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アースデイにエゴロジイ

今日はアースデイ。ちきゅーかんきょーについて考える日なんだって。

8年くらい前、アースデイのイベントに呼ばれて初めて耳にした言葉だったのですが、今年はNHKのラジオニュースでも「今日はアースディです」とか言っていてびっくらこきました。世の中「エコブーム」なんだな。どうかブームで終わらせないでください。しかし、「勘違いエコ」や「エコモドキ」が多くて気になったりもするんだが… その話はまたいつか。

アースディは一般的になってきたけど4月14日の「干潟を守る日」はまだまだ知られていないので残念です。

何年か前、「有事法案」が云々されているときに思ったのですが、食糧自給率がこんなに低かったら、「自国の有事」どころか世界のバランスがちょっと崩れただけで日本国民は(わたしも含め)半分が食っていかれなくなるんじゃなのかな? 本気で「有事」に備えるなら、「有事の際のとりきめ」よりも、食糧自給率を上げるのが最優先じゃないかと思いましたね。

干潟は誰でもが手軽に蛋白源を手に入れられる貴重な場所なのに、片っ端から埋めてしまって、国は何を考えておるのかと思うわけですよ(沖縄の埋立事業はみんな国がらみなもんで)。

実際、干潟に行くと、「先の大戦では干潟の貝で命をつないだ」、というおばあさんたちとよく出会うのです。で、「海を埋めるなんて何を考えておるのだぁ!」という思いはますます強く深くなるわけです。今でも採った貝を売ったり晩のおかずにすることで少ない年金を何とかやりくりして暮らしているひとたちはいっぱいいるんですよ。

埋立が進んで貝が採れなくなったところで、この人たちには何の補償もない。

埋め立てたあとの土地の使い道も決まっていないのに、とにかく計画は推進。うまい汁はどっかのメタボオヤジたちに行き、しわよせは社会的弱者に来ると。これって、おかしいんじゃない?

で、いま世界の穀物供給のバランスはちょこっと(かなり?)くずれてきています。食料品価格はジワジワと、しかし確実に上昇し、あんなに安かった車麩も、通常販売価格が去年のバーゲン時の倍以上になってしまいました。本当だよ。

フィリピンでは米価高騰に抗議するデモがあったとのニュースを聞くにつけても、ワシ、この先まともに食べていかれるのかしらん…? と、ちょっと不安になったりします。明日は我が身かも知れないのだ。あちこちに体の不調を抱え、仕事につくこともできず、少ない年金でほそぼそと暮らしているひとたちにとってみれば、この状態はどれほど心細いことだろう。

したがって、「干潟を守る日」に叫び損ねた一言を今こそ叫んでおこう。

「我々の食料庫、泡瀬干潟をこれ以上埋めるなー!!!」 

アースデイに、エコにつながる(?)エゴの叫びでありました。

なお、海は「みんな」のものです。「ヒト」だけのものではありません。たとえ横で埋立工事が進んでいようとも、その海にとどめを刺すような乱獲はつつしむべきだと思っています。念のため。 (水間八重 拝)  

泡瀬干潟の写真はこちらから。

韓国のセマングム干潟の写真はこちらから。

                   

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