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与那原浜のこと

沖縄本島東海岸に位置する与那原町。

昔、とても美しい、遠浅の浜がありました。沖縄の浜と言えば、真っ白いビーチを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、それはおもにサンゴのかけらや生物の遺骸がつくった浜。

与那原の浜は、もともと少し黒っぽい浜でした。ゆったりとした弧を描くその浜には、間近に小さな家々が軒を連ねており、どこか郷里の須磨の浜に似ていました。

そこに寄せる息の長い波の音を聞くのが好きでした。

ゆったりとよせては
   ゆったりとひいてゆく
          なみのおと。

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与那原浜の目の前には現在、巨大な埋立地が立ちはだかり、ゆったりと波が寄せていたところはただの排水路になってしまいました。

須磨の浜にも、広島沖で採取されたという砂が入れられ、砂の流出を防ぐために岸から沖に向かって伸びる防波堤がいくつもつくられ、息の長い波の音は聞くことができなくなってしまいました。

人工的な海辺では波が不自然にぶつかり合い、チャプチャプと気ぜわしい音がするばかりで少しも心が落ち着きません。

……どうしてそんなことを思い出したかというと、最近、友人が与那原浜に関するエッセイを書いたからです。那覇市首里にある、すてきなエコショップ「えころん」が月に一度発行している「えころん通信」に掲載されました。

シリーズ、「-沖縄、記憶の中の海- No.1 与那原海岸」。ぜひご一読ください!

※写真は2005年5月28日、与那原浜より撮影。

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