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ハチの干潟

Dsc_1911賀茂川べりで遊んでいたら、押し網を搭載した車が通りかかった。

「ハチの干潟調査隊」の岡田君の車だった。

観察会の集合場所までわずかな距離を乗せてもらう。なぜなら、車には先客がいて、以前、千葉から泡瀬干潟を見に来てくれたときにお会いした、 I さんだったから。互いに再会を喜ぶ。

Dsc_1914

集合場所で日よけのテントの設営などを手伝う。手際がよい!

観察会は、およそ2時間のプログラム。参加者はテレビの取材も入れて15名ほど。今回は少ない方だ。

まずは集合場所でハチの干潟の特徴や生きものたち、生きものにふれるときの注意点などを岡田君が説明してくれる。…が、テントの日陰から出たくないほどの暑さだ…

干潟に日陰はない。ダイジョウブか!?

Dsc_1925しかし、海辺へ出てみると心地よい風が吹いていて、案外涼しく感じられる。すばらしい!

さらに!! 人工構造物がほとんど目に入らない。なんて気持ちがいいんだろう。

この時点ですでに暑さなど忘れているからゲンキンなものである。

Dsc_1922←写真中央右よりに写っているのがハチ岩。

地元の方が、「もとは波知と書いたらしいが、のちに八地と書くようになった」 と教えてくださった。

満ちていれば、あの岩は波間にぽつりと浮かんで見えるに違いない。なるほど、波知!

Dsc_1940干潟は手前から沖に向かって礫、砂、アマモ場と変化していく。よく潮が引くときには、ハチ岩あたりから向こうに広がるアマモ場も干出するようだ。

いざ、押し網を持って水際へ!!

Dsc_1928護岸も砂入れもされていないから、ウミニナたちも健在だ。

Dsc_1935途中、みんなでたちどまって、足元の観察。

ハクセンシオマネキが巣穴から顔をのぞかせる。

Dsc_1943ラブリーheart

Dsc_1947コブシガニもいました。

Dsc_1950水辺に到着。

まずは岡田君がアマモ場の様子や押し網の使い方を説明し、実演してみせてくれた。

Dsc_1962押し網にかかった生物の仕分けがまた楽しい。

彼女が竹製のピンセットでつまみあげているのはフグの仲間。

Dsc_1952一番多かったのはアミメハギ。2~3cmしかないが、これで成魚だそうだ。

Dsc_1967ハオコゼは背鰭に棘があって刺されると痛い。でもおいしいんだって。

きれいな色!!

Dsc_1953バケツにピックアップされたたくさんの生きものたち。

ピントが合っていなくて残念ですが、バケツの底に写っている黒っぽいものもみんな藻場の茂みに暮らしている生きものたちなのである。

Dsc_1963なんじゃこりゃ~、海のナナフシのようなもの発見!

岡田君にきいたら、即座に「ワレカラ」と教えてくれた。

おぉ! お名前だけは耳にしておりましたぞ~。感動の初対面。

Dsc_1959女子たちもしっかり楽しんでいます!!

もちろんわたしも尻まで海水に浸かりながら押し網しました。

Dsc_1948みんなが順番に押し網を押しながらアマモ場を漕ぎ歩き、楽しい時間はあっという間に過ぎて行く。

今日、網にかかった生物たち。

アミメハギ クサフグ ヒガンフグ テッポウエビ タツノオトシゴ ヨウジウオ ワレカラ ミミイカ コブシガニ ツノモエビ アサヒアナハゼ ハオコゼ。

ひとしきり観察してから、海にかえす。

そのほか、カキやツメタガイ、アサリなどの殻なども目に入ったけれども、どれかがとびきりたくさんいる、ということはない。ふと、人工ビーチ化されてしまった故郷の海辺を思い出す。昔はいろいろ打ち上がっていたが、砂が入れられた後の打ち上げは圧倒的にアサリの殻が多くなっていた。 

Dsc_1974さて、現実に戻って岸の方を振り向くと、海岸の木陰では次のお楽しみの準備が着々と進んでいる。

Dsc_1972_2じゃーん!

ハオコゼの天ぷら!!

Dsc_1973はじめはこわごわ手を出していたこどもたちも、おいしさを知ると次々と手が伸びていた!

歩いて海に入り、自分たちで捕まえた生きものをその場で食べる。なんて豊かな体験だろう。

Dsc_1978帰りは海岸林に沿ってまた賀茂川河口から陸に戻る。

途中、ハマナデシコが目を楽しませてくれた。

昔はどこにでも咲いていたらしいが、自然海岸がどんどん失われているので、見られる場所は激減している。

ハチの干潟よ、ありがとう! この豊かさがこのままありますように!!

Dsc_19767         

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