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ホウオウボクとシャクトリムシとスズメ

102307先週金曜日のこと。

職場でいつものように仕事をしていたら、「建物前の街路樹で虫が大量発生しています。バイクは臨時に設けた駐車場に駐車願います」と、館内放送が流れてきた。

建物の前、ホウオウボクの並木道になっている。バイク置き場は歩道に接する敷地内にあって、そこにバイクを止めると大きく枝を張ったホウオウボクから、虫や糞が降ってくるということだった。

わたしは今日はどうやら五感を遮断して建物に入ったらしい。徒歩通勤だと街路樹のあるところを通らないせいもあるけれど、放送をきいてあらためて外に出てみたら、その時点でもう囓られた木々が発した物か、あるいは虫が発した物か、はたまた糞から立ち上るのか、独特の青臭い香りが辺り一面に立ちこめていた。

木をみれば、とっさに「骨」を思ってしまったように、あれほど青々と茂っていた葉はほとんど食べ尽くされ、かたい軸のみが枝からひょんひょんと伸びているのであった。

落ちてきた虫を見るとシャクトリムシ。今の職場は11年目だけど、こんなに大量発生したのは初めて見た。

再度すけすけになったホウオウボクを眺めれば、葉の間から鳩の巣が丸見えになっており、鳩は所在なげに巣に納まっていた。

さて週末。あらためてあちこちのホウオウボクに目が行った。どうやら虫が大量発生したのは職場の前の並木だけではなかったらしい。

写真は奥武山公園。ここではままずスズメの声でハッとした。見ればホウオウボクはやはりレース状にすけすけになっており、青臭いにおいと、木の下には大量の虫の糞。

職場からは何キロか離れている。あちこちで一斉大量発生、ということは…、台風で一度全部葉を落として、あらたに芽吹いた葉の成長と、蛾の繁殖サイクルがぴったんこ符合したとか、そんなところかもしれない。

でも、奥武山のホウオウボクはまだ若干葉が残っている。なんでかな?

①職場の街路樹ほどには虫が大量に育たなかった。 
②いち早く芽吹いたホウオウボクの葉が育っていて、蛾の幼虫が食べるにはかたくなっていた。
③スズメたちが、せっせと虫を食べている。

なんてことを考えながら、しばし虫食いでスケスケになったホウオウボクとスズメたちとを眺めていたのでありました。

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