« 【上関】追加募集! 祝島島民らへの仮処分申請取り下げを求める署名 | トップページ | 美しき日々 »

いやがらせ目的の訴訟 「SLAPP(スラップ)訴訟」

最近よくチェックしに行くブログに、『RadioActive』がある。
上関原発問題関連のイベント情報や、現地レポートをリアルタイムで見ることができたりする。

昨日アップした署名用紙のリンク先も、こちらなのであった。

それであらためて本家(?)の記事を参照しようと思い、『RadioActive』さんにお邪魔したら、

【ACT】追加募集・仮処分申請取り下げを求める嘆願/SLAPP訴訟/やんばる高江の現状

という記事にいきあたった。

SLAPP(スラップ)ってなんじゃらほい。
 →以下、wikipedia 「スラップ」 の項より引用(色文字は当ブログ管理者による)

============【wikipediaより転載開始】================
スラップ
(英: SLAPP, Strategic Lawsuit Against Public Participation)は、訴訟の形態の一つで、原告が判決そのものの勝訴ではなく被告に対するいやがらせを主な目的とした訴訟である。

経済的に力のある団体が原告となり、対抗勢力を被告として恫喝的に行うことが多い。被告となった反対勢力は法廷準備費用・時間的拘束等の負担を強いられるため、仮に原告が敗訴しても、主目的となるいやがらせは達成されることになる。そのため、原告よりも経済的に力の劣る個人が標的にされやすい。表現の自由を揺るがす行為として欧米を中心に問題化しており、スラップを禁じる法律を制定した自治体もある。

===========【wikipediaからの転載終わり】==============

そうか! 中国電力による祝島島民らに対する仮処分申請ちゅうのは、あれは「いやがらせ」やったんや~。。。

圧倒的に力の差がある二者間において、強い者が弱い者を訴えるという構造は、なんだか不当な気がするけれども、どういうふうに不当なのかズバリ一言では上手く表現できなかったのだ。でも、これでわかったぞ。

「セクハラ」、「パワハラ」、「アカハラ」などと同じで、「その行為は<いやがらせ>である」とはっきり定義されると、実にわかりやすい。

ところで沖縄県東村高江地区では、米軍のヘリパッド建設強行に抗議し、座り込みを続けている住民14名に対して、一年ほど前に国から仮処分の申請が出された。

こっちは国が住民を訴えるなんて言う、究極の弱いモンいじめである。えぐいことに、両親とともに座り込みに参加した(かもしれない)小学生まで訴えられたと耳にした。しかも国側は、「これがうまくいったら、辺野古も訴える」、といっているらしい。

国による、住民運動の弾圧。実にムチャクチャだ。

上述の『RadioActive』でも紹介されているけれども、「国による住民いじめ」の意味がよくわかる記事をブログ『やんばる東村 高江の現状』より転載しておきたい。記事のタイトルは「明日、公開質問状を出します」。リンクを貼ってあるので、原文に当たりたい方は記事のタイトルをクリックしてください。

※転載記事中、赤文字は当ブログ管理者ミズマによる。

========【『やんばる東村 高江の現状』より転載開始】==========

2009年10月12日
明日、公開質問状を出します 

高江を支援して下さるすべての皆様へ

高江ヘリパッドいらない住民の会
共同代表 宮城勝己 安次嶺現達 伊佐真次
住所 沖縄県国頭郡東村字高江85−12
TEL/FAX 0980−51−2688

 私たち、沖縄県東村高江の住民は、米軍ヘリパッド建設の強行に抗議し、話し合いを求めて座り込みを続けてきました。ところが、2008年11月に、国は、座り込みをしていることが通行妨害だとして、裁判所に仮処分を申立てました。高江に住所がある、座り込みをしている夫婦を中心に14名が債務者とされています。

 私たちの生活を踏みつぶす、一方的で強圧的な政策に対して、私たち住民は、この2年間ずっと、抗議と説得、監視活動を続けています。弁護士などにも相談しながら、沖縄のこれまでの平和運動にも学びながら、平和的な反対活動をしています。決して、裁判や保全処分で排除されるような行為はしていません。

 国側、すなわち沖縄防衛局が提出した現場写真などでは、妨害行為の特定がなされないため、私たちが沖縄防衛局に建設中止の要請にいったときの名簿、新聞記事のコメント、ブログの記事、高江のヘリパッド問題を主題としたイベントや写真展などが、妨害行為の証拠として提出されました。これでは、まるで言論統制です。

 この、国による仮処分申立て自体が、住民への恫喝、住民運動に参加した者に対する強迫です。萎縮効果をねらった手段としての提訴は、「SLAPP訴訟」と呼ばれ、企業が弱い個人を攻撃するために使われ、極めて不当であると問題視されています。

 座り込みをしただけで、通行妨害などということがまかり通れば、生きていくための訴えをするあらゆる種類の住民運動にどれほどの萎縮効果をあたえるでしょうか。ましてや、これは国が国民に対して取るべき手段と言えるでしょうか。

 現に、沖縄防衛局長の真部氏は、これで高江の住民を排除できたら辺野古も訴える、と新聞インタビューで答えています。
これは、言論弾圧であり、民主主義の根幹である正統な住民運動に対する弾圧です。私たちは言論の自由、表現活動の自由、自らの生活を守るために、国による申立ての却下を強く求めています。

 この事実を、政権が替わったいま、新しい総理大臣や法務大臣に早く伝えたいのです。前政権からの引継ぎの結果、鳩山由紀夫総理大臣は、国政の最高責任者として、国が住民運動を訴えるという前例のない事態が進行していることをご存知でしょうか。千葉景子法務大臣は国の代理人として、このような申立てをご自分が起こしていることになっているとご存知でしょうか。

 10月13日以降に、裁判所が仮処分の決定を出せば、私たちは、当然、不服を申立て、本裁判に移行するように裁判所に起訴命令を申し入れます。国が法務大臣の名において住民運動を訴えるという、前代未聞の事態を引き起こす前に、知って頂かなくてはいけないはずです。那覇地裁の決定が出てからでは、遅いのです。

 時間がありません。

 各大臣に伝えようと、陳情や政党への要請などあらゆる方法をつくしているのですが、前例のないこの事態を理解して頂くには時間を要するのか、私たちの声が届きません。

 そこで、公開質問状を出すことにしました。マスコミを通じて政治の決定に責任を持つ閣僚のひとりひとりに、直接質問をし、私たちの声を届けてくれるかも知れないとの一縷の望みを託してのことです。

 皆様、どうか、橋渡しのための一助を、心からお願いいたします。

2009年10月13日
沖縄県東村高江
ヘリパッドいらない住民の会

=======【『やんばる東村 高江の現状』からの転載終わり】=======

|

« 【上関】追加募集! 祝島島民らへの仮処分申請取り下げを求める署名 | トップページ | 美しき日々 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212696/46914977

この記事へのトラックバック一覧です: いやがらせ目的の訴訟 「SLAPP(スラップ)訴訟」:

« 【上関】追加募集! 祝島島民らへの仮処分申請取り下げを求める署名 | トップページ | 美しき日々 »