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【上関】原発建設予定地 田ノ浦

さて、昨日訪問した田名埠頭のテント村で、上関原発建設予定地である田ノ浦への行き方をたずねたところ、

「明朝7時に、ここから田ノ浦へ向かうメンバーがいるので、一緒に行ったらいいですよ」

とのありがたいお返事が帰ってきた。わーい!!

Photo_2田ノ浦がある長島へは、JR柳井駅から路線バスも出ているが、50分ほどゆられた後、役場のある大きな集落が終着となる。

そこから田ノ浦へは、直線距離でさらに8km。しかも途中から完全に山道。歩けないことはないが、ちょっとキビシイ距離ですね。

1106_0644そんなわけで、6日は始発列車に乗って田布施で下車。迎えに来てくれたHさんの車で田名埠頭へ。

←田名埠頭で見た日の出。(07:17)

7時半頃、O君とSさんの車で計5名が田ノ浦へ向け出発。実はもっと早くに出かけたメンバーもいたようです。

1106_0648途中、大きな作業台船が田ノ浦方向へ向かうのをO君が発見、仲間たちに電話連絡をしている。緊張が走る。

上関町に入ると、人口に釣り合わない立派な「箱モノ」がたびたび目にはいる。「みんな原発がらみでつくられたものです。」と、Hさん。

1106_0647「原電で明るい家族」とか書かれた、気色の悪い看板も立っている。原発推進者は、「原発」と言わないらしい。

道は途中から車幅一台分しかない葛折りの山道。あぁ、一緒に車に乗せてもらえて良かった。

←田ノ浦への最後の峠道で、タヌキ!?

1106_0649車を降りて、ここからは歩きです。(08:27)

1106_0650

中国電力の土地にはロープやフェンスがはられ、くどいくらいに「立入禁止」が表示されている。

でも、その外側には祝島の方の共有地があるものだから、中国電力も今のところ田ノ浦を完全に立入禁止にはできずにいるとのこと。

1106_0651竹林や雑木林を抜けながら、急な斜面をおりてゆくと…

1106_0654うわぁーーー、ひどい。

きっともとはこの辺りもみんな木々に覆われていただろうに、みごとに伐採されて作業ヤードや駐車場になっている。

さらにどんどん平らな空間を造成中らしい。遠くで重機が動き回っている。(08:38)

1106_0655浜沿いにある中国電力の土地は、ほとんど切り開かれてしまっているようです。

林から出てきた目には眩しすぎる… (08:39)

1106_0690こんなに美しい弓なりの自然海岸なのに。

浜を背にして立つと対岸の祝島の集落や漁船以外、人工物が目に入らないんですよ。当然防波堤なんかありません。護岸も、中国電力が造成するまではなかったのだろうな。。。

しばらく浜を散策して、動植物を観察。

1106_067109:07 田ノ浦沖を台船が曳航されてくる。

09:10 台船は田ノ浦に向かってくるようだ。

1106_0687田ノ浦には、仮桟橋が造られている。ここに接岸しようとしているらしい。

1106_0677仮桟橋の突端に立って、台船の接岸を阻む仲間たち。

台船付近、青い旗を掲げた船は祝島の漁船。

黄色い旗は、警戒船として雇われた「推進派」の漁船とのこと。

1106_0674ついに台船を停止させた。カヤックが台船に接近。

それにしても美しい田ノ浦の景色にそぐわない毒々しい色合いの台船である。

そのまま 台船 vs [祝島漁船+カヤック] のにらみ合いとなる。

1106_0701耐久戦に突入。

浜辺では監視を続けながら、「反原発アート」。

1106_0686

わたしは「田ノ浦遺跡」の発掘現場も見学。「いつ頃のものですか?」の質問に、作業を監督している人は、「さあ…」

でも、やじりや土器が出ているらしい。「縄文とか弥生とか、そういう時代のものですか」、と問い直すと、「多分そうだ」と。

1106_0719お昼になっても台船は帰る気配がありません。

こちらは浜辺で昼ご飯。

ワタクシ、おにぎりは持参していましたが、みんながサラダやおかずを分けてくれました。ビワ茶もおいしゅうございました。

ごちそうさまでした!!

1106_0717それにしても、こんなに美しい秋の日に。 

1106_0764中国電力はよほど焦っているらしい。

午後には中国電力の敷地からショベルカーが浜辺におりてきたので、これも阻止。

1106_0765

F君がパフォーマンスを見せております。

実はここでオッチャンたちと雑談しました。

「なぁ、ぶっちゃけ、オッチャンら、日当ナンボの世界やろ? ここの造成ができてナンボっちゅうコトではないよね?」   

1106_0769オッチャンら、ニヤリ。

オッチャンA「正直な話、こないでかいモンつくるんやったら、電気代安うしてくれたほうがエエンやけどなぁ…」

「ほうじゃ、ほうじゃ(笑)」

1106_0770「俺ら調査や何か、いろいろ長引かせてきたから、請負会社は儲かったんやろうなぁ…」

てなわけで、完全にオッチャンらと談合のうえ(?)、談笑していたようなあんばいで。ずいぶんゆるい「阻止行動」でありました。

夕暮れ前(4時頃)には、ショベルカーは撤退。

作業台船はそのまま夜まで停泊するとのこと。

作業員がおおかた帰ったのを確認して、わたしたちも田名埠頭へと戻ったのでした。

1106_0776田名埠頭、テント村での晩餐。

カヤック隊の仲間や支援者が無農薬の野菜を届けてくれるとのこと。ヘルシーで新鮮な野菜がふんだんに食卓に並ぶのには感動。

同じく差し入れの無農薬玄米おにぎりも絶品でした。

また祝島の漁師さんたちも、阻止行動を続けながら釣った魚を差し入れてくださるそうで、この日は新鮮なアジとハマチの刺身がたっぷり。甘くて旨くて最高でした。

こうして長い一日が終わる。

※追記 You Tubeにこの日の動画がアップされていました。
仮桟橋に立つ「若者」の中にわたしも映っておりました。^^;

「自然破壊」埋め立て工事を阻止 田ノ浦 09 11 06

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