« 映画『フード・インク』 | トップページ | 中国 長江に建設された三峡ダムより下流の三省で深刻な干ばつ »

映画『デザート・フラワー』

立て続けに映画ネタですが、これもすごい映画でした。

実話を元にした物語で、主人公はソマリアで生を受け、「砂漠の花」という意味のワリスという名前を授かりました。

さまざまな運命に翻弄されつつも、周りの人々に助けられながら、素晴らしい活躍をします。モデルとして、そしてイスラム圏の女性の人権を守るためにも…

単なるサクセスストーリーではありません。

映画ですから、実話そのままではなく、いくつかのエピソードをつないで、わかりやすくつくられた部分もあるでしょう。

それでも強く感じたことは、彼女は辛いことがあっても誰かを恨んだり責めたりしない人だったのだろうということ。悲しみは見せても、けっして怒りをあらわにしたりはしなかったのだと思います。

自らの身に起こったことと向き合い、人生を肯定的にとらえているのが素晴らしいと感じました。全編を通して彼女の愛があふれていて、まわりの人々も、思わず彼女を助けてしまう、といった様子が見えました。

わたしにはなかった、人を信じるという心の強さを彼女に見ました。

ところで。物語とは直接関係ありませんが、映画に映しだされたファッションショーの場面では、彼女の神々しさに鳥肌が立ちました。自然の中の“パワースポット”で感じた感覚に近く、人を見てこういう感覚になったのは初めてです。すごい俳優さんです。

でもきっと多くの人が、ワリスという実在の人物に対して、やはり同じような感覚をもったに違いありません。だからこそトップモデルとして有名になったのでしょうね。

素晴らしい映画でした。ありがとう。

『デザートフラワー』公式サイトは
http://www.espace-sarou.co.jp/desert/

|

« 映画『フード・インク』 | トップページ | 中国 長江に建設された三峡ダムより下流の三省で深刻な干ばつ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212696/51739636

この記事へのトラックバック一覧です: 映画『デザート・フラワー』:

« 映画『フード・インク』 | トップページ | 中国 長江に建設された三峡ダムより下流の三省で深刻な干ばつ »