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よみがえれ!有明海!!

6月27日、「よみがえれ!有明海訴訟」の勝訴判決が佐賀地方裁判所で言い渡されました。原告にとっては当然の、しかし一方では画期的で感動的な判決でもありました。

ごく簡単に書くと、「諫早湾干拓事業でつくられた潮受け堤防の水門を開門せよ」、というものです。

   9705251997.5.25. 諫早湾 

この歴史的な判決について、弁護団が声明を発表しました。「諫早湾干拓事業潮受堤防開門に関する声明」(以下、「声明」と略す)です。どんなふうに画期的で感動的な判決だったのか、「声明」から一部抜粋して記してみたいと思います。(※『 』内が引用、着色・強調は当ブログ筆者による)

『これまで,我が国においては,公共事業による巨大開発事業は,いったん走り出したら止まらないと批判されてきた。「止まらない公共事業」の典型とされてきた諫早湾干拓事業において事業終了後も実質的な見直しをもとめる開門命令の判決が司法の場において下された。』

判決では、中・長期開門調査を実施しない国の姿勢を、「もはや立証妨害と同視できると言っても過言ではない」と厳しく指摘し、判決確定から3年以内に開門し、以後、5年間にわたって開門を継続することを命じています。

諫早湾の潮受け堤防ができてから、有明海では潮流が弱まり水質が悪化するなどの環境破壊と漁業不振が続き、漁業者は廃業に追い込まれたり自殺者も続出している状況です。そんなギリギリの状態での裁判であり、判決でした。以下、再び「声明」から抜粋。

わたしたちは国に対し,いまこそ立ち止まり,面子にこだわることなく,振り返る勇気をもって,すみやかに開門を実施することを,強く求める。

誰にでも間違いはあります。間違いに気づいたら、それを認め、改めることについて、誰も咎めたり妨げたりはしません。しかし残念なことに、国は控訴する構えを見せています。

おりしも世界的な食料不足や食の安全に関心が集中しているなか、この自給率の低い日本で豊かな水産資源が得られるとわかっている浅海域をみすみす死なせる手はありません。

これは毎日どこかから運ばれてくるたくさんの食物(命)をいただいて生きているわたしたち一人ひとりに関る問題です。しかも「声明」では漁業と農業が両立可能な方法での水門開放を提案しています!!

このブログを読んで何かできないかな!と思ったあなた。現在、関連団体が要請文をまとめている最中で、明日には署名の募集をはじめるそうです。要請文や署名方法がわかり次第、またブログにアップしますので少々お待ちください。

※【6月30日変更】 なお、「声明」の全文はブログに載せるには少々長かったため、必要な方には下記よりダウンロードできるよう変更しました。あしからずご了承ください。

「Isahaya_Seimei.txt」をダウンロード

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