今日は母の三回忌です。
でも、今年はもうそれほど悲しくなりません。「時間が一番の薬」ということばをどこかで聞いた覚えがありますが、あの日にしがみついたまま、ただ時を過ごしてきただけだったなら、きっと今年も悲しくなったと思います。
時を過ごす間に自分の中で解決してきたことがたくさんあったのだろうと感じています。もちろんたくさんの人たちに支えられながら。
今年も無事、母が自分を生んでくれた日を迎え、父の誕生日と諫早湾が閉めきられた日を過ごして、母の逝った日を越えようとしています。
生まれる命、消える命、気持ちが揺れ動く春。
毎年、少しずつ気持ちの揺れ幅が小さくなるよう、精進したいと思います。
コメント
桜は毎年「あの年はこんなだった」と思い出せるよね。
生と死が隣り合わせであることを思わせるものを背負って、桜はきれいに咲くのかもしれません。
今年はことさらその思いを強くしました。
お母様の魂が安らかでありますように。
投稿: ヴィスカヤ | 2011年4月16日 (土) 17時28分
ヴィスカヤさん
やさしい気持ちをありがとう、温かな言葉をありがとう。
きっと母にも伝わっています、今は穏やかに過ごしていることでしょう。
投稿: ミズマ | 2011年4月16日 (土) 21時04分