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カタオカさんちの畑で考えた。

カタオカさんちの畑には、ひと畝ごとに違う作物が植えられていた。おかげで畑では、次々と異なる作業が待っていて、ずーっと一日中同じ作業をしないですみました。

でも、たとえば同じ作物を大きな面積で育てていたらどうだったろう。

同じ作業を同じ姿勢で、一日中。いやいや、もしかしたら来る日も来る日も何日かはずっと同じ作業を続ける必要があるかも知れない。

それはきっと、体にけっこうな負担をかけることになるだろう。

それからもう一つ、「病害虫」のこと。

例えば、キャベツとトマトとインゲン豆につきやすい虫は、それぞれ違うよね? 

広い面積に同じものを植えていたら、あっという間に全部に広がるかも知れない。でも、いろいろ植えてあるカタオカさんの畑では、全部に広がったりしない。しかも、それぞれの作物は小規模に栽培されているから、つぶさに観察しやすく、虫が出てもすぐに気付く。

薬を撒いていないから、いろんな生きものたちが畑にやってきて、野菜につく虫を適当に食べてくれるともきいた。

暑さ・寒さ・過湿に乾燥、病気に対しても、作物によってウィークポイントは違う。いろいろ植えていれば、天候不順があったとしてもリスクはそれだけ分散される。

森を見れば。いろんな種類の動植物がいて成り立っている。

畑の作物だって、人だって、大地とつながって生きている。

大規模に単一の作物を育てる農業は、人や作物やそれをとりまく環境に対して、過度に負担をかけてはいないだろうか。

農業の経済性とか効率とか国際競争力とかを強調する人には、一度じっさいに畑仕事を体験してほしい。そう思った。

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