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本 『電球1個のエコロジー』

最近ぱらぱらと眺めている本。

『電球1個のエコロジー』 

副題 “環境単位=2000kcal で何でも測ってみよう”

2000kcal は、ヒト1人が、食物から摂取する1日分のカロリー。

もちろん、もっと摂取している人も、全然足りない人も世の中にはいるけれども、一般的にはこのくらいで健康的に過ごせるという値なのでしょう。

これを電気にたとえると、おもしろいことに、
“100ワットの電球1個を1日点灯できるエネルギーとほぼ同じ” 
 ※“ ”内は本より引用

そこで、なんでも100ワット電球で測ってみよう!という企画。

大きなところでは“太陽”からはじまります。

でも、もっと身近に使っているものがたくさんでてきます。“待機電力”、“パソコン”、“コンビニエンスストア”、“衣類”、それに乗り物もいろいろ比較できます。車両を走らせるエネルギー効率だけみると、新幹線はなかなか優秀なのですね。鉄路の敷設や車両の製造その他まで総合的に見るとまた違ってくるのかも…? ですが。

そんなこんなで、パラパラ、ふ~ん、と、おもしろくページをめくっていると、後からズシンと来ました、解説のページで。

何でも電球1個で測ってきたけれど、今度は消費エネルギーがほぼ同じであるヒト1人に置き換えると…

計算の仕方によって、いろいろな数値が示されていますが、いずれにしてもドキッとします。

“ ”内は本より引用、さらに「 」内は孫引きになってしまうのですが、

“一日25万kcal を消費する近代人は、「100人の召使いを使う、古代の王侯貴族の暮らし」”

「日本人は25人の奴隷、アメリカ人は55人の奴隷がいる生活」

石油やガス、さまざまなエネルギーによって、そういう楽な暮らしをさせてもらっていると言うことですよね。

そうしてまた実際のところ、わたしたちの暮らしは直接見えないところで、たくさんの人の支えによって成り立っていることにも、思いがいたるのでした。

この野菜は誰が育て、どのように運ばれてきたのか?
この魚は? 椅子や机やパソコンは?
電気だって、石油の採掘からたどってみれば、どれほどの人の手を介してうちに届いているのだろう?

そう考えると、驚くほどたくさんの、見知らぬ人々のおかげで日々つつがなく暮らしていることにハッとさせられます。その、会ったこともないたくさんの人たちのなかには、「奴隷的」な労働を強いられている人もいるかも知れない…。

日々感謝しつつ、できるだけつつましく。手間暇かけるのを楽しんで暮らしいきたいと、あらためて思うのでありました。

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