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荒廃していく泡瀬の海草場

写真の整理をしています。

それで、掲載するのを忘れていた泡瀬の写真が出てきました。

00506上の写真は、2000年5月6日撮影。

大規模な海草の移植実験が行われた場所ですが、偶然、実験前に撮影してあったものです。 もちろん、埋立工事もはじまっていません。

 

海草や海藻の生えた湿地帯が遙か彼方までうねうねと続いている様子が分かります。

080109000506_2 下の写真は、2008年8月1日、上の写真とほぼ同じ場所で撮影。

季節が違うので単純に比較はできないかもしれません。

それにしても、見事に何にもなくなってしまいました。このあたり、以前なら夏場でもフカフカの海草場だったのに。

そうして、以前は真夏でも海草場を歩けばあまり暑くはありませんでした。なぜなら海草場の底からはひんやりとした水が浸み出していたので、海草場に限っては潮だまりが熱水になることはなかったのです。おかげで海草と混生していたサンゴも白化をまぬがれていたのでしょう。

そうした水の浸み出しは、サンゴだけでなく、海草や小魚や貝や、その他たくさんの生きものたちの「オアシス」だったに違いありません(泡瀬干潟の海底から、周辺の海水より塩分の低い水の浸み出しがあったことは、湧水の研究者が確認しています)。

しかし、今年はどこを歩いても風呂並に熱くなっています。

もしかしたら干潟の縁辺部にできた浚渫航路が水脈の一部を切ってしまったのかも知れません。原因はともかく、水の浸み出しがほとんどなくなってしまったのは確かなことのようです。

原因を探るのは難しいですが、「オアシス」が無くなるとどうなるかは、残念ながら想像に難くありません。

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