« 泡瀬干潟の精霊流し | トップページ | 今日の収穫 »

泡瀬干潟の生きものたち

それでまぁ、昨日の続きなんだけれども。

大規模な海草の移植実験や、工事車両が行き来するための仮設橋梁、それに埋立枠がつくられ始めた時点で、すでに干潟環境はどんどん悪化しはじめていました。まず潮の流れが変わり、そうして、水が濁りました。

大型海草類が繁茂する豊かな海草場はほとんど消滅。これまで砂がなかったところに砂がたまったり、逆に砂の流出が激しくなった場所もあり、底質の環境変化が著しい。

020129こういう急な変化に対応できない生きものたちは、あっという間に姿を消してしまいました。

だけど、ちょっとくらいの変化ならガンバルぜ! という生物もいるわけで、今年も泡瀬ではちゃんとアーサが生えてきました。 

 

020130

タマガイの仲間が表層近くの砂の中を移動した跡がそこらじゅうにあります。

020139

左下に見えるのは、タマガイの仲間の卵塊。
右上の緑色の海藻は、クビレミドロ。 

020144

これがタマガイの仲間。ホウシュノタマ。

020133

リュウキュウサルボウも見つけました。

020146

やや、ミナミコメツキガニも健在です。冬色の青いヤツです。アダルトになると青くなるのかしら。

020149_2

たくさんいます。わかりますか?

020166背景の建物を見ると、よくこんな都会の近くに棲んでいるな!と、驚きを禁じ得ません。

だって、他でこんな大群を見ることができるのは、国内では西表島くらい…ではないでしょうか。

020169他の種類のカニの巣穴もありました。
※ミナミコメツキガニは巣穴を持たないからね!

020119

この海に寄り添い、貝を採って生活の足しにしている人も健在!

さっそくK江君が貝を一袋購入。でも袋の中には、写真のようにずいぶんと小さいのも入っていました。それで、この小さい貝はまた海にかえしました。

020189わたしもK江君の買った貝を少しわけてもらいました。それで昨日の夕食は、自分で採ったアーサをたっぷり入れた貝汁でした。

貝からもアーサからも旨味と塩味が出るので、少しだけ胡椒をふった以外、よけいな味付けは一切なしです。

栄養が体中に染みわたるようで、それはそれはおいしい夕食でした。

干潟はやっぱりオイシイ!

【キーワード】沖縄、泡瀬干潟、埋立事業      

|

« 泡瀬干潟の精霊流し | トップページ | 今日の収穫 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212696/43932535

この記事へのトラックバック一覧です: 泡瀬干潟の生きものたち:

« 泡瀬干潟の精霊流し | トップページ | 今日の収穫 »