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【泡瀬】 工事は止まっていない。

100712

台風一過。

全体的に曇りがちではあるけれども、日射しがのぞきはじめたので、バイクでピューッと泡瀬までひとっ走りしてきました。

ちまたでは前原大臣が「泡瀬の工事を中断を指示」したことが大きく報じられ、なんとなく「ヨカッタ、ヨカッタ」というムードになっている。

しかーし!

工事は止まっていないのであります。

100707いやいや、大臣のご指示通り、埋立区域の枠内への土砂の投入は確かに止まっているのかも知れません。

でも、埋立区域の枠となる「護岸部分」の工事は
「補強」と称して、本来工事を「中断」するはずの
トカゲハゼの繁殖期にもずっと続いていました。
100709(※事業者側はトカゲハゼには影響がない工事だと主張している)

そうして今日も工事は続いていました。

この埋立区域の護岸は、埋立区域と埋めない海との境界を隔てるだけでなく、工事車両が走り回れるようにも造られています。

土砂を積載した巨大なトラックが悠々とすれ違ったり転回したりできるほどの道ですから、幅20mはあろうかというドデカイ構造物です。

(※ちゃんと図面で確かめた数字ではありません、あくまで「見た感じ」です。某埋立地の護岸の様子は http://haiyue.cocolog-nifty.com/blog/higata_kabe.html でご覧になれます。)

さらに、この護岸は今はやりの緩傾斜式で、護岸の裾野にいたっては倍くらいの幅がありそうです。ですから「護岸の補強工事」が続くだけでも、海にとってはたいへんな負荷になると思われます。

さらに報道によれば、前原大臣は泡瀬の埋立事業に関して、

「事業を巡る公金支出差し止め訴訟の控訴審判決言い渡しを15日に控えており、判決後、地元の意向を聞いて事業を継続するかどうか最終判断する予定だ。」

と発言しており、本当に中断→中止へとコトが進むかどうかは、今後の裁判の判決や、世論の盛り上がりなどにも関ってくると思います。

なにぶん沖縄県や基地を抱える県内自治体は、戦後置かれているオキナワの特殊事情を楯に、国にべったりおんぶに抱っこ。他府県が聞いたらあきれるほどの高額な補助金等々をせしめ、けっして「振興策」になっていない公共事業を続けてきたわけで…、

そんな県や市が二審の判決如何でしおらしく事業中止に意見を変えるとも思えません。まだまだ楽観できない状況だと、わたしは思います。

泡瀬についてこれまで関心を持ち続けてくださったみなさま、これまでのご支持に感謝しますとともに、今後とも関心を持ち続けてくださいますよう、あらためてお願い申し上げます。 <(_ _)>

※今回コンパクトデジカメしか持って行かなかったために、ズーム画像が非常に見づらいものとなっています。あしからずご了承ください。

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