« ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~アヤシイ面々 | トップページ | ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~海草場 »

ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~“食い気の生物学”

(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~」のつづき)

沖へと伸びる半島の一部は米軍の通信施設になっているけれど、堤防は誰でも歩くことができる。右手に干潟、左手に通信施設を見ながら堤防を歩く。左手の金網越しにはさまざまな海辺の野草が生えていて、案外沖縄の植生がたもたれている。池もあり、カモが飛来していた。いいなぁ、近寄ってみたいなぁ。それにしても気分が悪いのは、右手の沖で姿を現した埋立地とそこで作業をする重機の数々。

Photo_2 半島の中程で干潟におりる。さっそくUさんが、二枚貝の殻を拾ってくる。「これ、たべられる?」 「リュウキュウマスオはおいしいけど、たくさん砂をかんでいるからねー、一度煮て砂を洗って、炒め物とか味噌漬けがおすすめ!」

010414 「こっちは食べられる?」 「ホソスジイナミ? うん、おいしいよー、貝汁が最高!」などなど、もっぱら食い気の話ばかり。こういうのをわたしは勝手に“食い気の生物学”と呼んでいるんだけれど、「食えるか・食えないか」「ウマイか・マズイか」という実体験が一番確かに生きものを見分ける第一歩になると思う。

しばらく歩くうちになんとなく二つのグループに分かれてしまった。小さな生きものたちやその痕跡に引っかかりまくるイタチ君とわたし。それにつられてAさんもいろんなものを写真に撮っている。

これはニッコウガイ。日の出のような模様でしょう。

Photo_6 これはカワラガイ。沖縄の赤瓦ヤーの屋根みたいだよね。

これは砂茶碗。タマガイの仲間の卵塊だよ。

これがアーサで、こっちがモズク。泡瀬のアーサは瀬長島のよりおいしいみたいだなぁ…などといいつつ、アーサ摘み。

映像機材を担いだ I さんも撮影に余念がない。貝を採っているおばさんを見つけてはインタビュー、生きものを見つけては大接近してフィルムを回す。でも、何でもいきなりカメラを通して見るのではなく、まず肉眼で捉え五感で確かめる姿勢がステキだ。  (「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~」につづく)

※泡瀬の風景や生物の写真は、こちらからご覧になれます。

|

« ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~アヤシイ面々 | トップページ | ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~海草場 »

コメント

カワラガイなるものは食べれれる?のでしょうか

投稿: ( ゚д゚)ノ ハイ!質問! | 2012年7月 8日 (日) 12時36分

はい、ご質問ありがとうございます!
食べられます。おいしいですよ~!!

でも泡瀬では残念ながら数がめっきり減ってしまいました。この記事を書いてから4年の間に、埋め立ての影響はますますはっきりと「残された干潟域」にあらわれております…

投稿: ミズマ | 2012年7月 8日 (日) 18時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212696/40509944

この記事へのトラックバック一覧です: ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~“食い気の生物学”:

« ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~アヤシイ面々 | トップページ | ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~海草場 »