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9年ぶりに献血してみた。

ひさしぶりにパレット久茂地にある献血ルームへ行ってみた。自分でも驚いたのだけれど、献血手帳に記された最終献血年月日は9年前のものだった。

そういえばあのころ、“血液製剤による感染症”の問題とか、そこから波及して明らかになった“血液製剤を必要としないはずの患者に対する安易で不適切な製剤の多用・乱用”などの問題が大きく報じられ、献血する気が失せてしまったのでした。

さらにいえば、私自身、いろいろと忙しくなって、献血する時間や体力的余裕がなくなってしまった、というわけでもありました。さらにもう一つ、これが一番大きな要因ですが、あのころ献血ルームではとにかく成分献血をすすめられていました。必要な成分を遠心分離したあと戻ってくる血液には生理食塩水が混ぜられていたのですが、これが冷たいため急激に体が冷え、具合が悪くなるのでやめたのです。「生理食塩水、ぬる燗で!」とかできないんだろうかって、よく友だちと笑ったものです。

さて今回、献血ルームに入ってまず驚いたこと…。以前は冷房がガンガンに入っていてそれだけで具合が悪くなりそうだったのですが、本日、クーラーはほとんど(全く?)きいていなくて、扇風機が大活躍していました。省エネ対策なのかな?と思ったけれど、献血した人に供されるアイスクリームが入った冷凍庫に、こんな但し書きを発見。

「アイスクリームはなるべく献血あとに、一人一つでお願いします。献血前に食べると体を冷やし、血管が収縮して採血しにくくなることがあります。」

と、言うことは…。あはは、やっと冷房の効きすぎが体に影響するって気づいたか!! 

それからね、以前は、献血した人に贈られる「粗品」ってみんな一律で、その時々でボールペンだったりテレホンカードだったり、はたまた歯磨き粉、なんて時期もあったのですが、今は選べるんですね。

でも、見本として並べられているものは、どれも私に用のないものばかり。たとえば溶剤で抽出された大手食品メーカーのサラダ油。インスタントコーヒーはじめ、各種インスタント食品セット。化学物質てんこ盛りのドレッシングなど調味料セット。食品でないものはタオルくらいですが、ド派手なミッキーさんのついたタオルなんていらないよー。第一、うち、タオルあまってるんです。手ぬぐいならもらうけど。

で、結局今回はどれもご遠慮申し上げました。食品以外のものを貰っておいてリサイクルショップに売る、というのも可能だけど、ちょっと遠いので「ほかに何かのついでができるまで保管しておいて持っていく」というのが面倒くさい…

問診以前のチェック項目も増えていて、タッチパネルで答えるようになっている。人手が足りない様子もないし、なんだか非人間的で冷たい感じ。

そういえば、献血しに来ている人は、以前に比べて中高年の人が少ないような… 。そうして、意外にもちゃらちゃらした恰好のネーチャンが多い。男よりもオバチャンよりも圧倒的にネーチャン!!! ニィチャン達の方が血が余ってそうなんだけど、なんだかおもしろいなぁ。。。

医師による問診のほとんどはタッチパネルの質問項目に置き換わっていたため、ほとんどナイも同然。血圧測ったあとは、「看護婦さんのところへ行って血液の比重を測ってもらってねー」で、ハイ、おしまい。

比重はね、以前は目の前に並べられた試験管に何かの水溶液が濃度の順に入れてあって、そこへ血液を一滴ずつ落として調べていました。だから献血に来た人は、その場で比重が足りているのかどうかわかったのです。でも今は測定器にでもかけているんでしょうか。実際に献血に呼ばれるまで、比重が足りているのかどうかわからないのです。合格発表を待つみたいで、そこんところの間がなんともいやですね。

で、まぁ無事数々の関門を突破して(?)、今回、久々の献血となったわけですが、献血を実施している部屋も、ほとんどクーラーきいてませんでした。そして、成分献血もかわりました。返ってくる血が冷たくない! さっきネットで調べてみたら、今は自分の血液だけが返ってくるようになっているんですね。おかげでまったく冷えませんが、血液が濃くなるような気がします(?)。それで以前にもまして「水分補給」を何度も言われたんだろうか。

採血用の椅子に座ると、看護婦さんがタオルケットをかけてくれます。そのあと、お腹の上にすばやくフニャフニャのワンコのぬいぐるみがのせられました。ハテ? と思って見回すと、献血中のほかの人の腹の上にもワンコやクマのぬいぐるみが置かれています。そうして、それらは退屈しのぎに読んでいる雑誌を立てかけておく、という用途を果たしていました。ナルホドネ…

そのあと看護婦さんに「採血と返血を3回くり返し、約40分かかります」と説明を受けてから献血開始。ところが2回目の返血が終わるあたりで看護婦さんがやってきて、「もう3回目の終わりですからね。」 ??? 2とか3とか少ない数字を数え間違ったとも思えない。しかも、採血はじめてから20分しか経っていない。。。でも、採血量はもう十分足りているらしい。

そういえば私は以前から50分と言われて30分で終わるなど、とにかく採血にかかる時間が短いのでした。血管が太いんだろうか? まぁなんにしても、採血中は片腕が動かせないんだから、早く済むのはありがたい。

さて、採血が終わってわくわくしながらアイスクリームを選ぼうとしたら、それは「正しいアイスクリーム」ではなく、増粘剤とか安定剤とか薬剤てんこ盛りの、やっぱり私には食べられない「パッチもののアイスクリーム」でした。

人の命に関る仕事をしているんだから、赤十字さんももうすこし献血ルームに置くものに気を配って欲しい…と思ったりしたわけなんだけど、しかし、こういうものは、おおむね企業が宣伝を兼ねて無償提供しているのだろうから仕方がないのであろうか、などと考えつつ久々の献血を終わったのでありました。

※2008年12月20日追記:成分献血では、やはり「献血者から採取した血液に「抗凝固剤を混ぜて」機械にて分離し、採取目的外の成分を献血者に返血」しているそうです。詳しくはYhoo知恵袋「成分献血すると口の中が冷たくなったりしませんか?」のアンサーをご参照ください。

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