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四十九日の重ね餅

母の四十九日の法要がありました。

うちは両親とも神戸出身ですが、95年の地震のあと大阪府に移りました。父は八尾市に住んでいるときに亡くなり、母はその後、妹夫婦とともに北大阪に移り住み、そこで最後の時を過ごしました。

母の葬儀のあと、お寺さんと今後の法要の相談をしていたら、「この地域では、四十九日の法要の時、重ね餅をお供えする習慣があります」と、教えてくださいました。八尾にも神戸にもない習慣です。

でも、せっかくなのでその重ね餅をお供えしてみましょう、ということで、今や仏壇をついで法要の施主となった妹がお餅を用意してくれました。

053103それがこちら。

正確には、供えたあとのお下がりの状態です。

直径5cmほどの丸餅が梅の花形のように丸くくっつきあっています。梅の花形と違うのは、中心の一つを囲む餅が六個あること。つまり、その一連なりが七個の餅のかたまりになっています。

その七個のかたまりを七段重ねて、四十九個としてあります。

供えてあるときには、さらにこの上にかぶさるように、平らで大きなお餅が乗せられていました。 

法要の読経が終わると、お寺さんが上に載っていたその大きなお餅を包丁で切り分けます。 

053102そうして、最後に四十九個のお餅の一つをとって頭に見立て、人の形を作り上げます。

四国八十八カ所巡りのお遍路さんの様な姿が浮かび上がりました。亡くなった人は、このような装束で彼岸へ旅立っていくそうです。

そうして、法要に集まった人は、このお餅でできた体の一部を頂くという習わしだそうです。それも、自分の体の悪いところを。

つまり、足の悪い人は足を、腰の悪い人は腰をいただきます。そうすることによって、彼岸へ自分の悪いところを持って行ってもらうのだそうです。

こうして死出の旅路を行く人は、最期の徳を積むことになるのでしょう。

ところでこの習慣、関西ではかなり局所的に行われているようですが、他地域にもあるのでしょうか。ぜひコメントください。

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コメント

沖縄北部はこのような風習はなかったなぁ~
場所が違えば、風習が細かく変わりますね。ふむふむ。

投稿: かちゃん | 2009年6月 6日 (土) 21時12分

かちゃんさま
コメントありがとうです!
そうだよね、沖縄では聞かないよね…。

引き続き重ね餅の習慣があるところ、ないところのコメントをよろしくです~

投稿: みずま | 2009年6月 7日 (日) 00時39分

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