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ナンテコッタ!~沖縄・泡瀬干潟~

ラジオでNHK沖縄のニュースを聞いていたら、泡瀬の環境監視委員会が「泡瀬の環境に変化ナシ」なる報告を出したとアナウンサーの声。

「監視委員会」、いったいどこに目ェつけとんネン!

泡瀬というのは沖縄県沖縄市にある地名ですが、ここでは埋立工事が進んでいる泡瀬干潟、もしくは干潟域を含む浅海域をさしています。

03100005 昨日わたしは半年ぶりくらいで泡瀬干潟を歩きましたが、海岸からはもうほとんど水平線を見ることができなくなってしまいました。

泡瀬の埋立は全工区を第一期・第二期にわけ、すでに第一期の埋立区域は着工されています。その第一期埋立区域の外枠がほとんどできあがっていて、沖の視界を塞ぎ、さらにそこで巨大なクレーンがいくつも動いていました。

海草場は広範囲に荒廃し、その傷をいやすようにかつて豊かな海草が繁茂していた場所を海藻類が覆っています。

泡瀬の最大の特徴は多様な環境を擁する海草場ですから、生物の多様性は明らかに落ちています。

03100009昨日は本当によく潮が引いていたので、滅多に干出しない干潟の先端から、さらに沖合に連なるサンゴの岩礁地帯へ向かって歩いていきました。変なところに浚渫船があるなぁとは思っていましたが、そこにはいつの間にか深い浚渫航路が出来ていて、以前、潮のよく引く日には歩いてわたれたサンゴの岩礁域と干潟域とを完全に分断していました。

03100010 浚渫航路の際から恨めしげに向こう岸を眺めていると監視船がやってきて、浚渫航路に平行して設置されているブイから航路側に出てきてはいけません、と、勧告を受けてしまいました。

浚渫航路の脇数メートルは、おそらく船の水流や巻き上がる泥などの影響を受けて
海藻すら生えておらず、生物のいない裸地は影のように航路の両側にじわじわと広がっているようです。

わたしが初めて泡瀬干潟を歩いたのは1999年の6月でした。驚くほど色彩豊かで生物の数も種類も豊かで、きらきらと輝くような海でした。

今は、そのころの面影がほとんど見られません。無惨に切り刻まれて、荒廃と疲弊がはじまっています。

たくさんの貝を採って仲間たちと遊んだ、輝く豊かな海を返してください。2期工事は要りません。1期工事もすぐ止めましょう!! ねぇ、沖縄市長さん。

03100012

あれてしまった干潟で文句も言わず生きているテナガダコ。

031013mono途中から雨が降って寒かったので、海岸で火をたきました。ついでに、拾ったいくばくかの貝も焼いたり酒蒸しにして食べたのでした。

いつまでこんな宴ができるのやら。

※泡瀬の風景や生物の写真は、こちらからご覧になれます。

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