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狩りバチとイソヒヨドリ

昨日のことだった。

鉄筋コンクリートのビルの4階のテラスから、遠くの景色を眺めていた。

と、視界を遮る小さな生きものに目が止まった。手すりすれすれのあたりを飛ぶ、足が長くて胴がほっそりとした黒光りするハチのシルエット。

よく見るとハチは、そのコンクリート製の手すりの天辺付近に、泥で巣を作っているのだった。狩りバチの仲間だった。

尻を上下にヒョコヒョコ振りながら、ハチは機嫌よく仕事をしているようだった。

おもしろく見つめていると、今度はもっと大きなシルエットがふわりと目に飛び込んできた。

100601イソヒヨドリだった。

その影は、あっという間に狩りバチの巣に突進し、ハチが抵抗して周りをふわふわ飛ぶのもお構いなしに、嘴で巣をこわし、中に詰められた虫たちを、ヒョイヒョイとついばむのだった。

イソヒヨドリは何度か巣をつつき、くまなく中を探り、何もなくなったことを確認してから、飛び立った。

100603狩りバチは、壊されてしまった巣を元に戻そうとするかのように、またしても尻をヒョコヒョコ上下に振りながら、巣の周りを巡り歩いた。

一巡りしたろうか、二巡りしたろうか。それから中に頭を突っ込んで、逡巡しているようでもあった。

しばらく経つとしかし、ハチはクッと上体を起こし、巣と決別するかのように、すばやく飛び去っていった。

イソヒヨドリの賢いこと。

狩りバチの無念と潔さ。それから、4階という高さに狩りバチが巣を作っていたこと。

いろいろなことに驚いた一件でした。

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