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最近はまった本 その1 『クマムシ?!― 小さな怪物』

クマムシってなに!?って言う人の方が圧倒的に多いんだろうな。

わたしも、すこしは生物に関る「海洋学科」なんてところにいたものの、クマムシというのは名前を聞いたことがあるよ、と言う程度だった。

「ふーん、クマムシの本?」と、思いつつ手にとったら、妙に愛嬌のあるフォルムにヤラレてしまったのでした。この本に掲載されている、古い文献の図版を見ていると、それぞれの研究者が、たいへんな愛情を持って、このもこもことしたアナグマみたいな不思議な生物を見つめていたのだな、と言うことがよく伝わってきます。

元気に活動するにはウエッティな環境が必要だけれども、カバー表紙には

  乾くと“たる型”に変身

  真空や放射線にも耐え
  レンジでチンしても平気

  ―不死身伝説の真相は?

なんて書いてある。俄然興味をそそられてしまった。しかも、その「たる型」になったクマムシは、ひとたび水分を得ると、見る見る「復活」するらしい。

で、どこにいるかというと、「どこにでも」いるらしい。一番身近なところでは、苔に棲んでいるらしい。土壌や池に棲む種類もいるし、ヒマラヤ山脈にも南極大陸にもいるのだそうだ。さらにまた海にすむ種類も多いらしい。

この本は岩波科学ライブラリーのシリーズとして刊行されているのだけれど、そのつながりで言うと(?)、フジツボにくっついているのまでいるらしい。

こんなにいろいろなところにいるのに、見たことがない。なぜなら、体長 1mm以下 。小さいのだ。

うーん、見てみたい。

で、『クマムシ?!― 小さな怪物』は、そんな不思議な生物クマムシについての、日本ではじめての一般書なんだそうだ。

一気に読んでしまったほど、とにかく読みやすいし、読者を飽きさせない、興味をそそられる内容です。

フジツボ―魅惑の足まねき 』 とならんで、岩波科学ライブラリー、スゴイです! 

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