« 収穫いろいろ | トップページ | 宗像堂 »

諫早湾干拓訴訟、国が控訴。

「諫早湾開門調査の緊急署名」にご協力くださったみなさま、ありがとうございました。

よみがえれ!有明海!!』でも書きましたが、諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)の潮受け堤防排水門開門を国に命じた佐賀地裁判決をめぐり、国は結局昨日付けで控訴しました。

この間、ブログには掲載しませんでしたが、様々な動きがありました。主だったものを書き出すと

・原告のみなさんの必死の訴えかけ(遠くはG8の会場や東京でも)。
・有明海沿岸の福岡・熊本・佐賀各県知事が佐賀地裁の判決を支持。
・法務大臣も「有明海の自然環境再生には開門調査が必要」として控訴に否定的な態度を示していた(国に利害がおよぶ訴訟の場合、被告が一省庁であっても、控訴するかなどの対応についてはいくつかの関係省庁をまじえて検討するらしい)。

などなど。いやいや、書ききれないくらいたくさんの動きがあったんですよ。そんな状況にも関らず、農水省は控訴したわけです。と、同時に「開門したときの影響について調査をはじめる」と言ったようですが、これはつまり開門しないまま調査をするわけです。また無用にアセス会社に税金がわたるだけかもしれません。調査の結果、「やっぱり開門しない」といいかねませんから。

堤防を造ったり海を埋めたりするのはイケイケドンドンで、堤防の開門についてはどうしてそんなに慎重なんでしょう?

今現在、潮受け堤防内の調整池の水は農業用には使われていないそうです。それどころか水質が悪くて農業用水には不適、毒性の強いアオコが大発生していて人や家畜にも悪影響があるほどなんだそうです。アオコの問題を解決するには海の潮を入れるのが一番といわれているなか、農水省が開門を拒む理由がさっぱりわからない。農業も水産業もいじめていませんか?

結局、金とメンツの問題なんでしょうか。

なお、先に紹介したネット署名はまだ続けているようです。よろしければ一筆お願いします(ネット署名はこちらから。署名のしかたも書いてあります)。

970525写真は1997年5月25日。諫早湾の堤防が閉めきられてから40日余り。

乾燥化が進みひび割れた干潟に花を捧げたのは少女であろうか。「いままでありがとう」「えりか」と、つたない字で書き添えてあった。

|

« 収穫いろいろ | トップページ | 宗像堂 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212696/41832498

この記事へのトラックバック一覧です: 諫早湾干拓訴訟、国が控訴。:

« 収穫いろいろ | トップページ | 宗像堂 »