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2010年2月

規律や常識は時々疑ってみたほうがいい。映画『THE WEVE』を観て。

The_wave桜坂劇場で「ズシン」とくる映画を見てしまった。

『THE WAVE』

去年、この映画の存在を知ったときから観たいと思ってはいたのだけれど、強烈でしたよ~。

ある高校で、政治について学ぶ週間が設定される。そのなかの選択カリキュラムに「独裁政治」があり、実験的な授業が行われるのだが…。実話をもとにつくられた、リアリティのある内容だ。

規律。統制。相互扶助。一つ一つは悪いことじゃない。集団生活では必要なことだ。いや、むしろ推奨されていることがらではないか?

教師は熱心に授業の組立を研究して実験をはじめる。生徒達も熱心にそれに応えようとする。

なのにどうしてこうなってしまったのだろう。リーダー独りが悪いのか? 

そうじゃないよね。 ならば、わたしはどうだろう。このシステムにはまってしまうだろうか。物語に登場する、自分と性格の似た生徒に自分を重ねて観てしまう。

他人からの評価ばかり気にしていた頃なら、おそらく真っ先にはまっただろう。わたしがもし先の大戦中に小学生だったら、きっとりっぱな軍国少女になっていた。

でも今のわたしなら、多分はまらない。でも100%の自信はない。

違う考えを持った人を排除しないこと。対話すること。時々は「規律」や「常識」を疑ってみること。なんにしても「思考停止」に陥らないことだ。肝に銘じておこうと思った。

ものすごーく後味の悪い映画だけれども、たくさんの人に考えて欲しい内容満載だ。
2008年ドイツ国内映画の興行成績No.1、数々の賞も受賞している。ぜひ観てください。

桜坂では2010年3月5日(金)まで、毎日夜8時から一回だけ上映。

『THE WAVE』 公式ホームページ → http://www.the-wave.jp/
掲載写真は映画のチラシより。

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地震速報。

いや、ちょっと怖かったよ。

なんとなく目は覚めていたんだけれども、まだ布団の中にいました。

一瞬ビリビリとガラスが細かに振動するような音がした後、いきなり大きな揺れがドドドッとやってきました。

まずは体を守るために掛け布団を頭からひっかぶってうつぶせになり、背中を丸めてかがみ込み、次に避難のことを考えて枕元のメガネを装着。

途中から揺れの質が変わって、時化の海で船がローリングしているような揺さぶられ方になりました。水平方向だけでなく、鉛直方向の加速度も加わったのね。部屋に置いてあるモノがガタガタいうだけでなく、建物全体がギシギシと音を立てます。

うちのアパートは古いし砂地に立っているので、固い地盤に立っている堅牢な建物よりも強く揺れたのではないかと思います。

揺れはけっこう続きました。20秒? 30秒? もっと長いようにも感じられました。  

5時31分。コンセントにつないであるラジオはきこえているので停電はしていない、と。

022715「九州・沖縄地方で震度3以上の地震がありました、念のために揺れの強かった地方では津波に警戒してください。」とラジオからアナウンサーの第一報。

起きあがって電灯をつける。すぐラジオから第二報。その音にかぶさって、最近公園に設置された防災無線から「津波警報が発令されました」

おぉ、防災無線、ちゃんと働いてます。

022718とりあえず水を飲んで、うちの中の被害状況確認。

飾り棚に置いてあるオウムガイとか土鈴とか、据わりの悪い置物がひっくりこけていました。

それから、ちいさなぐい飲み(?)に入れてあった水がこぼれています。

022707ちょっと驚いたのは作りつけの食器棚。ガラス戸がぴったり閉まらなくなっていました。

右上方と左下方にそれぞれ1~2ミリ隙間が空いています。棚の天板のまわりに取り付けてある飾り板も、一部剥がれております。

よくみるとこういう歪みはうち中に広がっていました。

022710で。どうもこれが一番まずそうですが、もともとヒビが入っていた柱の裂け目がさらに大きくなってしまいました。

むううう。もう一回強いのが来たら、この建物、ヤバイかも…? なんて。 (※建物は鉄筋コンクリート製。この柱は欄間を支えているだけなので建物の強度とは関係ないはず、だけどね。)

那覇市は震度4だったらしいけど、うちは局地的に震度5弱くらい揺れたかもね。それから、うちの被害状況を見るに、この建物は東西方向よりは南北方向に強く揺れたようでありました。ラジオの情報によれば、すぐ近所で水道管が破裂する被害が2件ほど出たようですが、わたしの家では電気・ガス・水道とも活きています。

横浜から「こちらでも揺れを感じました、大丈夫?」っていう内容のメールを送ってくれたY君、嬉しかったよ、ありがとう~! 心配してブログを見に来てくれたみなさまも、本当にありがとうございます。 そんなわけで、ミズマ、無事です。 <(_ _)>

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今日の収穫;タチアワユキセンダングサとオオバレモンバジル

毎日のようにチェックに来てくださるみなさま、ありがとう。022401

しばらくブログをサボってましたが、ミズマ、ちゃんと生きてますのでご心配なく。

サボっていた間のことは後でアップするかも?ですが、とりあえず今日のことを。

こちらはタチアワユキセンダングサ。サッと湯がいてお浸しが好きです。

022402

こちらはオオバレモンバジル。

昨日の晩、がじゅまるガーデン(エコショップです)で仕入れてきたトマトとセロリに卵を加えて中華風炒め物を作ったら、これがなかなかおいしかったので、今日はさらにバジルも入れてみようと思います。

…セロリと香りがぶつからなければいいけど、たぶん何とかなるでしょう (^^)

※追記 セロリとトマトとバジルはその後、卵とワカメも加えて、酸辣湯風の中華スープになりましたとさ。 もちろん、おいしかったです (^o^)/~~~

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屋久島からたんかん。

022502 どうもわたくし、ある食べ物が食べたい、食べたい、と思っていると、不思議とどこからともなく送られてきたり、ご近所からいただいたりする頻度が高いようです。

このたびもそう。

屋久島に住んでいる友人・Mさんが、ドカッとたんかんを送ってきてくれました。

今年、沖縄のたんかんは裏作で、しかも日照不足のためにあまり良い出来ではなかったのです。

ところが屋久島の方は大豊作で、出来も上々だったとのこと。実際、届いたばかりの段ボール箱からは、たんかんのよい香りが漂い、開けるのももどかしいほど!

さっそくいただきました。完熟のたんかんは、太陽のエネルギーをギューッと詰め込んだみたいにジューシーで、甘くて、オイシイ!!! 

こんなうまいものは、独り占めしてはいけません。なんたって完熟ですから、おいしいうちにみんなで食べた方がいいにきまっている。っちゅうわけで、さっそく友人達に配り歩きました。

どこへ持って行ってもやっぱりみんな「今年、沖縄は裏作だったからね~」と、満面の笑顔。うれしいね。

Mさん、ありがとう~! こちらからもそのうちまた何か送りますね~!!

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新しい洗濯機。

022602それでまぁ、前の洗濯機は使い倒して新しい洗濯機を買いに走ったわけですが、

家電量販店に多数展示されている全自動洗濯機には目もくれず、2機種しか展示されていなかった2槽式のうちの一つを今度も迷わず買っておりました。

設置に来てくれた兄ちゃんも、二槽式を配達したのは初めてだったのか、脱水槽の洗濯物が飛び出すのを防ぐために付属されている円盤状の「押さえ」を、わざわざ脱水槽からはずして手渡してくれました。

これ、脱水の時に使うんだから、そのままでいいんだよ~。

それはさておき、さっそく使ってみましたら、

◆水流がちゃんと反転するので服が絡まない、
◆排水中に付きっきりでなくてもいい(前のは栓に通した紐を手で引っ張って排水していた)、
◆排水にかかる時間も短い、
◆脱水槽の回転も力強く安定的、

いや、前のはちょっとずつ不便になっていたので気づいていなかったのですが、

普通に動く洗濯機って、なんて使いやすいんだ!! 

と、びっくりしております。(^^;) 

しかも、洗濯槽の容量は前のよりやや小さいのですが、脱水槽の容量が大きく、洗濯槽と脱水槽の容量のバランスがよいので、却って使い勝手がよいのです。

この洗濯機は「青空」という名前らしいですが、これからよろしく、青空さん。大事に使うので、長生きしてください~。

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うまい「屋台バザール」

022405 遠方より友きたる。また楽しからずや。

(って、わたしの方から友だちと呼ばせていただくのはちと厚かましいかも知れない、大切なお客様でございましたが)

ちゅうことで、またおいしいものを食べに行きました。

国際通りOPA斜め向かい(シーサー館のお隣のビル)、地下一階にある「屋台バザール」。

階段の入り口に看板が下がっているんだけど、おなじフロアーにある民謡居酒屋の看板の方が目立っているので、よく見て歩かないと看板が氾濫している国際通りでは見落としてしまうかも。

タイ、マレーシア、ベトナム料理など、東南アジアエスニック料理をいろいろ出してくれます。

お気に入りはベトナム風お好み焼き。野菜中心の具だくさんお好み焼きで、ハーブと一緒にサニーレタスに巻いていただきます。もちろん、単独でもオイシイ。ココナツミルクの濃厚な香りとパリパリに焼けた生地がたまりません。

生春巻きも野菜たっぷり、いろいろな食感が楽しめてこれまたうまい!

トムヤムクンはレモングラスの香りが聞いていてほどよい酸味と辛みで食欲増進。

フォーはやさしい味なんだけど、これまた深いんだな~。

あ、肉をガッツリ食べたい人には、タンドリーチキンに似たベトナム風の料理もありますよ~。地鶏のしっかりした味にスパイスが絡まってこれまた絶品! とかいっていると、全部の料理をほめることになりそうだ。

思い出しただけで生唾が~!(笑)

そんなわけでみなさん。那覇にお越しの際には屋台バザールで一緒にご飯食べましょう!!18日に案内したお客さんも喜んでくれました。

※ご飯の写真がなくてスミマセン。カメラ持って行くの忘れて、後日看板だけ撮りに行きました (^^;)

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洗濯機が決定的に壊れた日。

021901うちの洗濯機は10年選手だ。が、「中古で買ってから」10年だから、その前を足すと何年使用されてきたか定かでない。

中古で買った時点ですでにいくつかの機能が使えなかった。

まず、水流が反転しない。それから、水流の強弱ツマミがあるにも関らず、「弱」にしても弱くならない。

ま、そうは言っても「デリケートな衣類」なんて持っていないから、あまり気にせず使っていた。

まもなく「糸くずフィルター」が部品ごと壊れた。市販の糸くずフィルターにいくらか工夫を施して使う。

やがて今度は、排水口の栓が劣化をはじめ、洗濯中に水が漏れてなくなっていくようになった。さすがに、電気屋さんに相談したが、もう部品がないという。

しかし、試しに洗濯後、水をためたままにしておくと、栓も潤って水が漏れなくなった。以後、洗濯を終えたら新しい水を少しためて栓のひび割れを防ぐとともに、重曹を振り入れて雑菌の繁殖を防ぐという作戦を採る。

021902そうこうするうちに排水ホースが劣化して、途中から水が漏れるという事態に。

はじめは、スーパーの入り口などに備え付けてある傘用のビニール袋をホースに巻いたり傘布をホースに合わせて縫い合わせ、かぶせたりして凌いでいました。

洗濯機はベランダに置いてあるから多少水が漏れても問題なかったのね。

それに、排水ホースはホームセンターでも売っているのを知ってはいたけど、このオンボロ洗濯機に新しい排水ホースを繋げる気にならなかったのね。

でも、ホースが途中で千切れちゃうと、ちょっと不便になった。ビニール袋や傘布は、乾くとペッタンコにくっついてしまう。使うたびに空気を通してやらないと排水できない。

最後は掃除機のホースを拾ってきてかぶせたけど、これは案外具合が良かったな。

021903次は、排水ツマミを操作しても排水されないという故障がおこる。仕方がないので背板を開けて、直接排水栓に紐を通し、手動で排水することに。

この状態のまま、何年か経過。

これだけイカレてしまうと、もう却って、決定的に脱水機能か洗濯機能が壊れるまで使い続けてやろう、という気になりまして。

でも多分、脱水機能が先にいくんだろうな。このところ、脱水の始動がどうもスムーズでないからな。

なんて思っていたら。予想通り、脱水機能が先に壊れました。タイマーをまわしても、脱水槽が少しも回転しない。しかも、この湿度の高いときに…

これだけ使い倒したら、もう躊躇はありません。未練もありません。よく働いてくれました。ありがとう。ちゃんと家電リサイクルに出して、新しいのを買いましょう。

しかし、掃除機を買ったばかりでまた家電か~ (ちょっとタメイキ)。 しょうがないよね。洗濯機も、ないと不便だからね。特に脱水機能が…。

雨の合間を縫って、さっそく洗濯機を買いに走ったのであった。

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こんなところにまでカビ!

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急に気温と湿度が高くなって、朝起きてみたら部屋の中がムッとしていました。

いつも通り朝食をとり、日課となっている切り花の手入れをしようと花を見たら、なんだかヘン!?021504

カビです! そりゃ~ね、花粉は栄養満点だけれどもさ。普通、咲いている間にかびることはないよねぇ…。

恐るべし、沖縄の高湿度。

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旧正月で日曜日のバレンタインデー

022504 去年からお互い何度も会おうね! と言いつつ、一年以上会えないでいる人がいた。

母と同じ世代なんだけど、親しく友だちのようにおつきあいさせてもらっているYさん。とても行動力があるのに、けっして押しの一手ではない、あたたかくて細やかな心遣いをしてくれる、ほんとうにステキな人だ。

Yさんはうるま市、わたしは那覇市に在住。大した距離ではないのに、生活圏がちょっと違うだけで、これがなかなか会えないんですね~。

それが、やっと会えました。それも、バレンタインデーに。

ですが、今年のバレンタインデーは旧正月とも重なっていました。そもそもわたしたちは、とある中国語の講座で出会ったので、Yさんに会ったとき、まずは「旧正月、おめでとう」と言ってみました。

するとYさんは、

「そうそう、バレンタインデーっていうのはラジオでも何でも言っているけど、旧正月ってもうあまり言わなくなったでしょう。
実はわたし、今年に入ってから忙しくしていたせいもあるけれど、昨日、スーパーに行って、“旧正セール”していたから、はじめて今日が旧正月って気づいたのよ~。」

そういえば、Yさんと歩いた那覇の商店街もほとんどの店が開いていました(通常通り、日曜日で休業している店はたくさんあったけど)。

わたしが移り住んだばかりの20年ほど前には、まだまだ旧正月まえのスーパーや商店街はにぎわっていたし、いざ旧暦の正月になれば、休業する店も多かったのですが、沖縄の暮らしもずいぶん様変わりしてきたようです。

ところでYさんとは国際通りのアジア料理の店で食事をしたり、那覇のアーケード街を歩いてウーロン茶の茶葉を買ったり中国食材店をのぞいたり。特別なことは何もせずに、ただのんびりおしゃべりして過ごしました。

歩いているうちにYさんはいろいろなことを思い出したらしく、

今はあまり那覇の市場周辺に来ることはなくなったけれど、首里に住んでいた頃には親戚が市場で店を出していたので、ときどき来ていたこと、それにガーブ川の氾濫の後には水に浸かった品物が安くで買えたことなどを思い出しながら話してくれました。

わたしのお気に入りの店は、Yさんも気に入ってくれて、「那覇からはしばらく足がとおのいていたけれども、またたびたび来たくなったわ」、とほんとうに嬉しそうに言ってくれました。

Yさんには内緒ですが、母にはしてあげられなかった親孝行を、かわりにYさんにさせてもらった、そんな気がして、わたしにとっても、大切な時間となりました。

Yさん、ありがとう。また一緒にお出かけしようね。

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今日の収穫

021305大根の間引き菜とほうれんそう、青ネギ。それから、勝手に生えてきたオニタビラコも収穫。

いずれもちょっとずつ。

で、どんな料理になったかというと。

あいかわらず具だくさんのスープです。オニタビラコの苦みが春を感じさせます。

白くて苦い汁を出すタンポポの仲間は、冬の間に体に溜まった毒を出すのに有効だと言われています。

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『アグー de ごはん!! Vol.4 』 2月20日、にぎわい広場にて。

10021701

今年も開催されます! 『アグー de ごはん!! Vol.4 』

2010年2月20日(土) 15:00~ 
にぎわい広場(那覇市第二牧志公設市場跡地)にて
※地図はチラシに載っています。クリックすると拡大表示されるのでご覧ください。

去年もおととしもうまかった。今年もきっとウマイに違いない!! というわけで、年々盛況になっています。

あぁ、あのとろけるようなクロケット!!(コロッケ) 
骨まで旨いアグーの煮込み!!!  

売り切れ次第終了なので、お早めにお出かけくださいネ。

※去年の記事はこちらから。
  「アグーdeご飯」その壱、ご飯。
  「アグーdeご飯」その貳、アグーについて。

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甥っ子からのオーダー

10020401去年、実家で母の遺したものを妹と整理していたらこんな手芸キットが出てきました。

ぬいぐるみのコアラ。これって、30年くらい前のものじゃないんだろうか…  なんだか、いろいろ思い出したぞ。

当時うちではこのシリーズのキットを作るのがちょっとはやっていました。わたしはスヌーピーとペンギンを作った覚えがあります。母もペンギンとビーバーを妹や弟に作ってあげていました。

今回見つかったコアラのキットは、680円ですが、他のキットも似たような値段でした。

今ならこの手のぬいぐるみは100円ショップでも買えるから、よほど手を動かすのが好きでない限り、この値段で半製品を買ったりはしないよねぇ…。

当時はそれでも完成品より安かった! なんてことをいろいろ考えていたら、甥っ子が横から、

「コアラちゃん、欲しいの。コアラちゃん、作って!」

「承りました。」

020402こんなキットを見るのは初めてだろうに、これでコアラを作る、ということをちゃんと察知しているのですね~(笑)

袋の中には、裏面に型が印刷されたボアと、目や鼻などのパーツが入っています。

ボアを型どおりに丁寧に切って縫い合わせ、別に用意した綿を詰め、表情をつけたら、出来上がり。

021303母が買って、甥のオーダーでわたしが作ったコアラ。

三世代の共同作業で、やっと完成したようでもある。(*^_^*)

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「五感」のパウンドケーキ

少し前の出来事だ。

020302妹の夫の名前で、小さな小包が届いた。節分の日だった。

妹は何かといろいろ送ってくれるのだけれど、妹の連れあいの名で何かが送られてきたのは初めてだ。

なんだなんだ? と、ちょっとわくわくする。梅田の阪急百貨店の包装紙を開けると。

おいしいケーキ屋さん、「五感」のパウンドケーキが入っていた。

国内産の原料にこだわり、手抜きしないで、本物のおいしさを追求してお菓子づくりをしている、というお店だ。

生ケーキはどれもとろけるような幸福感にひたれるし、焼き菓子類はどっしりと安定感のあるおいしさだ。

その「五感」の、月ごとにかわるシリーズもののパウンドケーキ。

一月は黒豆だったのね。届いたのは2月に入っていたけれども、節分に豆だなんてすばらしく季節感があって、それがまた嬉しかった。

残念ながら節分の日にすぐいただくことはできなかったのですが、昨日、友人達といっしょに分けあって食べました。

黒豆はゴロゴロと存在感があります。でも、かたすぎず、やわらかすぎず、パウンドケーキの生地にしっとりとなじんでいる。

ウマイよー!!!

みんなも「おいしいねぇ~」と笑顔になった。おいしい幸せをありがとう。

「五感」のホームページはこちらから。

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自分の健康を自分で守りたい人にオススメのブログ

薬の使えないわたしは、日々の生活の中で体を動かしたり、半身浴したり、いろいろ工夫しながらなんとか体のバランスをとって暮らしているわけですが、その中でも参考になるなぁ~と思っているブログを二つご紹介。

●寺門琢巳の「だから! カラダ! げんき!」
http://terakadotakumi.cocolog-nifty.com/karada/

二十四節気に合わせて
「この時期にはカラダがこんな不調を起こしやすいのでこんなメンテナンスをどうぞ」
という、具体的な傾向と対策を教えてくれます。

基本的にはとにかく「温めろ!」というところですかね(笑) 

寺門氏の著書には、他にももっと参考になることが書かれています。

例えば症状別に、「体のこんな不調には、こんな体操」、とか、「こういう不調の原因は食べ過ぎなので、摂取カロリーを控えましょう」とかね。よろしければ探してみてください。寺門氏のブログにもいくつか著書紹介のリンクが張られています。

お次は

●ヘルニア整体院の動画で分かる骨盤矯正体操
http://ameblo.jp/fmseitai/

腰痛や肩こりは、筋肉の過度な緊張や骨盤の歪みなどによって起こることが多い。

というわけで自分で出来る緊張のゆるめ方や骨盤の歪みをなくす体操が、動画付きで紹介されています。

でも、このサイト、腰痛や肩こりじゃなくても参考になります。

内臓の入れ物である骨盤が歪んでいたり、筋肉が緊張して動きがなめらかでないと、臓器の動きも悪くなるんです。 

わたしの場合、骨盤の歪みをとる体操をすると、滞っていた内臓の動きが一気に活性化して、お腹が鳴ったりお腹がすいたり、いろいろ忙しいことになるのだ!

そうそう、この時期気になる花粉症対策も出ています。

このブログによれば、花粉症は首を支えている筋肉の緊張と関係があって、猫背の人や長時間デスクワークしている人に多いそうだ。で、なんとバスタオルで花粉症を治してしまうらしい! 

というわけで、「整体」の方面から体を眺めると、原因と結果がちょっと離れたところにあったりするわけですね。すると当然、動かすところも「結果」から離れたところ、ということが多い。

そこで動画では、体操だけでなく、「この動きは、どの筋肉にどのように作用します」というところまで図解してくれる。ここんところが理系頭のわたしには妙にツボにハマりました。

体操については、簡単な動きを気持ちのよい範囲で左右それぞれ3回ほど繰り返す、といったものがほとんどで、5分とかかりません。ただ、通常の生活ではこんな動きあまりしないよね~、という体の使い方をするところがミソです。

例えば。いすに座った状態で、右の足のかかとをあげて右に開き、頭は反対の左に向け、3秒ほどキープして、脱力! とかネ。

でもきっと、人類が自然の恵みの中で生きていた頃には、こういう動きをどこかで自然にしていたのかも…、なんて思ってしまう動きもあります。

現代社会では、人前でやると絶対に「ヘン」に見える体操だけれども、わたしたちにはちゃんとその動きをする能力が備わっているんですね~。そう思って体を動かしてみると、これまたちょっと楽しいです。

「ヘン」な動きで緊張を緩めて、みんなで臓器から元気な骨格美人になりましょう~!(^O^)

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お花が長持ち

020801 冬はびっくりするくらい生花が長持ちします。

写真右下の蘭は年末に「お正月用」のつもりで買いました。もう5週間咲き続けています。

ピンクのガーベラと白いカモミールのような花は2週間以上。

キバナコスモスだけ、アパートの下に咲いているのを最近摘んできました。これは一つの花がほぼ2日で枯れますから、常に飾っておこうと思ったら、ハイペースで交換が必要です (^^;)  

しかし、もとの株を見てみれば、一つの花が枯れる前にもう次の花が咲く、といった具合に次々と咲き続けている、繁殖力旺盛なヤツではあります。

ところで、生けた花のほうに話を戻すと、さすがに活けっぱなしでは蘭でも冬場、2週間くらいしか持ちません。持たせるにはそれなりのメンテナンスが必要で…

①毎日水を換えること。そのとき、花瓶の内側も洗います。

②水に浸かっていた花の茎の部分も、流水で洗い流します。特に、ヌルヌルしているようなときには、そのぬめりをとるように洗います。

③花の根元を水につけたまま、少しだけ先を切り落とします(水切り)。そうすると、水揚げがよくなるとともに、切り口につきやすい雑菌を落とす効果もあるようです。

茎の外側はきれいなのに芯が腐っている(逆の場合もありますが)、などということもわかります。腐っている部分は多めに切り落とします。

茎を切った結果、葉が水に浸かるようなら、水を腐らせる原因になるのでその葉も落とします。

④茎が腐っていたような場合は、切り戻したあともう一度根元を流水で洗い流し、最後に花瓶にカタチよく活けたらできあがり。

********************

花が好きだった母のために飾りはじめた花。

一日ほんの5分、その花の手入れをしている間は、きっと母を思い出す。一年くらいは、そんな時間があっても良い。そう思って去年の4月から花を切らさずに今日まできました。

あと2ヶ月ちょっとで、一周忌です。

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【加計呂麻島】木材チップ工場建設計画のこと

うーん、どのカテゴリーにしようか迷ったけれども、工場が出来たら排水が直接海に流されるという話だから、「潟ログ」にも入れておこう。

奄美大島は有名ですね、その奄美と細い海峡を隔てた南側に加計呂麻島はあります。

ワタクシ、残念ながら奄美までしか行ったことがないのですが、奄美同様、加計呂麻も深い森ときれいな海に囲まれた美しい島だということです。

どうもそこで、島民に知らされないまま、木材チップ工場の建設計画が進んでいたそうです。

会社側によれば、どうも工場を建設する集落には「こんなモノを作ります」と、一応伝えてた、ということのようですが、チップにする木はその集落からだけでなく、全島から伐り出すようなのです。

もうすぐ着工!? という段になって計画に気づいた他の地区の島民たちが会社側に要望し、先頃やっと島民対象の説明会が開かれたそうです。ところが、あまりにずさんな計画なので、あらためて計画自体が問題になっているようです。

その会社が出した計画案では、町有林も伐採の対象になっているとか。会社や町役場に拠れば、まだ町の許可も出ていない段階なのに、そんな不確定要素を含みながら工場を建てちゃう、なんてこと、あるだろうか。

なにより加計呂麻では、これまで道をつけるために木を伐った影響で、湧水や地下水が枯れた、という苦い経験を何度もしているそうです。これは直接生活に関る重大な問題ですよね。そういう暮らしをしてきた島民に対して何の説明もなく、バンバン木を伐ってチップをつくる工場を建てようなんて、やっぱりヨロシクナイと、思うわけです。

地元の人は、まずはこの問題をたくさんの人に知ってもらいたいと感じているようなので、このブログでも紹介しました。

詳細は直接以下のリンクよりご覧ください。

ブログ『徒然なる奄美』の記事、
加計呂麻島、激震!!木材チップ工場建設へ!島の半分がハゲ山に!!

衝撃のタイトルです。

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おいしいチョコレートを買いに。

またまた「えころん」まで歩きました。あんまりにもスッキリしないお天気が続いて、どうも代謝が落ちているらしく、体中むくんでダルダル。腰湯しても改善しない、ということは歩くしかない~!

買い物もかねて、イザ出発。谷越えするからけっこう汗をかくんだな。せっかくだから、今回は外観の写真も撮ってこよう。

020601床屋さんの二階がえころんです。看板が控えめなので、ちょと画像をいたずらしました。電柱にでっかい看板をくくりつけてあるわけではありませんので、念のため(笑)

赤い楕円印のあるところが階段の登り口。知らなければ通り過ぎてしまいそう~。

建物自体緑色っぽい塗装がされていますが、何よりこの外階段は濃い緑のトンネルに包まれていい感じです~。

今回はいつものように無農薬無化学肥料で栽培されたお野菜に加え、国内産大豆を使った「豆富」という名の豆腐と納豆、それに、フェアトレードのチョコレートを買いに。

フェアトレードを一言で言うなら、作り手や買い手の健康や生活を持続的に守ってゆくことを目的とした「公平な取引」。

作り手が過酷な労働を強いられて健康被害を受けたり、環境に負荷をかけすぎるような農作物の栽培方法では「持続的」と言えない。

021001まぁそんなわけで、今年はラジオでもよく「チョコレートで国際貢献!」とか声高に宣伝して、フェアトレードのチョコレートを紹介しているけれども、わたしがこれを選ぶのは、なにより「オイシイ」から。

きちんとした素材を使って、時間をかけて作れば、乳化剤なんか入れなくても良いのだ。

021002 乳化剤の入った食品を間違って口に入れると、わたくし、口中ビリビリと痛みが走り、ひどいときにはやけどのように粘膜がベロリと剥がれてしまう。

したがって、混ぜモノがあるのは体に障りがあるだけでなく、味覚的にも大問題なのである。

で、今回はこのおいしいチョコレートたちを、大人買い!?しました。

えころんの宇地原さんがちょっとびっくり。

「お世話になっている友だちに送ろうと思って。 トモチョコ!?」 

「うん、トモチョコ、トモチョコ!!」と、と宇地原さん。

流行とは無縁な暮らしをしている二人がはやり言葉を使ってしまったのがおかしくて、お互い顔を見合わせてなんとなく笑ってしまった。

で。買い物以外の目的はというと、しっかり果たしました。往復一万歩でいい汗かいたよ~!

※えころんのHPはこちら

※写真で紹介したチョコレートを扱っているピープルツリーのHPはこちら

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ダイソンの掃除機が来た!

実は今まで、掃除機は買わない、という主義を貫いていた。

掃除はもっぱらホウキとハタキとゾキンのローテク三種を使用。掃き掃除をするときには茶殻やしめらせた新聞紙を撒いて、細かい塵を巻き上げないようにしていた。

しかーし!! このところいくら掃除をしても、すぐにどこからともなく埃が出てくる。

畳の部屋はともかく、台所の板張りの床は埃がよく目立つ。雑巾掛けをしても何時間か経つと、もううっすらと砂埃が積もり、隅には綿埃が転がって、「さっき掃除したばかりなのに!」という徒労感が激しかった。やってもやっても埃は積もり、しかし、掃除をしなければもっとひどくなる一方。

さらに悪いことにここ何年か、ハウスダストや黄砂による気管支炎が少し悪化している。埃があるとカビがつきやすくなるらしい。湿度が高くなるとそのカビが一斉に胞子を飛ばして激しく咳き込む、なんてことも何度かあった。先日のインフルエンザも、気管支をやられたのが一番の敗因だった様な気がしている。

そこで! 英国でハウスダスト・アレルギー対策に推奨されている掃除機があることを思い出した。ダイソンの掃除機。サイクロン方式で紙パック不要、フィルターも水洗いできるスグレモノ。が、しかし、でかくて高い!!! どこのビルを掃除するんですか、というようなサイズだった。

ところが最近、「A4サイズにのっかります」という小型のサイクロン掃除機を出したという宣伝をネットで見たのだ。試しにアマゾンで検索すると、安くなっている…(といっても掃除機としてはかなり気合いのいる値段だ)

そもそも「掃除機なし」を貫いてきのには、大きな理由が二つある。一つは、さっきも書いたように排出される空気の悪さ。ダイソンに関していうなら、排気の心配はなさそうだ。

けれども操作性はどうだろう。今まで使った掃除機は、本体が重く、ホースがかたく、ヘッドがぴったり床につかずに埃の吸い取りがうまくいかない、なんてことが多々あって、そんなことなら箒の方が手っ取り早いからずっと箒だったのだ。それに、付け加えて言うならエネルギー効率が悪い。節電をめざすわたしにとって、「効率が悪い」というのは掃除機嫌いに拍車をかける十分な理由となっていた。

試してみたいけど、結局あまり使わない、ということになるかも知れない。どうしよう…

で、妹に相談してみた。「試してみて、やっぱり掃除機を使った掃除がわたしの生活にあわないようだったら、半額で買ってもらえないだろうか?」

妹は即座に快諾してくれた。ちょうど掃除機を買い換えようと思っていて、ダイソンの掃除機も候補にあがっていたのだそうだ。

使わなくなった場合の行き先が決まったところで、「おりゃ!」っと注文しました。

来ましたね~、本当にA4にのるくらい小さいサイズなんですね。そうして、美しいフォルム! 作った人の愛情を感じます~♪

いやしかし、掃除機なんだから掃除で威力を発揮してもらわなくては困る。さっそく稼動。埃がおもしろいようにとれます。いや、ホントにびっくりしただよ。

最近、眠っているときに咳き込むことが多かったので、まずはじめは布団に掃除機をかけたんだけれども、なんと布団がスベスベになっている。集塵器には早くも綿埃がたんまり…

畳など、畳表が浮き上がるほど吸引力が強い。ヘッドの操作性がよくて、どんな角度で転がしても、きっちり床に密着する。これなら効率もいいはずだ。畳の目に入りこんでいた砂埃まで吸いとって、掃除機をかけたあとは、雑巾掛けしたみたいに畳が輝いている!

畳と畳の間にある隙間からもゴイゴイと埃を吸い上げる。ひゃ~、こんなにゴミが詰まってたんだ…

ついでだから本の上や棚の下のほこりも各種ノズルを使って吸いとりまくり。

板張りの床も、掃除機をかけただけでこれまた雑巾掛けしたようにぴかぴかになってしまった。

とれた埃が掃除機の中でくるくる回って見えるのも充実感があってよい。それでついおもしろくなってしまって、窓のさんや棚の後ろなど、普段あまり掃除できないところまで「ウキウキウキッ!」と、なかばお猿と化して掃除すること、2時間。もちろん、ものをあっちコッチ動かしたりした時間も入っているけどね。

そこでなにやら掃除機の音がおかしくなっているのに気がついた…

012801ふと見ると、モウレツにゴミが溜まっている。

並のたまり方ではありません。集塵器のなかでゴミがくるくる回らなくなっている。

012802MAX越えてるよ~、ヤバイ。

あわてて容器をはずして外でゴミを捨てました。

ドサッと、かなりの重量感を持って出てきたゴミには、かなりの量の砂埃も入っていました。 

うひょ~。うちにはこんなにゴミが溜まっていたのかぁ…。掃除機君、いきなり過酷な任務を課してすまなかった…

ふと、昔々のテレビCMを思い出した。ウォシュレットの宣伝だったと思う。

白い画面に、水色の絵の具が絞り出される。

人の手が、乾いたトイレットペーパーで、それをせっせとふき取ろうと奮闘する。けれども、なかなかきれいにとれない。

そこでいっぱつ水が噴出される。

水色の絵の具は一発で落ちる。

そういうCM。わたしの今までの掃除は、まるで水色の絵の具を乾いたトイレットペーパーでこねくり回すようなもので、いくらやってもゴミはすっかりとはとれていなかったのですね。

ダイソンの掃除機、エライです! ウォシュレットと同じくらい、革命的です!!

夜になっても、もう板の間に埃が積もったりはしませんでした。

わたしはにわかにお掃除好きな人になり、それから三日続けて、細々とした小物入れの中までお掃除しまくってしまいました。

…わたくし、自分は家事が嫌いな人だと思っていたのですが、家事のあとの徒労感が嫌いだったのですね。

ハ~、スッキリ、スッキリ!! (笑)

やったならやったなりの充実感。お掃除で言えばダイソンの掃除機はこれを満足させてくれます。値段だけみれば確かにお高いのですが、それに見合うよい買い物でした。ダイソン、ありがとう~!!

わたしが買ったのは隙間ノズルや布団ノズルなどがついたこの青いセットですが、ほかに2体タイプあります。

一つは本体が黄色で、通常のヘッドのみがついたシンプルセット。オプションのノズルはついていないタイプ。

もう一つは本体が紫で、ヘッドに独立したモーターがついており、毛足の長い絨毯でもヘッドのブラシがパワフルに回転してぐいぐい埃を吸いとるというタイプです。オプションのノズルもひとそろいついています。ご参考まで。

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月桃蒸しパン

020102しばらく寝込んでいるあいだ、自家製の天然酵母を培養しているパン種のお世話がまったくできませんでした。

週二回くらいパンを焼いていれば機嫌よくおいしいパンが焼けるのだけど、一週間あいてしまうと発酵が進みすぎて、
こなれすぎた小麦粉が歯にくっつくわ、
酸っぱいわ、
お世辞にもおいしいと言えない状態になってしまうのである。

そんなとき、酸味だけでもマイルドに、おいしく食べる方法を見つけました。

重曹を入れて、蒸しパンにしてしまう! 

重曹は酸を中和しつつ勢いよく膨らむので、まさに一石二鳥。 たいていの添加物に反応してしまうわたしも、この古来(?)からのふくらし粉には反応しないから、本当にありがたい。

しかし、一般的なオーブンシートやクッキングシートは相当ケミカルなので、蒸しパンの敷き紙には使えない。はじめは昔ながらの布巾をつかっていたんだけれども、蒸しパンの生地が布巾の布目に詰まって、お洗濯がやっかいなのよね。陶器の容器で蒸したこともあるけれど、火の通りが悪いし…

それで思いついたのが月桃の葉。沖縄では水で練った餅粉を月桃の葉にのせたりくるんだりして蒸した餅をつくるのですが、これを蒸しパンに応用してしまった、というわけ。

今回は焙煎してある小麦胚芽と黒糖少々、それから塩もわずかに加えて作ってみました。月桃はベランダで採取。2年ほど前、プランターの片隅から自然に発芽したのを大きな鉢に植え替えたところ、すくすくと育っているのです。

甘さ控えめで国産小麦の深い味がする月桃蒸しパンは、香りがよくてつい食べ過ぎてしまいそうデス…。

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節分の思い出

ラジオを聴いていたら、「明日は立春だというのに今日は寒い」という便りが各地から届いているとアナウンサーが話していた。実際、沖縄でも今年はなかなか寒い節分であった。それで、ふと子どもの頃のことを思い出した。

小学3年生のころだったと思う。やはりとても寒い日だった。

小学校からの帰り道。どこからともなく子犬がついてきた。生後3ヶ月くらい。ベージュの短めの毛は、こざっぱりとして清潔そうだけれど、少し寒そうに見えた。賢そうな顔に、少し憂いを含んだ目が印象的だった。

子犬はトコトコトコトコこついてきは、時々立ち止まった。わたしはすこしもどかしくなって、自分の住んでいる町内に入ったところで、ついに抱き上げてしまった。子犬は、不安の色を見せることもなく、おとなしく抱かれていた。

家に着くとわたしは子犬をそっと玄関口におろした。そうしてゆっくり戸を開けた。

本当は途中から抱いてきたのだが、わたしは母に「子犬が、学校の近くからついてきてしまった」。と告げた。

父も母も、動物を飼うことには反対だった。飼っている動物が死ぬと悲しいからだ、といっていた。

けれども、母はけっして動物が嫌いなわけではなかった。寒空のもと、飼い主も分からぬお腹をすかした子犬を見て、母はミルクを与えることに同意してくれた。わたしはさっそく、どの器を使ってよいかを母にたずね、母はまた、ミルクを少し温めてやった方がよい、ということを教えてくれた。

せっせとミルクを飲む子犬を見ながら母は、少し目を細めながら「この子はシロタビを履いてる」と言った。

「シロタビ?」と聞き返すと、足先だけ白い毛が生えていて、白い足袋を履いているように見えるのだと教えてくれた。そうして、母が子どもの頃に飼っていた犬も白足袋を履いていた、と、ポツンと話した。

そうして急に思いついたように、「この子犬はずいぶん遠くからついてきてしまったようだから、飼い主を捜すのは難しいだろうし、もらい手を探すにしてもしばらくはうちで面倒を見るしかない」というようなことを言った。そうして母は、いそいそとみかん箱に古布を敷いて、子犬の仮の寝床を作ってくれた。

あんなに犬を飼うことに反対していたのに、そのときの母はけっしていやそうではなく、むしろ少しウキウキしているようでもあった。そうして、段ボール箱の寝床を屋根のついた物干場の一角に置いた。

その物干場は、居間にある掃き出し窓の軒先を延長する形でこしらえてあったので、子犬の様子は部屋の中からでもガラス越しにすぐに見ることができた。子犬はすぐに自分の居場所を理解し、時々寝床から頭をもたげ、人の気配を確認すると安心したようにまた丸くなって眠っているようだった。

そんな子犬の様子を見てワクワクしていたのはわたしや妹・弟だけでなく、母も子犬を可愛くおもっているようだった。わたしは母に、このままウチで飼ってもいいかときいてみた。

「お父さんにきいてから」というのがその返事であった。当然ではあるけれど、父は頑固者だったから望み薄だと思った。

ところがその夜、いつもより早く帰宅した父は、めずらしく上機嫌だった。その日はちょうど節分で、豆まきは父がもっとも楽しみにしている年中行事のようであった。

母は、昼の間に炒っておいた大豆を器に用意しながら、今、物干場に子犬がいることを話した。寒空の下、子どもについてうちまで来てしまったので、せめてもらい手が見つかるまでうちに置いてやりたいのだが、というようなことを話した。それについて、父は文句を言わなかった。

豆の入った器を持ち、サンダルを突っかけて外に出た父は、「どれどれ」と言って、まず子犬を見に行った。そうして一言、「白足袋を履いているなぁ」と、母と同じことを言った。それから父は、例年通り豆まきをはじめた。

父はまじめくさった顔で、神主が何かの儀式を始めるように仰々しく「福はウチ」と大声で唱えて最初の豆を撒いた。けれども「福はウチ、鬼はソト」と繰り返すうちに次第に興がのってきたらしく、なんだか少し楽しそうに家中の窓や扉から、豆をまいて歩いた。

わたしたちが住んでいたその町は横浜の西部にあって、首都圏のベッドタウンになっていた。「高度経済成長期の新興住宅地」であるらしく、どの家もひとしく出来てから20年、という様相を呈していた。遠い地方から移り住んできた人が多く、気さくなご近所づきあいがあり、母はよく「一昔前の下町のようだ」といって笑った。

そんな「下町」でも、節分に大声で豆まきをする家は少なく、うちを入れて2~3軒くらいのものだった。わたしは近所に響きわたる父の声を少し恥ずかしく思いながら、子犬が驚いて逃げやしないかと心配していた。

けれども子犬は逃げなかった。興奮してはいたけれども、わたしたち兄弟が豆を拾って歩くのをおもしろそうに追いかけまわしていた。

そんな様子を見て父は、「なかなか肝の据わった子犬だ」、と少し笑ってほめた。はっきりとは言わなかったが、子犬を気に入った様だった。

そこで母はすかさず、「この子犬のもらい手が見つからなければ、ずっとうちで飼っても良いだろうか」と、うまく話してくれたのだった。

父は、「もしもらい手が見つからなければ仕方がない。人なつこくてどうも番犬にはなりそうもないが、子どもたちが世話をするのならいいだろう。」といって、わたしたちに世話をすることを約束させると、存外あっさり飼うことを承知してくれた。

条件付きだけれども、事実上、うちで飼うことを想定したやりとりだった。とてもダメだと思っていたことが叶って、わたしはとても嬉しかった。そうして次の日になるのが待ち遠しかった。

明日から毎日、朝には子犬に水と餌をやり、学校から帰ったら散歩をするのだ!! 

眠る前にもう一度カーテンの隙間から子犬の様子を見た。いつもはその窓の雨戸も閉めるのだが、その日は子犬が寂しがるといけないからと、雨戸は開けたままだった。子犬は豆まきの時に興奮して疲れたのか、きちんと寝床で丸まっていた。わたしも安心して眠りについた。

翌朝は、いつもより早く目覚めた。布団の中でうっすらと目を開いたわたしは、外が妙に明るいのに気づいた。うっすらと、雪が積もっていた。

子犬が寒がっているかもしれない!

わたしは急いで服を着て、まずガラス越しに子犬の姿を確かめようとした。けれど、もう寝床を離れたようで、そこからは子犬が見えなかった。 玄関の戸を開けて庭に出た。

雪の上に、父の大きな足跡が付いていた。父は長距離通勤していたし、朝食を食べない主義だったので、いつも朝早く一人で起きて、そっと出かけていくのだった。

そうして、あろうことか、父の足跡を追うように、子犬の、梅の花形をした足跡が、家の外まで点々と続いていた。

うちの庭にはフェンスがめぐらしてあって、門扉もあったけれど、その柵の幅は子犬がすり抜けられる程度に広かった。そうして、首輪もない子犬には、まだ引き綱もクサリもつけていなかった。だから、外に出ようと思えばいつでも出られたわけだった。

わたしはすぐに外に出てみた。けれど、見渡してみても子犬の姿はどこにも見えない。足跡も、一歩うちを出てしまうと車の轍にかき消されていた。うなだれて家に戻ると、母と妹も玄関口に出てきていた。

「あの子犬はなんだかずっと人恋しそうにしていたから、朝早くお父さんが出かけたときに、後を追いかけて出ていってしまったのかも知れない」と母が言った。わたしはどうしてもっと早起きしなかったのかと悔やんだ。そして、妹と一緒に泣いた。母も少し寂しそうだった。あとから出てきた幼い弟は、困ったような顔をして立っていた。

わたしは一日、落ち着かない気持ちで過ごした。多分そんなことはないだろうけれど、もしかしたら、自分が学校にいる間に、あの子犬が家に戻っているかもしれない。そう思うとすぐにでも家に帰りたい気持ちだった。

だから学校がおわると急いで家に帰った。けれども子犬はやっぱり家には戻っていなかった。雪はとっくに消えていた。

夜になって父が帰ってきた。

わたしと母は、朝起きてみると子犬がいなくなっていたことを父に話した。父は、自分が家を出るときにはまだ子犬は確かに寝床で寝ていたし、門扉もきちんと閉めていった、ということを話した。

母の予想通り、父の気配を感じて目覚めた子犬は、門扉をすり抜け、父を追って出ていってしまったようだった。それを聞いた父は、少しだけ残念そうな顔をした。

そうして、父が言ったのか、母が言ったのか、もうよく覚えていないけれども、

「昨日は節分だったから、あの子犬はウチのよくないモノを連れて出ていったのかも知れない」というようなことを話した。

子犬をあきらめるための方便だとわかってはいたけれども、もしも本当に「よくないモノ」と出ていったのなら、あの子犬はずいぶん悲しい運命を背負っているものだ、と思った。

でも、わたしには「よくないモノ」ではなく、「ウチで犬を飼うという、またとないチャンス」を背負って出ていってしまったように感じられた。そうして、あの子犬がどこかの軒下で寒そうに丸まっているのを想像して、また少し悲しくなった。

その後、うちで犬を飼うことは二度となかった。

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「王冠」を引きずって歩く

2週間くらい前のことだった。

夕方散歩に出たら、ちょうど小学生の下校時間に重なり、しばらくの間小学生の群と同じ方向に歩くこととなった。

ふざけたりおしゃべりしたり、ゆっくりあるく子どもたちをたくさん追い越した。なかに一人、片足を引きずりながら歩いている男の子がいた。

その子は、足首のあたりに包帯を巻いていて、けがをしているようだった。けれどもその歩き方を見て、わたしはけがとはまったく関係ないことを突然、鮮明に思い出した。

飲み物の瓶の蓋、王冠っていいますよね。今はほとんどビールや酒瓶の王冠くらいしか見なくなりましたが、わたしが子どもの頃、コーラやジュースは瓶入りで、王冠はありふれた身近なものでした。

小学校の近くには、駄菓子やジュースも売っている文房具店があって、その店の外にはいつもケースに入ったジュースの空き瓶が積まれていました。そして、たいていそのケースの下あたりには、王冠がいくつか落ちていました。

020201その王冠を拾って、軽く靴で踏むのです。必ず裏返しの状態で、平らな面を地面につけるようにして。この写真で言えば右下の王冠の状態です。そうして王冠を引きずって歩き続けると、いつか摩擦で縁が削れて、王冠の平らな面がコインのように抜けるのですね。

子どもって不思議なことに熱中するものです。

当時は、そうやってきれいに丸い面が抜ける、というのがとてもおもしろく感じられたのです。きれいに丸く抜くためには、まず、できるだけゆがんでいない王冠を選ぶ必要がありました。それからずいぶん長い距離を根気よく引きずって歩かなければなりません。歩くのだって、普通に歩くよりずっとずっと時間がかかります。

けれどもけっこうたくさんの子が、アスファルトの大通りや、住宅街のコンクリート簡易舗装の道を、「ズーコ、ジーコ」と王冠を引きずりながら帰った時期がありました。

でも考えてみれば、こういう記憶を共有できるのは、わたしたちの世代の上下5歳くらいかも知れないなぁ、と、思うのです。

この遊びには、当たり前ですが王冠と舗装道路が必要です。

ところが、わたしが高校にあがる頃には、清涼飲料水はすでに缶入りが主流になっていて、王冠はあまり目にしなくなっていました。一方、舗装道路の方ですが、首都圏のベッドタウンだったわたしの町でも、わたしが小学3年生の頃まで、住宅街の小道は未舗装のところが多かったのです。

だから…上も下も、いいところ5年以内ではないかと。

王冠、引きずって歩いたことはありますか? 

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【上関】カヤック隊のみんなへ。メッセージ届きました、ありがとう。

100201_2 

山口県上関町には原発の建設計画がある。

予定地・田ノ浦の対岸にある祝島のみなさんは、その計画が持ち上がった当時から一貫して、自分たちの暮らしやきれいな海を守るために、30年近く原発の計画に反対し続けている。

そんな祝島のみなさんに共感して、島外から集まった仲間達もいま島の人々とともに活動を続けている。「虹のカヤック隊」という。わたしが11月に現地を訪れたとき、このカヤック隊のみなさんにすっかりお世話になってしまった。

ところで先日、インフルエンザから回復したばかりのわたしは何かステキなお知らせが届いていないかと、何日かぶりにアパート一階にある郵便受けをのぞいた。そうしたら、なんとカヤック隊のみんなから心のこもった「ありがとう」の寄せ書きが届いていたのだった。

わたしたち、きっと気持ちが繋がっているね! 嬉しくて、ジーンときてしまいました。こちらこそ、ほんとうにありがとう!! このところあまりブログには書いていなかったけれども、いろんな人と上関のこと、話しているよ。

寄せ書きの添え状には、
11月初旬に田ノ浦に押し寄せてきた台船は姿を消したけれども、田ノ浦では連日、島民のみなさんとカヤック隊のみなさんによる座り込みが続けられていている
ということが書いてありました。

まだまだ寒い季節が続きます。どうかみなさん、体に気をつけて過ごしてくださいね。。。と、田ノ浦のみんなに念を送りました。

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