たとえて言うなら、遠くからひそかにそっと思いを寄せている相手と四つ辻を曲がったところでいきなり鉢合わせしてしまい、気が動転したはずみに告白してしまった、というような感じかしら。

こんなにドギマギするなんて予想外のことで自分でもびっくりしたわけですが、突然まえふりもなしに握手を求められた方はもっと驚かれたに違いありません。

しかもわたしは磯足袋にほっかむりという、干潟に行くにしてもかなりアヤシイ恰好をしていたのです。

でも椎名さんは快く応じてくださいました。僻地とか辺境とか言われる世界中の厳しい環境のところをあちこち旅してきた人の握手はしかし、意外にもふわりとやさしいものでした。

そのあと干潟を案内してきたMさんを介して、椎名さんと二言三言ことばを交わすことができました。こんな風に言うと失礼かも知れないけれど、物静かなオトナのオトコ、という印象を受けました。そう、オトコなのです。還暦過ぎてるようには見えなかったな~。まだまだバリバリの働き盛り!という感じ。若いのです。

海辺の風に吹かれて、清潔感あふれる白いTシャツと七分丈のズボンがよく似合っておいででした。

椎名さんと取材陣を載せた車は間もなく干潟をあとにしました。それを見送ってから堤防でMさんに聞いた話によると、ラジオの収録だったそうです。

FM沖縄では毎週土曜日の午前11時から、「椎名誠・株式会社のじゅねーラジオ」という番組が放映されています。たぶん、この番組の収録でしょう。残念ながら放映日はわかりません。1~2ヶ月あとになるんだろうな。

一つ残念だったのは、朝出かける準備をしているとき、なぜか読みかけの『砂の海』が頭をよぎったのに、「干潟に本を担いで行っても重いだけよ?」と自分に突っ込みを入れて持って行かなかったことでした。

あの場面で『砂の海』があれば、まちがいなくサインしてもらっていたんだけどなぁ~!! それにしても不思議。ちょっと出かける時間がずれていたら、お会いできなかったわけですから。

椎名さんは泡瀬干潟を気に入ってくださったでしょうか? またどこかでお会いできると嬉しいです。 ありがとうございました。

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泡瀬干潟ほっつきある記

ブログをはじめて一年経ちました~。パチパチパチ♪ こんなに続くと思っていませんでした。

さて、また沖縄市の泡瀬干潟をほっつき歩いてきました。最干潮時間14:50頃で、潮位-13cm。4日は引きが悪かったので、今度こそ! と、意気込んで、12時過ぎに泡瀬の堤防付近に到着。

0508堤防脇にいつの間にかこんな看板が立っていました。

いつ撮影したんでしょうね。第一期工区の埋立枠がすっかりできあがっています。その上、すでにけっこうな面積が埋められていて、のっけからちょっとテンションさがりぎみ…。

でしたが、この直後とても嬉しい驚きがありました。心持ちが変わると見えるものも変わってくるのでしょうか? 4日よりもずいぶん楽しい光景が目に入ってきました。

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命のゆりかご、海草場(うみくさば)。

いろんな魚の赤ちゃんたちが海草の根方にあつまっています。

050811カラッパがお出迎え。

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はじめてシラオガイが歩いているのを見ました。オレンジの線で軌跡をたどってあります。

そういえば以前、韓国のセマングム干潟でシナハマグリが同じように歩いているのを見たことがあります。ずいぶんシンドそうな移動の仕方ですね。

050827 コブヒトデがゴロゴロしています。

大人が手を広げたよりもデカイ!

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ヨウジウオのかくれんぼ。うまく見つけられましたか?

矢印の先にヨウジウオの頭があります。

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しかし、耳障りな音も。工事、再開しました。

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浚渫航路の影響で潮流が速くなったようです。

潮流がもろに当る海草場の縁で、海草が枯れ始めていました。

知念半島の眺望を邪魔する壁は、埋立地の枠です。 

※泡瀬の他の生きものたちの写真はこちらから。

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大浦湾のこと。

本土のみなさん。沖縄県宜野湾市のど真ん中にある米軍の普天間飛行場をご存じですか? 

2004年8月、普天間飛行場に着陸しようとして、となりの大学敷地にヘリコプターが墜落し、炎上した事故は、沖縄県民なら記憶に新しい出来事です。

普天間飛行場が市街地にある危険性はもうずっと前から言われていて、1996年に行われた県民投票の結果に照らしても、県民の希望は「米軍撤退」だったわけです。

しかし日本政府と米軍はとにかく基地を「移設」すると言い張り、なんとジュゴンの棲む美しくも静かな海、名護市辺野古(へのこ)に新しい基地を建設する計画をぶち建てたのでした。

大浦湾というのはその辺野古に隣接する海です。辺野古の基地建設着工が決まれば、作業ヤードとして埋め立てられることになっています。

この海も、多様性・固有性ともに極めて高い海なんですね。なんでよりによって多様性の高い海ばかりねらったように埋立計画があるんでしょうか。そこのところ、くわしく説明して欲しいですね。沖縄総合事務局さん、ならびに防衛省さん?

※大浦湾の写真日記はこちらから。

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名護市大浦湾に行きました。

名護市の東海岸、辺野古にほど近い大浦湾へ仲間たちと行きました。

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干潟から湾奥部を眺める。

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なぜか岩場にいる貝が海草場に。

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しかも、小さいくせにちゃんと殻口ができているので、これは大人です。

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不思議な恰好のカニ発見。

 

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儚くもろいブンブクの殻。

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巨大なイソアワモチ。

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私たちの影に驚いたヒメシオマネキ。よそさまの穴に慌てて駆け込むも、穴が小さすぎて体が入らない…!

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潮干狩りの人がたくさん来ていました。ヒメアサリがとれるそうです。

でも、小さいのは逃がしましょうね。

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泡瀬干潟は今。(異常潮位、浚渫航路、「埋立」)

最干潮時の潮位3cm。潮干狩りにもってこいの大潮の休日。

ひと月ぶりに沖縄市にある泡瀬干潟に行きました。

3月、4月、5月と、海水温は確実にあがっています。今日はついに長靴をやめて、久しぶりに磯足袋で干潟を歩きました。懐かしい足裏の感覚。

砂の干潟、礫(れき)の干潟、石灰岩の岩礁地帯、そして砂州を越え、「西堤防」付近へ。

海草の移植実験が行われた元「海草場」に到着。3月・4月は多くの部分がカゴメノリやアナアオサに覆われていました。今、海藻が枯れて底質があらわになり、その荒廃ぶりがいっそうはっきりとわかります。

茫漠としていて生きものの気配がほとんど消えてしまいました。海草が生えていた頃には、色とりどりの生きものたちがそれぞれにいろんな音を立てていて、にぎやかな海だったのに。

たとえて言うなら、かつてはたくさんの鳥たちがさえずり、山菜や木の実も豊富だった森が、開発のために整地されて、すべてがなくなってしまったのを見るような感じです。

まったくもって何だかなぁ…と、沈んだ心持ちで生物の気配が消えた浅い海を歩いていると、足元で何か動くのが見えました。イカやエビの赤ちゃんが、なぜか何匹も近寄ってくるのです。

「まぁそう気落ちすんなよ、わたしら生まれたときからもう環境だけど、がんばって生きるしかないわけよ」、と、声をかけられた気がしました。

それにしても、最干潮時間なのに潮の引きが悪い。潮位3cmといえばホソスジヒバリがびっしり生えているあたりまで干出するはずでしたが、水没したまま。

3年ほど前から「異常潮位」が目立ち初め、潮時表に書かれている潮位よりあきらかに潮位が高いということがたびたびありましたが、今回もやはり潮位が高いようです。少なく見積もって15cm。たぶんもっと潮位が高かった。

リュウキュウサルボオはホソスジヒバリの多い海草場付近でよく採れます。それをねらって来ているおじさんたちが、膝あたりまで水に浸かってせっせと突き棒を動かしています。

わたしはホソスジヒバリを採ろうと思っていたのですが、カメラを担いでいるため、足元が怪しくなる深みへ入ることができません。それでもすねのあたりまで水に浸かりながら足裏の感覚で貝を探してみました。

3~4cmのホソスジヒバリなら足の裏に触れるのですが、そんな小さいのを採るわけにはいきません。せめて7cmないと…。

仕方がないので再び砂州を越えてソメワケグリやシラオガイの多い海草場へ移動。モズクを採りつつ周りの様子を観察すると、こちらも驚くような変化が。

小型海草類の上にぶちまけたように、白骨化した古いサンゴや貝の破片が散らばっています。大型海草類の部分にも散らばっているのかも知れませんが、こちらはけっこう密生しているので根元の様子がよくわかりません。でも、弱って細かな藻にとりつかれた海草がけっこう見られました。

すぐ沖側を見れば、最近浚渫されたばかりの深い傷がわたしのいる海草場と沖のリーフを分断する形でぱっくりと口を開いて見えます。海草場は水に浸かっていると黒っぽく見えるのですが、突如として深くなっているその部分は、少し白濁したエメラルドグリーンをしていて、余計に悲しく見えます。古い貝の破片は、どうやらそのあたりから流されてきたようです。

浚渫の影響は、上げ潮の速度の早さにも現れていました。

浚渫航路ができる前、上げ潮は遙か干潟の沖の方からじわりじわりとやってきて干上がった海底を少しずつ海にかえしてゆきました。いまは、上げ潮が浚渫航路からダイレクトに干潟域に押し寄せてくるようになり、海は性急に干潟を自分の領域に取り込んで行きます。ぼんやりしていると、あっという間に水深が増していると言うわけです。

潮の周り方が変わって、何だか少し、怖いな、と感じました。

乱暴に掘削された深い溝の影響は、これからも確実に広がって行くことでしょう。

干潟が荒れてゆくと、潮干狩りに来る人々の心も確実に荒れてくるようです。乱獲。小さな貝まで根こそぎです。「どうせ埋められるんだからいいでしょう?」という考え。いとあさまし。

海草の根を断ち切るように熊手でひたすらひっかきまくった跡もすさまじくて、岸に近い海草場が荒廃している一因はこれだろう。

海草場では確かにたくさん貝が採れるけれども、地元の人は海草の根を切るようなやりかたは決してしない。なぜなら、一度根を切ってしまうと海草が枯れて、貝が採れなくなってしまうことを知っているからだ。

海辺で遊んだり自分で採った貝を食べることはぜひたくさんの人に体験してもらいたいことだ。でも、せっかく自然体験しても、貝の性質や地域の特性を理解しないで採れば、一方的な搾取で終わり、たちまち資源枯渇してしまうのだ。

潮干狩りガイドブックなども出ているようだが、地元の人々がどんな風にその海を守ってきたのかということも書き添えて欲しいものだ。

この日の救いは、目障りな重機類が作業現場から撤収されていて、耳障りな音も聴かずにすんだことでした。でも、連休明けにはまたすぐ重機が入るそうです。

2002年10月の着工以来、泡瀬では仮設橋梁や航路浚渫、埋立地の枠づくりといった、実質的な「埋立」のための準備が行われてきたのですが、今度こそ枠の中に土砂を入れて、本格的な「埋立」が始まるそうです。

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干潟の先に突如として現れた浚渫航路(エメラルドグリーンの部分)。その向こうに見えるのがリーフエッジ。

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ウミジグサの上に、死んだサンゴや貝が散らばる。海底に堆積していたものが浚渫で表面に現れ流されてきたのだろう。

※泡瀬干潟写真集へはこちらから。

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アースデイにエゴロジイ

今日はアースデイ。ちきゅーかんきょーについて考える日なんだって。

8年くらい前、アースデイのイベントに呼ばれて初めて耳にした言葉だったのですが、今年はNHKのラジオニュースでも「今日はアースディです」とか言っていてびっくらこきました。世の中「エコブーム」なんだな。どうかブームで終わらせないでください。しかし、「勘違いエコ」や「エコモドキ」が多くて気になったりもするんだが… その話はまたいつか。

アースディは一般的になってきたけど4月14日の「干潟を守る日」はまだまだ知られていないので残念です。

何年か前、「有事法案」が云々されているときに思ったのですが、食糧自給率がこんなに低かったら、「自国の有事」どころか世界のバランスがちょっと崩れただけで日本国民は(わたしも含め)半分が食っていかれなくなるんじゃなのかな? 本気で「有事」に備えるなら、「有事の際のとりきめ」よりも、食糧自給率を上げるのが最優先じゃないかと思いましたね。

干潟は誰でもが手軽に蛋白源を手に入れられる貴重な場所なのに、片っ端から埋めてしまって、国は何を考えておるのかと思うわけですよ(沖縄の埋立事業はみんな国がらみなもんで)。

実際、干潟に行くと、「先の大戦では干潟の貝で命をつないだ」、というおばあさんたちとよく出会うのです。で、「海を埋めるなんて何を考えておるのだぁ!」という思いはますます強く深くなるわけです。今でも採った貝を売ったり晩のおかずにすることで少ない年金を何とかやりくりして暮らしているひとたちはいっぱいいるんですよ。

埋立が進んで貝が採れなくなったところで、この人たちには何の補償もない。

埋め立てたあとの土地の使い道も決まっていないのに、とにかく計画は推進。うまい汁はどっかのメタボオヤジたちに行き、しわよせは社会的弱者に来ると。これって、おかしいんじゃない?

で、いま世界の穀物供給のバランスはちょこっと(かなり?)くずれてきています。食料品価格はジワジワと、しかし確実に上昇し、あんなに安かった車麩も、通常販売価格が去年のバーゲン時の倍以上になってしまいました。本当だよ。

フィリピンでは米価高騰に抗議するデモがあったとのニュースを聞くにつけても、ワシ、この先まともに食べていかれるのかしらん…? と、ちょっと不安になったりします。明日は我が身かも知れないのだ。あちこちに体の不調を抱え、仕事につくこともできず、少ない年金でほそぼそと暮らしているひとたちにとってみれば、この状態はどれほど心細いことだろう。

したがって、「干潟を守る日」に叫び損ねた一言を今こそ叫んでおこう。

「我々の食料庫、泡瀬干潟をこれ以上埋めるなー!!!」 

アースデイに、エコにつながる(?)エゴの叫びでありました。

なお、海は「みんな」のものです。「ヒト」だけのものではありません。たとえ横で埋立工事が進んでいようとも、その海にとどめを刺すような乱獲はつつしむべきだと思っています。念のため。 (水間八重 拝)  

泡瀬干潟の写真はこちらから。

韓国のセマングム干潟の写真はこちらから。

                   

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泡瀬 海草移植実験から6年経って

沖縄県沖縄市に位置する泡瀬干潟では、埋立工事に先立って、埋立区域内に存在する「貴重な」海草群落を埋立地の外に移植するという計画がありました。

泡瀬には広大な海草場がありました。一様にべったりと同じ密度で生えているわけではなくて、海草が濃く生えているところと生えていないところがアメーバ状にゆるゆるとつながって、干潮時に干上がる浅瀬から10mの深場まで大きな広がりをもっていました。

海草の濃いところはこんもりと盛り上がり、そこを歩くと上等の絨毯のようにふわふわしていました。複雑に絡まった海草の根の奥に手を入れると、真夏でもひんやりとした水に触れることができました。実は泡瀬の海草場では、海底からジワジワと水がしみ出していたのです。

海草の生えないところはゴルフ場のバンカーのように窪んでいました。夏や秋はその窪みの砂地があらわで、まさしくバンカーのようでしたが、冬から春にかけては海藻が繁茂する貴重な空間でもありました。

多くの海藻が海草の上に生えないように、他の生きもたちだって、海草が濃く生えているところ、海草の生え際、砂があらわになっているところ、などなど、いろいろと好みがあるわけです。

だから、泡瀬のアメーバー状の海草場というのは、「一面の濃い海草場」より全体として多様な環境を作りだし、生物多様性の高さを支えていたのです。

しかし、お役人というのは小さな生きものたちの視点から環境を見てはくれません。「芝生のように一様に濃いのが上等」と思ったわけです。

そうしてある日、もともとすばらしい環境だった海草場の「窪んで海草が生えていないところ」へ、埋立工事区域内から底質ごと掘り出してきた海草の塊をどかっと持ってきてしまいました。

移植された海草はたまりません。多くは数ヶ月と経たずに枯れてしまいました。一緒に移植されてきた貝などの底生生物たちもほとんど死滅しました。

それだけではありません。移植された塊からは砂がどんどん流出して、もともと生えていた海草の上に覆い被さっていきました。その結果、もとから生えていた海草たちも枯れ果ててしまったのです。

大規模な実験が行われたのは2001年の暮れから2002年の初めにかけてでした。今もその爪痕は残り、海草場は回復していません。春の大潮になると、その記録を撮るために、わたしは泡瀬に通うのです。

010525_2001年5月25日。

移植実験が行われる前の美しい海草場。水面から出ている部分に海草が、水中には海藻が生えている。

この一帯が海草の大規模な移植実験場にされてしまいました。

020401 2002年4月1日。移植されてから数ヶ月経過した海草の移植塊。

干上がることなどない水深10mほどの深場から、重機で約1m四方の塊にえぐり取られて、こんな浅瀬に移植されて来たのです。

環境の激変に耐えかねて、移植された海草はほとんど枯れてしまいました。塊からは砂が流れ出し、元々生えていた海草をも覆ってしまいました。

080407262008年4月7日。

上の写真とほぼ同じところから撮りました。(※とりあえずデジカメ画像をアップしておきます。後日一眼レフで撮ったフィルムが現像できたらそちらを掲載します。)

結局6年経っても、海草はまったく回復していません。そうして、埋立工事は粛々と進んでいます。

「環境に配慮して工事を進めてまいります」というのは大嘘です。役人が環境保全と開発のバランスを考えてくれているなんていうのも幻想です。

もし少しでも公共工事に疑問に感じたならば、どうか自分自身の目で現場を確かめ、頭で考えてください。その工事や開発は「あなたにとって」必要ですか?

※泡瀬の風景や生物の写真は、こちらからご覧になれます。

※同じ日の楽しかった話もあります。こちらからどうぞ。

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【キーワード】海草場 藻場 Sea glass bed 造成 生態系 破壊  

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泡瀬で浜下り(はまうり)

一日早いのですが、泡瀬へ浜下りに行きました。「浜下り(はまうり)」というのは沖縄の行事というか習慣と言うべきか…の一つで、旧暦3月3日に海で貝を採って楽しむこと。

昔は女性が海辺で楽しむ日でしたが、今は家族ぐるみやオジィの姿だって見かけます。浜下り由来の物語を見ると、海に入るのは身を清める意味もあったようですね。

000503山原の森を思い出させるイソスギナの群落を見ながら沖へ向かいます。

 

 

 

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たくさんの人々が貝を採りに来ていました。 

 

  

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石灰岩のくぼみでジャノメアメフラシの子どもたちが団子になっているのを発見。  

040714今年はこの子たちが大発生している模様。よく見るとそこら中にうじゃうじゃしていました。

 

 

 

040716 

ややや、小さな「まっくろくろすけ」発見!!

 

040715ガンガゼの子どものようです。それとも、トックリガンガゼモドキってやつでしょうか。

040723枝サンゴの群落付近でこんなのも見つけました。生きているのを見たのは初めて~!! eye

もちろん、食べる貝も採って帰りました。本日はホソスジヒバリとリュウキュウサルボオ、カワラガイにイレズミザルガイも拾いました。リュウキュウサルボオは刺身がうまいですが、他のは酒蒸しがおいしいですね~!

 (ほかの貝類の写真はこちらからどうぞ)

040722そのほか、今日はフタスジナマコも採って帰りました。 

これは腹を縦に裂いて内蔵を出し、圧力鍋で沸騰してから30分~1時間ほど弱火で加熱すると柔らかくなります。加熱時間が長くなるほどトロトロに柔らかくなり、短めだとプルプルの食感が楽しめます。

独特の匂いがあるのですが、適当な厚さにスライスして、中華風スープにして食べるとおいしいです。薄めにスライスして酢醤油でいただくと「珍味!」って感じになります。

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※干潟に興味があるなら、全国の干潟を紹介している『干潟の図鑑』がオススメ!

 泡瀬干潟も載ってるよ!! (写真と情報を提供しました。)

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泡瀬遠景

またまた潟(がた)ログです。湯(ゆ)ログではありません。

潟ログというのはわたしが勝手に命名た、潟ネタ日記のことです。

今日は天気が良かったので泡瀬の遠景を撮影しに行きました。

04101050mm_2

上の写真は2004年10月10日、50mmレンズで撮ったもの。

031501_2

こちらが今日撮ったもの。

04年の撮影で使ったフィルムカメラの一眼レフでも撮りましたが、まだフィルムを現像していないので、これはデジカメ画像。○で囲んだところに埋立地の枠が出現しています。

031503

ちょっとアップで撮ってみました。これも今日のデジカメ画像です。

うーん。。。今止めればまだ間に合うと思った昼飯前。

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ナンテコッタ!~沖縄・泡瀬干潟~

ラジオでNHK沖縄のニュースを聞いていたら、泡瀬の環境監視委員会が「泡瀬の環境に変化ナシ」なる報告を出したとアナウンサーの声。

「監視委員会」、いったいどこに目ェつけとんネン!

泡瀬というのは沖縄県沖縄市にある地名ですが、ここでは埋立工事が進んでいる泡瀬干潟、もしくは干潟域を含む浅海域をさしています。

03100005 昨日わたしは半年ぶりくらいで泡瀬干潟を歩きましたが、海岸からはもうほとんど水平線を見ることができなくなってしまいました。

泡瀬の埋立は全工区を第一期・第二期にわけ、すでに第一期の埋立区域は着工されています。その第一期埋立区域の外枠がほとんどできあがっていて、沖の視界を塞ぎ、さらにそこで巨大なクレーンがいくつも動いていました。

海草場は広範囲に荒廃し、その傷をいやすようにかつて豊かな海草が繁茂していた場所を海藻類が覆っています。

泡瀬の最大の特徴は多様な環境を擁する海草場ですから、生物の多様性は明らかに落ちています。

03100009昨日は本当によく潮が引いていたので、滅多に干出しない干潟の先端から、さらに沖合に連なるサンゴの岩礁地帯へ向かって歩いていきました。変なところに浚渫船があるなぁとは思っていましたが、そこにはいつの間にか深い浚渫航路が出来ていて、以前、潮のよく引く日には歩いてわたれたサンゴの岩礁域と干潟域とを完全に分断していました。

03100010 浚渫航路の際から恨めしげに向こう岸を眺めていると監視船がやってきて、浚渫航路に平行して設置されているブイから航路側に出てきてはいけません、と、勧告を受けてしまいました。

浚渫航路の脇数メートルは、おそらく船の水流や巻き上がる泥などの影響を受けて
海藻すら生えておらず、生物のいない裸地は影のように航路の両側にじわじわと広がっているようです。

わたしが初めて泡瀬干潟を歩いたのは1999年の6月でした。驚くほど色彩豊かで生物の数も種類も豊かで、きらきらと輝くような海でした。

今は、そのころの面影がほとんど見られません。無惨に切り刻まれて、荒廃と疲弊がはじまっています。

たくさんの貝を採って仲間たちと遊んだ、輝く豊かな海を返してください。2期工事は要りません。1期工事もすぐ止めましょう!! ねぇ、沖縄市長さん。

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あれてしまった干潟で文句も言わず生きているテナガダコ。

031013mono途中から雨が降って寒かったので、海岸で火をたきました。ついでに、拾ったいくばくかの貝も焼いたり酒蒸しにして食べたのでした。

いつまでこんな宴ができるのやら。

※泡瀬の風景や生物の写真は、こちらからご覧になれます。

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ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟4~焚き火を囲んだ宴

(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~」の続き)

途中から降り始めた雨足が強まる。冷えると途端に疲れ出てしまうわたしは、貝採りに専念するみんなをあとに、一足お先に岸にもどって雨宿りすることに。

アダンの茂みがちょうど一人分のシェルターになった。ポンチョ型の合羽を体から少し浮かせると雨の冷たさも和らいで、少し元気が出る。

しばらくするとじわりじわりと潮があげてくるのに追い立てられながら、みんなも岸に向かいはじめた。でもまだまだ遊び足りない子どものように、本当にゆっくりと寄り道しながらで、なかなか岸に到達しない。気持ちは分かるよー、わたしも元気ならまっすぐは帰ってこないから。ゆっくり楽しんで戻ってきてね。

Photo_12ようやく全員岸に戻った頃には5時近くなっていた。イタチ君が折れた木の枝を手早く集めて火をおこしてくれた。みんなで暖をとる。I さんが四隅に紐のついたブルーシートを出してくる。手早く近くの木に結びつけると、あっという間に雨よけの屋根ができあがった。

Uさんが四次元ポケットのようなリュックからコンロや鍋をとりだす。続いて出てきた竹籠の蓋を開けると、おにぎり! 白いおにぎり、玄米おにぎり、どちらも海苔で包んである。おいしい~! むくむくとエネルギーが湧いてくるようです。

Nくんもどこからともなく泡盛を出してきた。でも、飲むわけではない。「はい、採った貝をここに供出してください!」と、イタチ君が妙にきっぱりした口調で言う。貝を酒蒸しにするつもりらしい。

I さんはどこから出してきたのか肉を切り分けている。前日、偶然手に入れたという本物のアグー(琉球で古くから飼育されてきた幻の豚)だそうだ。たき火の上に金網をセットし、アグーを炙る。横からヌッと差し出されたのは藻塩。例のリュックからUさんが出してきたのだ。

N君はいつの間にか貝蒸し係になっている。イタチ君がアグーの焼け具合を確かめながらひっくりかえす。K江君とOさんが焚き火にくべる小枝や流木を集めてくる。

少しずつ貝が蒸し上がり、アグーの香ばしい匂いがしてくる。みんなが再び火の周りに集まり落ち着いてくると、 I さんはまたまたフィルムを回しはじめた。大漁だった貝。酒蒸しの鍋から立ち上る湯気。たき火の上で焼けてくるアグー。焚き火にあたって少し上気したみんなの顔…。

今回拾えた貝のうち、リュウキュウサルボオは赤貝の仲間。他の貝の血は赤くないのに、赤貝の仲間だけはナゼか血が赤いのです。

「リュウキュウサルボオは刺身で食べるのが一番ウマイよねッ!けど、赤い血を滴らせながら食べていると、自分が野生化していくような気がするよ」などと言いながら頬をゆるませて貝をほおばっていると、いつの間にか I さんのカメラに大接近されていた。

蒸した貝はプルプルしていて汁けがたっぷり。ナンにもつけなくても海の塩気が貝の甘みを引きたてます。シンプル・イズ・ベスト!! アグーはイノシシに似て、脂は少ないのにジューシー且つ濃厚な味。焚き火のおかげで軽く燻されたような風味もついて、極上のおいしさ。

贅沢な時間。おいしい海。愉快な仲間。

ねぇ、次はいつやる? 場所は泡瀬に決まり!!

…沖縄の干潟の多くはすでに埋め立てにより消失したり、赤土汚染で環境が著しく悪化している。そんな海ではこれほど貝は拾えない。埋立地に造られる管理の行き届いた人工ビーチでは焚き火も起こせない。

どこにでもある埋立地や人工ビーチをつくるより、ここにしかない環境を残した方が、絶対楽しいと思うんだけどなぁ。 (おわり)

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ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~海草場

(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~」の続き)

最干潮時間が近づくにつれて、海中からは広大な草原が現れる。海草(うみくさ)の群落、海草場だ。

Photo_8 泡瀬は日本一海草の種類が豊富な海だ。そして、泡瀬の海草場はのっぺり平らではなく、海草が濃く生えているところと、ほとんど生えていないところが複雑に入り組んで深場へと続いていく。海草が濃いところはマウント状に盛り上がり、生えていないところは窪んでいる。この環境の多様さが、生物の多様性につながっているのだ。

今日は長靴だから、水没しないように海草場の回廊を慎重に歩く。豊かな海草場はふかふかの絨毯のようで、いろんな生物が穴を掘って棲んでいたりするから、うっかりするとはまってしまうのだ。

Photo_10 N君たちの集団をジワジワと追いかけつつも、ちょっと違うルートを通る。先に行ってしまったみんなはあまり貝を採っていないように見えたので、ホソスジヒバリ密集地帯に寄り道。ここらでちょっと貝もいただいていこう。

砂州を越えて「西堤防」と呼ばれるあたりまでやってきた。ふと見ると、来られなくなったと言っていたYさんが、クバ笠をかぶりひょうひょうと歩いている。「あれ~? Yさん~?」。ちょっと先にはペースダウンしたN君たちの集団もいる。というわけで、Yさんと合流して間もなく、N君たちの集団とも無事合流。

残念ながらYさんは、みんなの顔を見ると安心したようにまた颯爽と帰っていってしまったけれど、みんなはこれからが本番。

Photo_11 コブヒトデを見つけ、人の頭に載せて喜んでいたのは、イタチ君だったかK江君だったか?  

目ざとくテナガダコを見つけ、みんなが写真を撮り終わると躍り食いをしてしまったのはOさん。

このあたりの海草場は以前と比べるとずいぶん疲弊してしまったけれど、それでもまだまだ豊かなんだね。

リュウキュウバカガイ、リュウキュウザルガイ、リュウキュウサルボオなど、「リュウキュウ○○」と名の付く貝もいろいろまとめて拾えるのだ。

(まだつづく。「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟4~」へ)

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ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~“食い気の生物学”

(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~」のつづき)

沖へと伸びる半島の一部は米軍の通信施設になっているけれど、堤防は誰でも歩くことができる。右手に干潟、左手に通信施設を見ながら堤防を歩く。左手の金網越しにはさまざまな海辺の野草が生えていて、案外沖縄の植生がたもたれている。池もあり、カモが飛来していた。いいなぁ、近寄ってみたいなぁ。それにしても気分が悪いのは、右手の沖で姿を現した埋立地とそこで作業をする重機の数々。

Photo_2 半島の中程で干潟におりる。さっそくUさんが、二枚貝の殻を拾ってくる。「これ、たべられる?」 「リュウキュウマスオはおいしいけど、たくさん砂をかんでいるからねー、一度煮て砂を洗って、炒め物とか味噌漬けがおすすめ!」

010414 「こっちは食べられる?」 「ホソスジイナミ? うん、おいしいよー、貝汁が最高!」などなど、もっぱら食い気の話ばかり。こういうのをわたしは勝手に“食い気の生物学”と呼んでいるんだけれど、「食えるか・食えないか」「ウマイか・マズイか」という実体験が一番確かに生きものを見分ける第一歩になると思う。

しばらく歩くうちになんとなく二つのグループに分かれてしまった。小さな生きものたちやその痕跡に引っかかりまくるイタチ君とわたし。それにつられてAさんもいろんなものを写真に撮っている。

これはニッコウガイ。日の出のような模様でしょう。

Photo_6 これはカワラガイ。沖縄の赤瓦ヤーの屋根みたいだよね。

これは砂茶碗。タマガイの仲間の卵塊だよ。

これがアーサで、こっちがモズク。泡瀬のアーサは瀬長島のよりおいしいみたいだなぁ…などといいつつ、アーサ摘み。

映像機材を担いだ I さんも撮影に余念がない。貝を採っているおばさんを見つけてはインタビュー、生きものを見つけては大接近してフィルムを回す。でも、何でもいきなりカメラを通して見るのではなく、まず肉眼で捉え五感で確かめる姿勢がステキだ。  (「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~」につづく)

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ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~アヤシイ面々

3月10日、正午。泡瀬干潟に面した堤防にアヤシイ仲間たちが集結した。

しばらく沖縄を離れることになったYさんと一緒に干潟を歩いて貝を採り、浜辺で貝汁を賞味しよう!という楽しいツアー企画。…だったはずが、当のYさんは残念ながら引っ越し準備が間に合わないらしく、不参加との連絡。だからといって、堤防まで来てそのまま解散する我々ではない。即座にただの「干潟歩き&貝汁の会」に変更。昼間に潮位1cmまで引くなんて、こんな日に干潟を歩かない手はない!!

貝に詳しい我が親友N君は、調査に使うのと同じバケツとスコップ持参。

生きものなら何でも好きなイタチ君は貝を入れるのに洗面器を持ってきた。あいかわらずオモシロイやっちゃ。

泡瀬の住人K江君は、今日は胴長着用なので、最近立派になってきたお腹をさすりながら立っている姿は、セリが終わって暇になった漁協のアンちゃんみたい。

近頃すっかり泡瀬ファンになったというUさんは、長旅にでも出かけるようなバックパックを背負って登場。中には携帯コンロやお鍋、おいしいおにぎりなどが仕込んであるという。さすがにこのリュックは車に置いて干潟へ向かった。

初めて泡瀬に来たAさんは、目を見開き、デジカメ片手にわくわくしている。

写真家の I さんは、最近泡瀬の映像を撮っていて、今日も映像機器を担いでやってきた。

そして今回のスペシャルゲストは、広島からやってきたという、柔和な笑顔をたたえたOさん。実は浚渫土砂捨て場にされそうだった地元「ハチの干潟」の保全運動を展開し、見事ストップをかけたという強者。

何だかそれぞれにすごいメンバーだな。そして、99年から泡瀬で写真を撮り続けているわたしの総勢8名。

まずは、海岸にまつられている竜宮神にお祈り。わたしが拝んでいると、K江君がいつの間にか印を結んで目の前に立ち、ニヤニヤしている。胴長はモスグリーンだし、恰幅が良いので、青銅で造られた大仏様みたいだ。

「おまえはいつ神様になったんじゃ~!」、「拝まれたいなら埋立地の人柱になって埋め立て止めて来ーい!」などなど、さまざまな方向から突っ込みが入る。(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~」へ続く)

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地史的な生き証人 トカゲハゼについて  ~泡瀬裁判傍聴記~

泡瀬干潟の埋立に関わる公金支出差し止め裁判を傍聴した。と、言っても、裁判は午前中から始まっていたのに仕事の都合で15:00にやっと到着し、最後の40分ほどを聞けただけだったので、ナンチャッテ傍聴である。しかし、実りの多い傍聴であった。

今日は生物学的な知見からアセスの杜撰さと泡瀬干潟の重要性を証言する日だったらしい。到着したら、我が恩師のお一人である吉野哲夫先生がトカゲハゼ放流事業の現状について論じていらっしゃるところであった。さながら学会のようにパワーポイントを駆使し、スクリーンに様々な映像やグラフを投影しての解説である。これなら傍聴者にも良くわかっていい。今は裁判でもこういうハイテク機器が使えるのですね。すばらしいことです。他の裁判でももっとこういうことをやってほしい。裁判の資料は裁判官と被告・原告にしか配られないので「お手元の資料、乙号3番2の件に関して…」などとやられると傍聴席ではさっぱりわからなくなるのだ。

さて、話を今日の裁判の内容に戻すと…

泡瀬に隣接する新港地区という埋め立て地に造られた人工干潟では、沖縄県のレッドデータブックにも掲載されているトカゲハゼが毎年放流されている。もともと「新港地区」が出来る前、この海域には泡瀬から連続する広大な干潟があった。そして、泡瀬と同じようにここにもトカゲハゼが生息していた。ところが埋め立てによってトカゲハゼの生息環境が失われるので、人工干潟を造成してそこに人工育生したトカゲハゼを放流して再定着させるという事業が行われてきたのだ。

トカゲハゼは泥っぽいところに住んでいる。しかし、造成された人工干潟周辺は潮流が早く、すぐに泥が流されていくので、1~2年に一度は泥を入れなければトカゲハゼの生息環境が維持できない。一方、低質が安定しなければ、底生生物は安定的に生息できない。したがって、トカゲハゼも毎年放流され続けてきた。

県は、同じ中城湾の佐敷干潟で産まれた卵を採取してトカゲハゼの育生センター(と言う名前だったかどうかは不確かですが)で育て、地元の小学生もまきこんで「放流イベント」を行ってきた。ところがこの生育技術はまだ確立されていない。餌の問題、病気の問題、いろいろあってうまくいく年には数百匹育っても、ダメな年には百匹ほどしか育たないこともあったそうだ。

しかし、イベントでは毎年千匹近くが放流されてきた。どう計算してもセンターで育った数とつじつまが合わないわけだ。足りない分は主に佐敷で捕獲した成魚を当てていたらしい。

本末転倒!! しかも、予算がなくなったので2年前から放流事業はストップしているそうだ。(この括弧内は私の見解だが、トカゲハゼは1~2年生きるので、放流がたくさん行われていた時期にはその累積で一時的に個体数が増えているように見えていたと予想される。でも、こんなまやかしの事業、税金の無駄遣いでもあるし、トカゲハゼの虐待でもあるし、さっさとやめた方がいいのだ。)

イベントではよそで捕獲したトカゲハゼを混入して放流していた、という点について、被告側の県知事代理が質問を行った。「捕獲してきたものを放流したという連続性を証明できますか?」

吉野先生は魚類の専門家であり、県が掲げた数々のトカゲハゼ保全プロジェクトその他委員会の委員を歴任されてきた。その関係もあって、先生ご自身がトカゲハゼの生育センターも見てきているし、放流イベントにも参加されている。センター視察からイベントまで例えば1~2ヶ月時間の経過があったとしても、その間に個体数が急激に何百も増えるはずはないのである。

逆に、捕獲してきたものではないと言う証明が出来るのか聞いてみたかった。

さて、泡瀬の埋め立ては新港地区での失敗をまったく踏まえておらず、愚かにも「トカゲハゼを守るため」にやっぱり人工干潟を造るという計画になっている。泡瀬の埋め立てに関わる検討委員会などでも、吉野先生は再三この愚を説いてこられたが、とにかく「埋め立てありき」の県や国の機関とは話にならないのだった。

さて今回、先生の言葉でもっとも印象的だったのは、次のような一節だ。

『トカゲハゼだけではない、オキナワヤワラガニ、ニライカナイゴウナ、新種の海草にしても、次々と他では見られないような、あるいは希少な生物がここで見つかっている。アセスの基準では、その一種一種を個別に守ればいいと言うことになっているけれども、一種一種への対応ではダメなんです、こういう生物たちが自然状態でセットで存在していることの意味や重要性をもっと認識しなければならない。

生物は一種類だけが単独で生きているわけではないのです。長い長い地球の歴史を背負ってそこに暮らしている生物たちの生態系というか、生物群集というか、そういうものを丸ごと残さないと意味がないといことをわかってもらいたい。』

そう!そうなのです!! 何でも移植とか増殖とかで済まそうとする役人の観察力のなさには本当にびっくりさせられますが、たくさんの種類の生き物が生息するにはそれだけたくさんのあるいは複雑な生息環境が必要なのです!!! 泡瀬干潟に300種以上の貝類が生息するからと言って、どこにでものっぺりとまんべんなくすべての貝がいるのではありません。相当生息環境にうるさい「違いのわかる」貝のみなさんは、それぞれがピンポイント的に住んでいるのです。そんな生きものたちが、これまでずーーーっと暮らし続けてこられた泡瀬という場所は、それだけでもうすごいんです。

さらに、これも多くの人に知ってもらいたいことですが

『シミュレーション(数値モデル)というのは、初期値の設定によっていくらでも「影響なし」という結果を導き出すことができる。』 

私も大学で海洋物理学を少しかじったから良く分かります。コンピューターで描き出されるシミュレーションというものを、多くの人は間違いがない、ありがたいもののように見ているけれど、実はこんないい加減なものはないのです。とりわけアセスのように、そのシミュレーションをした人(または組織)が、ある結果(例えば「この事業を行っても周りの環境に影響を及ぼさない」など)を導き出そうとして行った場合には信用できない。

例えば海の流れのモデルの場合。まず海の深さ。一定なのか、傾斜しているのか、不規則に変化しているのか。海底は凸凹なのか平らなのか、柔らかいのか硬いのか。海岸線は入り組んでいるのか平坦なのか。また計算する領域に入ってくる水の流れの量や強さ・向きなどなど、様々な条件(初期値)の正確さ(言い換えればいい加減さ)によって、結果はいくらでも変えることが出来るのです。

非常に科学的でわかりやすい陳述に、裁判が終わった途端、傍聴席にいた数名から拍手が起こった。どうも私が最初に拍手してしまった気もするが、とにかくそれくらいすっきりと胸がすくような意見陳述でした。吉野先生、カッコ良かった!!

         ★   ★   ★

泡瀬を埋め立てた場合、環境負荷が大きいのは分かり切っているが、できあがった土地に計画通りの商業施設やホテルが出来るあては全くない。国と県は大量の税金を投入して生物たちの大量虐殺を行い、土地が売れ残った場合、その債務は土地の整備を行う沖縄市が負うことになる。このままでは夕張市の二の舞だ。ツケは確実に市民にまわる。

埋め立ては着工されているが、とにかくここで一度立ち止まって考えた方がいい。本当に必要なのか? その埋め立て。 

※沖縄市の東門市長に埋立一時中断を求める市民集会が予定されています。集会に向けて、実行委員会ではアピール文を発表予定。アピールの賛同者募集中!! 詳しくは http://www.awase.net/maekawa/071126jikoui.htm 

※泡瀬干潟について;

基礎的な情報は「泡瀬の干潟」ホームページ http://www.ne.jp/asahi/awase/save/ をご覧ください。

写真は、当こあらの写真館 http://photos.yahoo.co.jp/haiyue1969 にもたくさん掲載してあります。 

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沖縄の戦跡保存と環境破壊

082904

久しぶりに浦添市港川の干潟に行きました。晴れていてとても気持ちがよく、水面がきらきらと輝いていました。潮がよく引いていて、干潟の広さを再確認。

岸から沖まで砂浜や琉球石灰岩の岩礁地帯や海草場もあり、環境も多様です。平日にも関らず、水辺で遊ぶ学童保育の子どもたちや潮干狩りの人々、沖には釣り人の姿も見えました。

082913この海にも、干潟域が完全に埋まってしまうような埋立計画があります。那覇軍港を移設するとか、湾岸道路を通すとかいくつか目的があるようです。

それにしても、いつも不思議に思うのは、どうして気持ちのよい自然環境をねらったようにこうした計画が進んでいくのだろう、ということです。

地方自治体の港湾や建設に係る部署、それに土建業者082916にとっては「無駄な土地」にしか見えないのでしょうか。

沖縄戦では多くの人命が失われ、その辛い体験があった現場の多くは戦跡として保存されていますが、人々の命をつないだ恵みの山や海は顧みられることがありません。そうした場所が壊されていくというのはあまりにバランスが悪いと思います。

人々が命を落とした場所を保存し、経験を語り継ぐのな082918ら、同じように命をつないだ場所も保存し、経験を後世に語り継ぐべきじゃないの? 

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コザの街 探検ツアー4 「泡瀬干潟」

干潟では子ども達がとても元気で嬉しくなってしまいました。

当初の計画では、通信施設に沿って5分ほど堤防の上を歩きつつ埋立に関する説明や多様な環境の話をしてから海草場に行き、干潟を歩きつつ元の浜に帰ってくる予定でした。けれど、子ども達の声に負けて計画はブッコワレ!?  干潟を目の前にして「すぐに(堤防から干潟に)降りて見てみたい!!」という子ども達の感性こそ一番大切にしてゆきたいことです。

次々に湧き起こる歓声、質問・疑問の数々が楽しくてたまりませんでした。最近都会を歩くと死んだ魚のような目をした若者をよく見かけますが、自然の中でいきものとふれ合ったときの子ども達の瞳はまだ変わっていないことに少し安心もしました。

小さな生きものや不思議なものを見つけるまなざしが失われることのないよう、そしてこれからも瞳の輝きが曇ることのないよう祈らずにはいられませんでした。

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写真 : 観察会を終え新しき靴下の乾かし方について語りあうの図。 「こうして振り回すと早く乾くんだよ!」

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泡瀬・諫早・セマングム

昨日一ヶ月ぶりに泡瀬に行きました。良いお天気で風も吹いていて、埋立工事も休止中で機械のたてる耳障りな音もなく、とても気持ちが良かったです。8cmまで潮が引いたので、随分沖まで歩くことが出来ました。晩のおかず用にホソスジヒバリをたくさん獲っていたら K江くんと O田さんがでかい声でしゃべりながらやってきました。合流した時にはもう最干潮時間を過ぎていたのでダラダラと岸に戻り最寄りのモスバーガーでまたおしゃべり。O田さんがゴールデンウィークに行ってきた韓国・セマングム干潟の写真を見せてくれました。総延長30km以上もある堤防で締めきられた湾内の干潟は乾燥化が進んでいて、その表情はちょうど10年前に諫早湾で見たひび割れた干潟とよく似ています。たくさんのカニや貝の干涸らびた死骸。白く塩をふいたかつての干潟表面。そして、この干潟の泥はとても粒子が細かく、乾燥してしまうと風に巻き上げられて砂嵐のようになるのだとか。それを防ぐために草の種を播いたりしているそうです。なんとオロカな。

人々の生活への影響も深刻です。湾内は潮位が下がったままになって、大きな舟では漁ができなくなり、漁師さんたちはみな小舟でなんとか漁を続けている状態だそうです。干潟で貝掘りしていたおばさんやおじさん達は多分廃業ですね。いまどうやって暮らしているのだろう。

すでにセマングムやその周辺海域の漁獲高は落ちているそうです。当然だ。本当に豊かな海だったのに、これから韓国は海産物をどうやってまかなうのでしょう。北朝鮮や、中国から輸入して「コト足レリ」とするのでしょうか。

泡瀬だってそうです。ほとんどが自家消費用にとっているから漁業統計なんかに数字は出てこないけど、それはそれはたくさんの人が貝やタコや魚をとっていました。かなりの量が獲られていたはずです。今だってとれるけど、でも埋立工事が進んで随分干潟が荒れてきました。生きものの数は以前と比べればかなり減っています。本当に悔しい。

私が撮影した泡瀬やセマングムの写真は下記のサイトに掲載しています。http://photos.yahoo.co.jp/haiyue1969

泡瀬干潟については  http://www.ne.jp/asahi/awase/save/  をご覧ください。

そうだ、泡瀬で獲ったホソスジヒバリにピンノが入っていたので写真をアップしておきます。

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