« 禁煙ベンチ | トップページ | 壺屋 火事の跡 »

「労働相談員養成講座」に参加して

大阪の「なかまユニオン」執行委員長 井手窪啓一さんを講師に迎え、
「沖縄なかまユニオン」が開催したこの講座。

6月6日、7日の二日間、実に充実した内容でした。

で、まずは、自分自身、労働の権利について、いかにうとかったか
ということを強く認識しました。そうして、「問題」の存在に
気づくことの大切さをあらためて感じたのでした。

また、独りでは解決できなくても、
仲間が集まれば解決できることがたくさんあるということを
知ることができ、とても心強く思いました。

具体的に今現在困っている仲間のことで行動を起こすことができたのは
この講座の大きな成果だったろうし、
わたし自身は、「勤労する権利」が憲法で謳われているのだ、
と言うことにたいへん力を得ました。
小中学校で習った憲法に関する内容では、勤労の「義務」のみが
強調されすぎていたように思います。

(講座の内容についてはまた後日アップします。)

-------------------------
わたしは健康上の問題を抱えているので、自らの生存のためには
豊かな自然環境が不可欠だし、食べ物にも人一倍気を使います。
だから、その方面についての問題意識はこれまでも長年持っていました。

その一方で、とても不安定な有期雇用のパートタイム労働しか
できないことについては、「仕方がない」とか「当然」という風に
受け止めていたのです。

でも、食の安全と環境汚染に関する本を読みすすめているうちに、
それらが社会問題化する前には、必ずと言っていいほど
その生産現場で労働者が被害を受けていることを知りました。

そこでさらに、労働環境に関する勉強をすすめてみると、欧州では
◎「同一労働同一賃金」がすすんでいること
◎労働時間の定めが日本よりかなり厳しいこと
 (残業なんてありえないくらい!)
◎それから、たとえば健康の問題やライフステージに合わせて
 同じ職場、同じ職種でパートタイムとフルタイムを選べるシステムが
 浸透していること、
さらには
◎失業しても、職業訓練を受けている期間は生活の保障も受けられること、

などなどたくさんの取り組みがあることを知りました。

また生存権に関しても、
たとえばドイツでは、たとえ家賃の未払いがあっても
賃借人を冬に追い出してはならぬ、という法律があったりして、

とにかく生活者を守るための法整備がいろいろとなされている。

翻ってニッポンでは、
不安定雇用が野放し状態で、
雇用主と労働者は労働基準法に謳われているような対等な関係ではないし、
雇用期間が切れれば冬でも平気で社員寮を追い出され、
女性の場合、妊娠したら「中絶して更新か、出産して雇い止めか」の選択を迫られる
有期雇用の現場も多く、
失業したらしたで、職業訓練期間中の生活保障はほとんどない(最近やや改善の兆しアリ?)
などなど

ニンゲンとして扱われていないよ、これじゃあ!!! 

そこでやっと、自分自身の状況についても
「おかしいぞ?」と思うにいたったのでした。

健康に不安を抱えていたり、妊娠・子育て中だったり、
そんなふうにバリバリ働くにはハンディがあっても、
望めば勤労できる、それが勤労権ですよね? そう解釈しても良いよね??

今回、講座を通して出会えたみなさんとともに、
もっと生きやすい社会の実現を目指して、
ともに歩いてゆきたいと思います。

講座を受けることができて、本当によかったです。

講座のことを教えてくれた仁美さん、
講師の井手窪さん、
それから快く仲間に迎えてくださった沖縄なかまユニオンのみなさん、
ありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いします!!

|

« 禁煙ベンチ | トップページ | 壺屋 火事の跡 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212696/45279968

この記事へのトラックバック一覧です: 「労働相談員養成講座」に参加して:

« 禁煙ベンチ | トップページ | 壺屋 火事の跡 »