甘かった…
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桜さくら。10年前に兵庫県美方郡温泉町泰雲寺で撮った枝垂れ桜です。
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先週木曜日に飛行機に乗ったら、マスクをしていたにもかかわらず乾燥で喉と鼻をやられてしまいました。
喉の痛みは、以前作って置いたかりんの蜂蜜漬けをお湯割りにして飲んだらその日の内におさまってメデタシめでたし(すごい効き目!)。
なのにその後2日ほど、咳と痰は止まらず、鼻は蓄膿状態で、声も裏返るし、なんだかかなりナサケナイ状態に突入。さらに眠ろうとすると咳き込んでしまい、よく眠れません。家の仕事に支障はないけど、外に出るにはイカガナモノカ?という感じ。はぁ~。
せっかく「ふうたん」を作るという楽しいイベントがあったのに、それもパス!(「ふうたん」は、ごく簡単に言うと蝶の形をしたカラクリ凧。詳しくは『琉球文化アーカイブ』ホームページの「ふうたん」の項目をご参照ください。)
さて、昨日の夕方からは背中が痛み始め、来ました、来ました! 久々の強力な発熱です。深夜、38.7℃を記録。でも、この熱のおかげで一気に免疫力が高まったらしく、朝になってみると蓄膿のようになっていた鼻も、スッキリしなかった喉も、ほとんどよくなっていました。人体の免疫システムというのははなかなかうまくできているもんだと、自分の体に感心しています。
で、熱も下がっておおむねスッキリしてきたわけですが、いきなり動き回ってぶり返してもいけないし、第一、今日は(幸いにも?)嵐のようなお天気だったので、ひたすら靴下の穴をちくちくと繕っていました。
まぁそんなわけでシケタ話ばかりしていてもおもしろくないので、10年前に撮ったぱっとする写真でもアップしようかと。以上。
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ベランダ菜園のミニトマトが次々と熟れてきて嬉しい限りです。今日は5個収穫できました。
中でもひときわ赤いのは、さぞや甘いだろうと楽しみにしていたのですが…
鳥につつかれていました。初めてだな。
ベランダの手すりの上に張り出していたので、鳥にとってはちょうどつつきやすいところにおいしい実が生っていたと言うわけだったのでしょう。
そういえば以前、草ぼうぼうの野原でミニトマトが育っているのを見たことがあります。野良ミニトマトです。
その野原は最近放棄された畑のようだったので、こぼれ種から芽吹いたのだろうと思っていましたが、もしかしたらこんな風にどこかでミニトマトをつついた鳥の落とし物から幸運な種が芽吹いたのかもしれませんね~。
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わたしのブログはエッセイふうでやたらと字数が多い。
でも用意されているテンプレートの表示スペースはどれも幅が狭くて読みづらかった。
ここしばらく、よそさまのブログをいろいろ拝見するうちに、ようやく用意されたモノを使わずに、自分の使いやすい表示幅や色合いなんかを調整できるらしい…と気づいて、やっとのことで新装オープン! 横幅が25パーセント広くなりました。(笑)
以前の記事は狭い幅にあわせて作ったので、新たな広幅の記事スペースに表示するとなんだか読みにくくなってしまうのもあるのですが、しかたないですね。今後の快適さをとりたいと思います。
タイトル画像はしばらく「ボウバアマモ」でいきます。8年前に沖縄の泡瀬干潟で撮影しました。今後は時々かえるかもしれません。お楽しみに。
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関空は嫌いだ。
まず、海を埋め立てて作ったところがイヤだ。それから無機的な建物がイヤだ。さらに大阪市街地から遠くて使いにくいから嫌いだ(※全部主観です。南大阪~和歌山方面の方、気を悪くしないでください)。
ですが、広さを利用して、ゆったりしたトイレを設置しているのはいいですね。これは前に書いたけど。
で、もうひとつ。不思議な店を発見しました。「一村一品マーケット」。
国内線出発のゲートや航空会社のカウンターがある2階。関空利用者なら誰もが通るところですが、しかし、よほど暇な人か、「空港内をくまなく探検するぞ!」というような目的意識のある人しか行かないような建物の隅っこにその店はあります。全日空カウンターの端っこからさらにさびしい方を向くと、遠くの通路にせり出す形で、その店は唐突にあるのですね。
さて、このお店ですが、開発途上国の「一村一品」を展示・販買しています。ほとんどは(全部かも?)アフリカ産ですが、手作りの小物や雑貨、置物、楽器、絵はがき、コーヒーなど、いろいろなものが置かれていて、お値段も様々です。
前回わたしはこのアフリカン プライド ティーというのを買って帰りました。無農薬有機栽培でつくられたタンザニアの紅茶(リーフティー)です。100g入りで税込み525円。お手ごろ価格で味に癖がなく、けっこう飲みやすかったのでまた買って帰ることにしました。
ちなみに、成田・羽田にも同じ系列のお店があるそうです。空港で時間が余ってしまった方、ライオンの絵はがきでも買って旅先から手紙を出すのも悪くないかも? しれません?? よ??? あはは。
こちらは伊丹空港の土産物屋の店先でガンバッテいたグリコのヒト。心斎橋あたりでは派手な電飾広告を見たような気がしますが、伊丹のヒトは電動で手を上下に振っているのでした。
伊丹は兵庫県にあるのに、コテコテの大阪みたいな土産モン屋さんやなぁ。
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甥のトラオ、4歳になりました。
始終「何か」をしゃべり続けているし、歌はよくうたうし、要求もちゃんと表現するけど、きちんと発音することが苦手なトラオ。今まで、一語文がやっとでした。アウトプットはうまくないけど、しかし、実は何でもよく覚えているんだな。
ほとんど勝手な歌詞をつけながらも、音程はしっかり「Happy Birthday to You ♪」の歌をうたっています。誕生日だって、わかってるでしょう!? そして、手に持っているのは「トミカ」のカタログ。乗り物大好きだもんねー。ニコニコしながら指さします。
「郵便車コレクション」。「ゆうびんしゃ これくしょん」と、ゆっくり発音してあげると、「うぅびんしゃ これぇしょん」と、たどたどしく復唱するトラオ。そのあとに「ほしい」がつく。「?」 「うぅびんしゃ これぇしょん、ほしい!!」
おぉぉ~! 4歳になったら、突然、二語文をしゃべりだしました。しかも、誕生日プレゼントの要求です!!(笑)
よくしゃべれもしないくせに(失礼!)、幼稚園でいろいろと情報だけは仕入れてくるらしい。「誕生日にはプレゼントがもらえる」って、いつ覚えたのかな。おもしろいね、トラオ。
※写真はトミカのホームページより拝借しました。
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資料を整理するのに、わたしは主に2穴式紙ファイル、と言うのを使っています。三枚入り百円くらいで売っているやつですね。
資料は内容にもよるけれど、だいたい何年かすると情報が古くなったりして不要となり、資源回収に出すことになります。
でも、ファイルはまだ使えるっていうこと、よくありますね。そこでわたしの三段活用法をご紹介。
【第一段階】タイトル部分だけにシールや紙を貼って新しいタイトルを書き込み、再使用する、というのはよくやる手。
【第二段階】表側が全面的に汚れてしまったら、ファイル全体を裏返して使います。
←金具と留め具をはずしたところ。
③裏返して、山折りは谷折りに、谷折りは山折りに…と言うふうに、もとの折り目を反対に折り直します。
⑤ファイルが完全に裏返しになったら、ステープラーで止めなおします。
【第三段階】全体に紙や布を貼って使う。
これはタイトル貼り直しも裏返しもやったあとの最終手段で、全面的に紙が弱ってしまった時に使う手です。
布の場合、色あせたり穴が開いたりして着なくなった服などを再利用。布の表は日焼けしていても裏側はまだきれいだったりするんだよね。
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10年以上前、石垣島に住んでいたときには、よく海辺へ行っていろんな漂着種子を拾いました。
そのとき拾ったお豆の一種で3年ほど前に作ったのがこれ。携帯ストラップ用の紐でフラッシュメモリーにくっつけて持ち歩いています。
前回里帰りしたとき、甥のトラオ(3歳・仮称)がスルドクこれに反応。壊れないようにそっと、だけどとっても気になって仕方がないという感じで、ずいぶん長いこと触っていました。
そこで約束。次に来るときには、ほかのを作って持ってきてあげるね…
で、作ったのがこちら。これも石垣島の海辺で拾ったお豆の一種、シロツブです。
トラオはまだ上手に話せないけど、約束はちゃんと覚えていました。わたしがカバンから何か物を出すたびに、次こそ僕の?次こそ僕の?という顔をする。
はい、お待ちかね。トラオのだよ~、といってあげたら、さっそく彼のカバンのアクセサリー群に仲間入り。
なかなかオモシロイものばかりぶら下がっているトラオの幼稚園カバンです。
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先日、お散歩途中で傘が何本もまとめてゴミに出されるところに出会ってしまいました。お客さんがお店に置き忘れたまま取りに来なかった傘らしいです。
わたしは骨が折れて捨てられる運命の傘の布を利用して、お買い物袋やベランダの日よけを作ったりしているので、布がまだきれいな傘はなんだか放っておけません。折り畳みなのにとてもしっかりと丈夫な布を使っている傘を一本、いただいてきました。
家に帰って、布をはずすために改めて傘を見たら、なんとまぁ、年季の入った持ち手だろう! 相当に使い込まれています。しかもね、2カ所も骨が折れているのにガムテープを巻いて補修し、さらに傘布を傷つけないよう、別の布きれでその部分を丁寧に巻いてあったんです。
しかも、何年も使ううちに傘布を骨に留めてある糸が切れてしまったらしく、何度も留め直した跡がありました。布を留めた糸の色が3色。おそらく最低2回は留め直しています。
ちょっと胸にジンと来てしまいました。だって、今時折り畳み傘でも安いのは500円くらいで買えてしまうんですよ。それなのに、この傘の持ち主は手間のかかる修繕をなんどもなんども繰り返しながら、大切に使っていたのです。
どうしてこんなに大切にしていたのに、お店に取りに来なかったのかな。骨も折れていたし、もういいかぁって、思ったのかな。
前の持ち主様へ。この傘布、大切に使わせていただきます。<(_ _)>
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さて、ガス漏れ警報機に蟻が巣を作ってしまった話の余談です。
警報機の表面は掃除できても、素人には機械を開けて掃除することができません。
この状態の警報機を使い続けると、まず漏電などの危険があります。次に、警報機としての役目を果たさない可能性があります。したがって、すみやかにガス会社に連絡するのが正しい対処の仕方。
で、状況を説明すると、もう交換するしかないと言うこと。ガス漏れ警報機は無償で交換できるということで、さっき、係りの方が来て交換してくださいました。
その時の話。
「湿気が溜まりやすい外のメーターに蟻が巣を作ることはよくありますが、家の中の警報機に巣を作るのは少ないですねぇ…。でも、警報機の近くに蟻やゴキブリがいるからと言って直接殺虫剤をかけたりしないでください。誤作動をおこしますからね。」
ということです。ウチには殺虫剤なるモノがないので大丈夫ですが、これから暖かくなるといろんな虫が出てきますので、ご参考まで。
でも、ガスやさんのこの言葉で、わたしはまたまた一つ謎が解けたのでした。
この冬、アリンコは食べ物だけではなく水にもたかっていたのです。通常なら食べ物からの水分だけで足りるはずの昆虫が、なぜわざわざ水を吸い上げて巣に帰るのか謎でした。
しかし、警報機の中は常に過熱され、乾燥しがちだったわけです。一方アリンコの巣は適度に湿っていなければならない。というわけで、せっせと警報機の中に土塊や埃を持ち込んで巣材とし、水を腹に詰め込んで巣に運び、巣材に吐き出しては湿度を保っていたのです。こうして暖かさだけでなく、適度な湿度まで手に入れていたのでした。
あぁ、ほんとうに、自分で快適環境まで作りだしてしまうなんて。
誠に侮り難し、アリンコ!!
みなさまのご家庭でも、もしアリンコが水にたかりはじめたら要注意ですよ! 家電製品の中に巣を作っているかもしれません…。
※新品の警報機。最近これであたたまるのを日課にしているヤモリは喜ぶかな?
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台湾のインターネット新聞『中時電子報』で今日見つけた記事から、一部を粗訳しました。原文と写真は以下のページでご覧ください。
キーワード: チベット、西蔵、西藏、動乱、暴動。
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「海外のチベット人が伝えるチベットの現状~殺戮、盗聴、搾取~」
2008.03.19 【記者:蔡百蕙/ロンドンから】
中国政府がチベットを制圧し、全面封鎖を行ったとのニュースが伝わってからというもの、多くのチベット人亡命者たちは、家族の安否が気になりつつも、電話をかけることさえできずにいる。「電話は間違いなく盗聴されているから。わたしは家族を危険な目にあわせたくないんだ」。英国での亡命生活がすでに十二年になるチベット人、図登(Thupten)は心配そうに語った。ほかのチベット人、洛奇(Lorch)もこう語る。「事態が収束し平穏を取り戻したあと、多分1~2週間経ったら家族と連絡を取ってみるよ」。
図登のように、長期にわたって海外で亡命生活を送るチベット人は少なくない。そして、みなチベットに残してきた家族の近況を知りたがっている。とりわけ、中国当局が設定した十七日深夜の自首期限後の状況について。だから、限られた情報のもとで、盗聴もおそれず家族に電話しようとする人もいる。イギリス・ロンドンの中国大使館の外では、「Fee Tibet」の抗議活動がすでに二日目に入った。応援に来た丹真(Tenzin)によれば、「家族と連絡は取れたが、チベットの状況はまだ落ち着いておらず、家族はびくびくしながら過ごしている。今、街には警察が以前の3~4倍いて、ほとんどのチベット系住民は怖くて一週間近く外出していない」そうだ。
丹真によると、現在チベット域内では、犯罪者と見なされているチベット系住民や外出しようとするチベット系住民は、必ず身分証明書を身につけなければならないと言う。いつ兵士から尋問を受け、身分証明書の提示を求められるかわからないからだ。さらに憤りを感じるのは、暴力的な衝突の最中、けがをしたあるチベット系の友人が病院に送られた後、治療費を倍増して要求された、ということだ。「二~三千元になることもある」そうだが、払うしかない。中国の医者がチベット系の人々に倍額の治療費を請求する理由について、丹真は憤慨しながらこう語った。「because they want all Tibetan die(彼らは、チベット族がみんな死んでしまえばいいと思っているからよ)!」
目下のところ中国当局は、インターネットやメディアの報道以外にも、多くの電話回線を閉じている。やはり学生の索南(Sonam)によると、もっとも激しい衝突が起こった14日以後、家族との電話がまったく通じなくなってしまったそうだ。彼は北京にいる友人に頼んで家族に電話をしてもらい、数日後、ようやく家族がみな無事だという知らせを受け取った。「でも、ほかの友人たちにこんな幸運はなかった。実際にチベット僧の友人が一人、殺されてしまったんだ!」中国当局が公表した死亡者10名という数字について、ロンドンの中国大使館へ抗議に来たチベット系の人々はみんなおかしいと感じている。丹真は言った。「友人たちから聴いた数を合わせただけでも、10人はくだらない」。
この激しい衝突は、自由を奪い取られて五十年経ったチベット系の人々にとって、決して意外ではなかった。宗教と文化はすべて迫害を受け、チベットはますます中国化して、チベット系住民はみな不満を持っていたという。二十五歳の丹真は言う、「多くの若者は中文(※)を話すけれど、チベット語は話さないの」。だからわたしは、中文が話せるけれど、彼女と中文で話さないのだ。
20年来で最大規模となったこの抗議活動が、中国政府によるチベット統治の失敗を証明している。唯一、言語だけが成功例であろうか。
[写真キャプション]チベットの首都ラサでは19日、街のいたるところで中国軍のパトロールが見られた。国際人権団体は、千名を越えるチベット人が拘束され、当局から虐待を受けている可能性がある、との警告を出した。(法新社)
[※注] 中文 Zhongwen : いわゆる中国語。中国全土の学校で共通語として使用され、また国語として教えられてもいる。もとは漢民族の言語。
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先日、ガス漏れ警報機でヤモリが暖をとっている話を書きましたが、実は後日談があります。
このガス警報機は台所の隅にあって、ちょっこしほこりをかぶっていました。でも掃除したいなぁと思ってのぞくと写真のようにヤモリ君があったまっているので、邪魔するのもナンだなぁと、ついそのままにしてあったのですね。
しかし、先日ついにチャンスを見つけ、掃除をしようとぐぐっと近づいてみました。すると、あぁなんてことだ。警報機と壁の隙間に土が詰め込まれていて、アリンコが出入りしているではありませんか!
これは、本格的に掃除しなくては…!
竹串で土をほじくると、出てくる、出てくる。卵をくわえたのもいます。完全に巣にされていたのでした。
そっと警報機をはずします。
すると、警報機と壁の隙間だけではなく、あろう事か、警報機そのものの中で卵を孵していたことがわかりました。
これで謎が解けました。例年、気温が18度以下になると活動を停止する蟻がなぜ今年に限ってずっと活動し続けていたのか。
きっと18度以下になると、卵が孵らなくなるのですね。それで残された成虫は、じっと冬ごもりにはいる。ところが今年は、保温機能付きの巣で、かわいいベイビーが生まれ続けていたわけです。これは働かないわけにいきませんね!
おりこうなのは、ヤモリだけではありませんでした。ウチの同居者たちはみんな強かであります。
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中国語に関わる仕事をしているせいもあって、チベットの情勢が気になっている。
在宅中はラジオをつけていることが多いけれど、ほとんどFMを聴いているので、あまりニュースは流れない。しかも、NHKだと「大本営発表」的な内容しか放送されないので、実際のところ何が起きているのかさっぱりだ。
多くは『チベット「暴動」』と表現されている。まるでチベットの人が一方的に悪いみたいだ。だいたい、なぜ僧侶がデモを始めたのか? 何も伝わってこない。
ためしに中国のYahooで「西蔵暴動」を検索してみた。検索結果の画面にはあふれるほどのタイトルが出てくるのに、実際に記事を読んでみようとクリックすると、見事にほとんどアクセスできない。どうもその時点でかなり怪しい感じがしますね。「天安門事件」に関しても中国は同様の報道規制をしているから。
おぉ、アクセスできる!! …と思って開いてみると、この件に関してチベットの人々を一方的に非難する記事。または「祖国統一!」を声高に叫んでいるもの。
一番すごかったのは、「チベット暴動なんてでっちあげ!」(つまり、何もなかった)という書き込み。それに対する突っ込みのコメントで、ようやく「実弾を積んだ軍の車両が、四川省から相当数チベットに向かっている。暴動が起きたのは事実。」というのを見つけた程度。
チベットの人々の置かれている立場や、心情について言及されたものは全くない。こんな風にして少数の人々の意見は抹殺されていくのか。
ふと去年の「教科書検定問題」にまつわる本土メディアの報道を思い出した。
沖縄戦でおきた集団自決について、軍の関与を示唆する記述を削除するよう検定意見が出され、沖縄では10万人規模の抗議集会が行われた。しかし本土では、わざとその規模を縮小して伝える報道機関や、抗議集会自体がでっち上げで、そんなものなかった、という論調が起こっていたのだった。
そのことを知ってわたしは激しく憤りつつ、かなりぞっとしていた。中国に限らず、報道というのは簡単に「力の強い方」についたり、「強い力」に負けてしまったりするのだ。
そこで、You Tube でもこの件に関する報道を探してみた。
香港のテレビ局は「違法な取材を行った」として、中国当局から強制退去させられたことを報じている。「中国政府にとって」不都合な情報が流れるのを避けるためだろう。
そのほかの海外の報道では、「限られた情報しか得ることができない中で」としつつ、旅行者の断片的な証言をつなぎ合わせ、「平和的にはじめられた僧侶のデモを、当局が暴力的に制圧した」と受け取れるものがあった。
これらをまとめてみると、どの時点で始まったはともかく、当局による武力鎮圧が行われている、という情報のほうが確からしく思える。
「中国政府の立場」や「日本政府の立場」ではなく、「チベットの人々の目線や立場」で、本当のところを伝えてくれる報道はないものか。
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この時期になると毎年、同じ建物に住んでいる大家さんから大量のホウレンソウをいただく。
葉野菜って、収穫が間にあわず「規格外」に育ちすぎてしまうと、売れないんだって。そうなると、農家では捨てるしかないらしい。あぁもったいない。
というわけで、大家さんは知り合いの農家から畑の畝一本分だか二本分だか、とにかくそういう単位で90リットルのゴミ袋3つ分くらいを収穫してくる。
ちょっと育ちすぎたからと言って、急にかたくなったり、スが入ったり、不味くなったりするわけでもなく、売っているものと何らかわらない。それどころか売っているものより新鮮なので、ありがたくいただく。
でもね、ホントに量が半端じゃないんですよ。写真のホウレンソウの下に敷いてあるのは、普通サイズの新聞です。見開きいっぱい、山盛り! とてもウチの冷蔵庫に入る量ではありません。友達にお裾分けしたいところですが、そういつも都合よくつかまるわけでもなく…。
通常ならさっと湯がいて適当な大きさに切り、タッパーにでも入れて冷蔵庫へ、と言うことになりますが、これもあまり長期保存向きではないですよね。今後毎食、野菜はホウレンソウだけを一週間…というのは避けたい。
というわけで、長期保存用の方法二つ。
その1。洗ってから半日干します。葉がしんなりしたらOK。カラカラに乾かす必要はありません。。
適当なサイズに切ってチャック付き袋に入れ、空気を抜いて口を閉じれば、かなりペッタンコになります。冷凍すれば一ヶ月以上もちます。好きな時に好きな量を取り出して使えるのでとっても便利。適度に水分が抜けているので、炒め物に使っても歯触りがよく、もちろん汁物に使ってもOK!
その2。 ミキサーでペーストにする。今回はニンニクとオリーブオイルも少々も入れてみました。これも冷凍保存しておきます。スープやポタージュに使います。ホウレンソウペーストを練り込んだパンも焼いてみようかな。
これで全体の三分の二、ないし四分の三。かなり小さくなりました。生のままでは冷蔵庫にも入りきらない量だったのが、ちょっと加工するだけで冷凍庫にも余裕で入ります。
あ、小麦粉の袋に干したホウレンソウが入っています。丈夫なチャック付き袋なので再使用。どこまでもケチなわたし… (^^;)。
さて残りですが、
昼食:オリーブオイルとニンニクでさっと炒めて、ナンプラーで味付け。から煎りしたあみえびをトッピングしました。半生で止めたので、温サラダって感じです。
生のほうれんそうを食べると歯がキシキシしてエグみを感じることがありますが、あれは古い証拠。とれたてはまったくキシキシしないし、柔らかくて甘くておいし~い!
カレーは明日の分もありますが、もう生のほうれんそうは残っていません。 これで「一週間ホウレンソウ攻め」は免れました。メデタシ、メデタシ。
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トートツにかりんとうが食べたくなった。かりんとうと言っても黒糖でコーティングされた甘ったるいかりんとうではなく、昔、石垣島に住んでいたときすっかりはまってしまった、「ピパーズかりんとう」。
地元でピパーズとかピィヤシとか呼ばれている、長胡椒の粗挽きがたっぷり入ったかりんとう。甘い香りとスパイシーな味が癖になり、お子さまのおやつから行楽のお供、ビールのつまみにもなる石垣島の特産品。
95~96年に住んでいた当時、サザンゲート・ブリッジのたもとで土日夕市が開かれていました。とれたての農作物や、水揚げしたての魚貝類、それに、おかぁさんたち手作りのお菓子やお総菜などが売られていました。その中にあったのが、件のかりんとう。
そのかりんとうは評判となり、今や石垣島空港の土産店でも売っているらしい。でも沖縄本島では、「離島フェア」などのイベント時にしか手に入らないのですね。
これは作るっきゃない! とはいえ、わたくし独り者。大量のかりんとうができてしまっても困る。
そこで天然酵母のパンを作るときに、生地をちょこっとだけ(ピンポン玉くらい)横取りして、かりんとうを作ることにした。
延ばした生地にピパーズの粉をこれでもかコレデモカと放り込み、生地に練り込む。乾燥しないように容器に入れて、そのまま半日放置。
2倍以上に脹らんだところで薄く延ばして細く切り、温度低めの油でじっくり揚げればできあがり。油に入れた途端、おもしろいように膨れるのですね。元の生地はピンポン玉大だったのに、かりんとうの嵩はたぶん3倍くらいに増えました。
パン生地をそのまま転用したので、かりんとうにしてはちょっと物足りない薄味となり、「やはりホンマモンにはかなわんなぁ~」とつぶやきつつも、食べるほどに広がる小麦本来の味とピパーズの刺激で、かりんとうを口に運ぶ手が止まらない~!!
と、いうわけで。写真は、半分食べてしまってから、「ハッ、これってブログネタになる!」、と気づいて撮影したものです(^_^;)
次に作るときには、ピパーズを練り込むとき一緒に塩少々を練り込んでみようかな。ますますツマミ向きの味になりそうだけど(笑)
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保温調理器具はいろいろ出ているようですが、どれも結構高いですよね。私は普通の鍋を毛布やバスタオル(古新聞でも可)などでくんで保温調理の煮物やスープを楽しんでいます。木製の鍋敷きなどを利用して底からの放熱を防ぐとなお良いようです。
1.少な目の水を張った鍋を火にかけます。
2.火が通りにくい食材から切り、次々と鍋に放り込んでいきます。材料が水から出てしまうと保温調理中に火が通りにくくなるので、水加減は材料にかぶるくらいが良いようです。もちろんスープなら多めでもOK。
3.沸騰したら味付けをして火を止め、毛布などでくるみます(ジャガイモなど火の通りにくい食材が入っている場合は、5分ほど煮てからのほうがよいでしょう)。この間5分か10分程度です。
1~2時間でバッチリ柔らかくなります。さらに、長時間放置しても煮え過ぎや煮くずれの心配ナシ。冷えた方がほどよく味もしみています。
素材の歯触りや風味が楽しめるうえ、野菜などはびっくりするほど甘みが引き出されておいしくできあがりますヨ!
わたしの場合、そんなに大量の煮物を作ることはないので、材料を切るのと煮るのを同時進行でやれば、調理器具の片づけが終わった頃にはだいたい煮物が沸騰しています。大量に作るなら、朝食や昼食の準備のついでにやって、煮え立つのを待つ時間に食事をするとか、お出かけの準備でもしていれば時間の無駄もナシ。
お鍋を火から下ろして毛布で包んだら、あとは火元の心配をすることもなく、お買い物でもお仕事でも、もちろん集中力の必要な在宅仕事でもOK! ガス代節約になるし、忙しいときほどオススメの調理法です!
薄い塩味だけで多めにスープを作っておけば、食事の度に一食分ずつ小鍋にとりわけ、温めながら味噌味・醤油味・カレー風味などいろいろな味付けを加えることもできます。何回も同じ味が続くと飽きますが、素材が一緒でも目先が変われば結構飽きません。
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うちにはいろいろと生き物が住んでいる。金魚とメダカはわたしが餌をあげないと死んでしまうので、まぁ言ってみればわたしの扶養家族なんだけれども、さらに単身複数世帯の自立した同居者がいる。ヤモリである。
観察していると、この方たちはけっこうしっかりした縄張りがあるらしい。主に台所に出るヤツ、主に居室に出るヤツ、主にベランダにいるヤツ、などなど。秋になると子ヤモリも参入してくるが、その多くはナゼかかなりの確立で「便所守」になる。縄張り空白地帯だからであろうか。
夏、まだ明けやらぬ時間に起きだし、おいしく朝ご飯を食べていると、よく台所のすみから朝帰りしてきたヤモリくんが視界を横切る。台所のどこかに抜け道があるらしく、外側へ抜け出して夜中のうちに食事をしてくるらしい。そうしてお帰りはたいてい朝の5時頃。規則正しいのだ。
ヤモリは、素早くパタパタ移動すると体全体がS字型-逆S字型…と大きく左右に波打つので、つられてゴム製のおもちゃのようなシッポがプルプルふるえる。本人は大まじめなのだろうが、見ているとなかなかユーモラスで、朝食をとりながらついついニヤニヤ笑ってしまう。そうして、決まったところでピタッと立ち止まり、しばらく周りの様子をうかがう。
パタパタ・プルプル、ピタッ。 パタパタ・プルプル、ピタッ。そうして寝床に近いらしい棚の隙間に入るときには、特別長い時間立ち止まって周りの様子を調べる。そうして安全を確認すると、おもむろに隙間に潜り込んでいく。
しかしヤモリ君たちは、冬の間どこにひそんでいるのか、ほとんどお目にかかれない。最近、温かくなってきたのでそろそろ鳴き声も聞こえはじめたけれど、本格活動するにはまだ気温が低いらしい。
ところで、写真のヤモリ君がへばりついているのはガス漏れ警報機。夏場の彼(彼女?)の通勤路脇にあるのですが、実はほんのり温かい。本来なら日光浴でもして体を温めるところなのでしょうが、手近に良い物を見つけたとばかり、ここで暖をとっているようなのです。
冷え性のわたしは思わず深く頷きつつ共感したのでした。ヤモリライフの暮らしの智恵ですね(笑)
実はわたしにも似たような体験があるのです。冬場にパソコンを使っていると、ものすごく手先が冷えてくるのですが、あー、何だか気持ちがいいなぁ、と思ってふと気づくとUSBハブに触れていたのです。USBハブって、温かいんですよ、知ってました?
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わたしの住んでいる自治体では、一度濡れたり汚れたりした新聞は資源ゴミとして引き取ってくれません。再生紙にするときに不純物が混ざって困るからでしょうね。
ところがわたしは野菜を保存するのに古新聞を使います。そうすると、どうしても湿ってしまうし、泥が付きますよね。3~4回は同じ紙を使い回ししますが、そのうちに紙が弱って破れてきます。今日はそうなったあとのお話なんですが。
せっかく程良くヨレヨレになった新聞紙をただ燃やすゴミに出してしまってはもったいない! 適当な大きさに切るなり破くなりして、流しの近くにストックしておきます。
食器や調理器具の油汚れなどをこれで拭ってから洗うというわけ。
石けんの使用量は減るし、ゴミとして燃やされるのを待つだけだった古新聞君も最後のひと働きをして、もう思い残すことはないでしょう…!?
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ラジオでNHK沖縄のニュースを聞いていたら、泡瀬の環境監視委員会が「泡瀬の環境に変化ナシ」なる報告を出したとアナウンサーの声。
「監視委員会」、いったいどこに目ェつけとんネン!
泡瀬というのは沖縄県沖縄市にある地名ですが、ここでは埋立工事が進んでいる泡瀬干潟、もしくは干潟域を含む浅海域をさしています。
昨日わたしは半年ぶりくらいで泡瀬干潟を歩きましたが、海岸からはもうほとんど水平線を見ることができなくなってしまいました。
泡瀬の埋立は全工区を第一期・第二期にわけ、すでに第一期の埋立区域は着工されています。その第一期埋立区域の外枠がほとんどできあがっていて、沖の視界を塞ぎ、さらにそこで巨大なクレーンがいくつも動いていました。
海草場は広範囲に荒廃し、その傷をいやすようにかつて豊かな海草が繁茂していた場所を海藻類が覆っています。
泡瀬の最大の特徴は多様な環境を擁する海草場ですから、生物の多様性は明らかに落ちています。
昨日は本当によく潮が引いていたので、滅多に干出しない干潟の先端から、さらに沖合に連なるサンゴの岩礁地帯へ向かって歩いていきました。変なところに浚渫船があるなぁとは思っていましたが、そこにはいつの間にか深い浚渫航路が出来ていて、以前、潮のよく引く日には歩いてわたれたサンゴの岩礁域と干潟域とを完全に分断していました。
浚渫航路の際から恨めしげに向こう岸を眺めていると監視船がやってきて、浚渫航路に平行して設置されているブイから航路側に出てきてはいけません、と、勧告を受けてしまいました。
浚渫航路の脇数メートルは、おそらく船の水流や巻き上がる泥などの影響を受けて
海藻すら生えておらず、生物のいない裸地は影のように航路の両側にじわじわと広がっているようです。
わたしが初めて泡瀬干潟を歩いたのは1999年の6月でした。驚くほど色彩豊かで生物の数も種類も豊かで、きらきらと輝くような海でした。
今は、そのころの面影がほとんど見られません。無惨に切り刻まれて、荒廃と疲弊がはじまっています。
たくさんの貝を採って仲間たちと遊んだ、輝く豊かな海を返してください。2期工事は要りません。1期工事もすぐ止めましょう!! ねぇ、沖縄市長さん。
あれてしまった干潟で文句も言わず生きているテナガダコ。
途中から雨が降って寒かったので、海岸で火をたきました。ついでに、拾ったいくばくかの貝も焼いたり酒蒸しにして食べたのでした。
いつまでこんな宴ができるのやら。
※泡瀬の風景や生物の写真は、こちらからご覧になれます。
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(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~」の続き)
途中から降り始めた雨足が強まる。冷えると途端に疲れ出てしまうわたしは、貝採りに専念するみんなをあとに、一足お先に岸にもどって雨宿りすることに。
アダンの茂みがちょうど一人分のシェルターになった。ポンチョ型の合羽を体から少し浮かせると雨の冷たさも和らいで、少し元気が出る。
しばらくするとじわりじわりと潮があげてくるのに追い立てられながら、みんなも岸に向かいはじめた。でもまだまだ遊び足りない子どものように、本当にゆっくりと寄り道しながらで、なかなか岸に到達しない。気持ちは分かるよー、わたしも元気ならまっすぐは帰ってこないから。ゆっくり楽しんで戻ってきてね。
ようやく全員岸に戻った頃には5時近くなっていた。イタチ君が折れた木の枝を手早く集めて火をおこしてくれた。みんなで暖をとる。I さんが四隅に紐のついたブルーシートを出してくる。手早く近くの木に結びつけると、あっという間に雨よけの屋根ができあがった。
Uさんが四次元ポケットのようなリュックからコンロや鍋をとりだす。続いて出てきた竹籠の蓋を開けると、おにぎり! 白いおにぎり、玄米おにぎり、どちらも海苔で包んである。おいしい~! むくむくとエネルギーが湧いてくるようです。
Nくんもどこからともなく泡盛を出してきた。でも、飲むわけではない。「はい、採った貝をここに供出してください!」と、イタチ君が妙にきっぱりした口調で言う。貝を酒蒸しにするつもりらしい。
I さんはどこから出してきたのか肉を切り分けている。前日、偶然手に入れたという本物のアグー(琉球で古くから飼育されてきた幻の豚)だそうだ。たき火の上に金網をセットし、アグーを炙る。横からヌッと差し出されたのは藻塩。例のリュックからUさんが出してきたのだ。
N君はいつの間にか貝蒸し係になっている。イタチ君がアグーの焼け具合を確かめながらひっくりかえす。K江君とOさんが焚き火にくべる小枝や流木を集めてくる。
少しずつ貝が蒸し上がり、アグーの香ばしい匂いがしてくる。みんなが再び火の周りに集まり落ち着いてくると、 I さんはまたまたフィルムを回しはじめた。大漁だった貝。酒蒸しの鍋から立ち上る湯気。たき火の上で焼けてくるアグー。焚き火にあたって少し上気したみんなの顔…。
今回拾えた貝のうち、リュウキュウサルボオは赤貝の仲間。他の貝の血は赤くないのに、赤貝の仲間だけはナゼか血が赤いのです。
「リュウキュウサルボオは刺身で食べるのが一番ウマイよねッ!けど、赤い血を滴らせながら食べていると、自分が野生化していくような気がするよ」などと言いながら頬をゆるませて貝をほおばっていると、いつの間にか I さんのカメラに大接近されていた。
蒸した貝はプルプルしていて汁けがたっぷり。ナンにもつけなくても海の塩気が貝の甘みを引きたてます。シンプル・イズ・ベスト!! アグーはイノシシに似て、脂は少ないのにジューシー且つ濃厚な味。焚き火のおかげで軽く燻されたような風味もついて、極上のおいしさ。
贅沢な時間。おいしい海。愉快な仲間。
ねぇ、次はいつやる? 場所は泡瀬に決まり!!
…沖縄の干潟の多くはすでに埋め立てにより消失したり、赤土汚染で環境が著しく悪化している。そんな海ではこれほど貝は拾えない。埋立地に造られる管理の行き届いた人工ビーチでは焚き火も起こせない。
どこにでもある埋立地や人工ビーチをつくるより、ここにしかない環境を残した方が、絶対楽しいと思うんだけどなぁ。 (おわり)
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(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~」の続き)
最干潮時間が近づくにつれて、海中からは広大な草原が現れる。海草(うみくさ)の群落、海草場だ。
泡瀬は日本一海草の種類が豊富な海だ。そして、泡瀬の海草場はのっぺり平らではなく、海草が濃く生えているところと、ほとんど生えていないところが複雑に入り組んで深場へと続いていく。海草が濃いところはマウント状に盛り上がり、生えていないところは窪んでいる。この環境の多様さが、生物の多様性につながっているのだ。
今日は長靴だから、水没しないように海草場の回廊を慎重に歩く。豊かな海草場はふかふかの絨毯のようで、いろんな生物が穴を掘って棲んでいたりするから、うっかりするとはまってしまうのだ。
N君たちの集団をジワジワと追いかけつつも、ちょっと違うルートを通る。先に行ってしまったみんなはあまり貝を採っていないように見えたので、ホソスジヒバリ密集地帯に寄り道。ここらでちょっと貝もいただいていこう。
砂州を越えて「西堤防」と呼ばれるあたりまでやってきた。ふと見ると、来られなくなったと言っていたYさんが、クバ笠をかぶりひょうひょうと歩いている。「あれ~? Yさん~?」。ちょっと先にはペースダウンしたN君たちの集団もいる。というわけで、Yさんと合流して間もなく、N君たちの集団とも無事合流。
残念ながらYさんは、みんなの顔を見ると安心したようにまた颯爽と帰っていってしまったけれど、みんなはこれからが本番。
コブヒトデを見つけ、人の頭に載せて喜んでいたのは、イタチ君だったかK江君だったか?
目ざとくテナガダコを見つけ、みんなが写真を撮り終わると躍り食いをしてしまったのはOさん。
このあたりの海草場は以前と比べるとずいぶん疲弊してしまったけれど、それでもまだまだ豊かなんだね。
リュウキュウバカガイ、リュウキュウザルガイ、リュウキュウサルボオなど、「リュウキュウ○○」と名の付く貝もいろいろまとめて拾えるのだ。
(まだつづく。「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟4~」へ)
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(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟1~」のつづき)
沖へと伸びる半島の一部は米軍の通信施設になっているけれど、堤防は誰でも歩くことができる。右手に干潟、左手に通信施設を見ながら堤防を歩く。左手の金網越しにはさまざまな海辺の野草が生えていて、案外沖縄の植生がたもたれている。池もあり、カモが飛来していた。いいなぁ、近寄ってみたいなぁ。それにしても気分が悪いのは、右手の沖で姿を現した埋立地とそこで作業をする重機の数々。
半島の中程で干潟におりる。さっそくUさんが、二枚貝の殻を拾ってくる。「これ、たべられる?」 「リュウキュウマスオはおいしいけど、たくさん砂をかんでいるからねー、一度煮て砂を洗って、炒め物とか味噌漬けがおすすめ!」
「こっちは食べられる?」 「ホソスジイナミ? うん、おいしいよー、貝汁が最高!」などなど、もっぱら食い気の話ばかり。こういうのをわたしは勝手に“食い気の生物学”と呼んでいるんだけれど、「食えるか・食えないか」「ウマイか・マズイか」という実体験が一番確かに生きものを見分ける第一歩になると思う。
しばらく歩くうちになんとなく二つのグループに分かれてしまった。小さな生きものたちやその痕跡に引っかかりまくるイタチ君とわたし。それにつられてAさんもいろんなものを写真に撮っている。
これはニッコウガイ。日の出のような模様でしょう。
これは砂茶碗。タマガイの仲間の卵塊だよ。
これがアーサで、こっちがモズク。泡瀬のアーサは瀬長島のよりおいしいみたいだなぁ…などといいつつ、アーサ摘み。
映像機材を担いだ I さんも撮影に余念がない。貝を採っているおばさんを見つけてはインタビュー、生きものを見つけては大接近してフィルムを回す。でも、何でもいきなりカメラを通して見るのではなく、まず肉眼で捉え五感で確かめる姿勢がステキだ。 (「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟3~」につづく)
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3月10日、正午。泡瀬干潟に面した堤防にアヤシイ仲間たちが集結した。
しばらく沖縄を離れることになったYさんと一緒に干潟を歩いて貝を採り、浜辺で貝汁を賞味しよう!という楽しいツアー企画。…だったはずが、当のYさんは残念ながら引っ越し準備が間に合わないらしく、不参加との連絡。だからといって、堤防まで来てそのまま解散する我々ではない。即座にただの「干潟歩き&貝汁の会」に変更。昼間に潮位1cmまで引くなんて、こんな日に干潟を歩かない手はない!!
貝に詳しい我が親友N君は、調査に使うのと同じバケツとスコップ持参。
生きものなら何でも好きなイタチ君は貝を入れるのに洗面器を持ってきた。あいかわらずオモシロイやっちゃ。
泡瀬の住人K江君は、今日は胴長着用なので、最近立派になってきたお腹をさすりながら立っている姿は、セリが終わって暇になった漁協のアンちゃんみたい。
近頃すっかり泡瀬ファンになったというUさんは、長旅にでも出かけるようなバックパックを背負って登場。中には携帯コンロやお鍋、おいしいおにぎりなどが仕込んであるという。さすがにこのリュックは車に置いて干潟へ向かった。
初めて泡瀬に来たAさんは、目を見開き、デジカメ片手にわくわくしている。
写真家の I さんは、最近泡瀬の映像を撮っていて、今日も映像機器を担いでやってきた。
そして今回のスペシャルゲストは、広島からやってきたという、柔和な笑顔をたたえたOさん。実は浚渫土砂捨て場にされそうだった地元「ハチの干潟」の保全運動を展開し、見事ストップをかけたという強者。
何だかそれぞれにすごいメンバーだな。そして、99年から泡瀬で写真を撮り続けているわたしの総勢8名。
まずは、海岸にまつられている竜宮神にお祈り。わたしが拝んでいると、K江君がいつの間にか印を結んで目の前に立ち、ニヤニヤしている。胴長はモスグリーンだし、恰幅が良いので、青銅で造られた大仏様みたいだ。
「おまえはいつ神様になったんじゃ~!」、「拝まれたいなら埋立地の人柱になって埋め立て止めて来ーい!」などなど、さまざまな方向から突っ込みが入る。(「ウマカッタ!~沖縄・泡瀬干潟2~」へ続く)
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カタバミ。子どもの頃、庭に生えていて、ぷくぷくに脹らんだ莢に触れたら、次々と粘着性の種を飛ばされ、びっくりしたことがありました。
あわてて家に入り、母に報告すると、「植物が自分で種を飛ばすはずがない、きっと中にいた虫が種を飛ばしたんだ」というようなことを言って、信じてもらえませんでした。
わたしはオトナになった今でも秘かに脹らんだ莢をさわって種を飛ばし、遊んでいますが、カタバミの不思議を人に話すのはそれ以来やめました。最近植物図鑑を読んでいたら、やっぱり熟した莢にさわると種を飛ばすと書いてありました。動物たちに種を遠くまで運んでもらうための賢い戦略の一つだそうです。
R大学の花壇にて。
ウスベニニガナ。薄紅色の控えめな花が好きです。
R大学のループ道路脇にて。
アメリカフウロ
北アメリカ原産の移入種。
R大学のループ道路脇にて。
ルリハコベ
ヨーロッパ原産の移入種だそうです。
R大学のループ道路脇にて。
アカバナユウゲショウ
中央アメリカ原産らしい。移入種。
R大学のループ道路脇にて。
クマツヅラの仲間。
園芸品種が野生化したように見えますねぇ。こんど葉っぱもよく見なくては。
R大学のループ道路脇にて。
アメリカイヌホオズキ 北アメリカ原産の移入種。
R大学のループ道路脇にて。
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「インク残量があと少しです」と、ファックス・スキャナー・プリンター複合機Mymio君の警告が出はじめたのは3月1日の早朝。
わたしはSOHO(のようなこと)をやっているので、プリントアウトが必要な書類なんかも結構ある。インクの消費は普通の人より多いかも? しかも、インクが切れたら仕事に差し障るのダ。
早速、エレコムダイレクトショップでインクの注文。3~4回詰め替えできるセットがあって、非常に経済的。うちの複合機はブラザーですが、ほかにキャノンやエプソン、ソニーなどの詰め替えインクや汎用インク(純正品じゃないカートリッジインクのことらしい)も揃っています。
詰め替えもとっても簡単。特にブラザーのは注入しやすくて、説明書通りにやっていれば詰め替え中にインクが漏れたりすることもありません。
しかし、問題が一つ発生!注文してから4日経っても5日経っても届かない。丸一週間経って、7日の昼過ぎにようやく届きました。待ってましたよ~!!!
最近のオンラインショップって、注文したら2~3日で届くのが当たり前、という感覚になっていたので、待っている間はちょっとイライラしてしまったけど、考えてみればここは沖縄。本土から2~3日で届くのは、もちろん航空便。膨大なエネルギーをつかって運ばれているわけですね。
このインクは船便で届いたのかもしれない。それなら許そう。
なぜなら、せっかく資源節約にもなるカートリッジの再使用をするだから、届くインクも資源の無駄遣いしてない方がいいもんね。次から早めに注文すればいいわけだ。
というわけで、自分の生活がスローなのに、配達が遅いことにイライラした自分をちょっと反省。
ちなみに、たいていのプリンターや複合機の取扱説明書には、「インクの詰め替えをしないでください」「インクの詰め替えをした場合の故障については保証いたしかねます」などの但し書きがありますので、詰め替えはご自身の判断でなさってくださいね~。
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1月21日に最初の花が咲いたミニトマトですが、やっと全体的に色づき、そろそろ収穫時期です。今日は曇りがちの天気だったのですが、晴れ間がのぞいたスキにパチリ!
徒長気味で育ちが悪かったサニーレタスもやっとプランター一杯に生長。
ふと見ると、ベゴニアの花の色も、このところの好天で濃くなっています。雄花のつぼみに、こんな夢見がちな濃淡があるってこと、初めて気づきました。まるで桜貝のように美しいです。花開いてしまうと絞りはなくなるのですが…
雌花の実になる部分にも絞り染めのような濃淡を発見。何年もベランダで育っていたのにね。
正面から見るだけではわからないこともたくさんあるんだなぁ。
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最近、和室があるような古いアパートは人気がないそうですね。
でも私はそういう部屋が大好きです。今住んでいるのは昭和50年築、日当たり良好の2DK(居室は両方とも畳敷き)です。
古い部屋のいいところは、まず塗装や接着剤のイヤな臭いがしないこと。新築だとあの臭いだけで気分が悪くなってしまいます。
それから、前に住んでいた人の足跡が残っていること。例えば今住んでいる部屋の柱には、誰かが背比べをしたらしい傷跡が残っています。日付とともに、だんだん高いところに印がつけられていくのを見つつ、「どんな子どもがいたのかなぁ」なんてことを考えると、ちょっと楽しくなります。
鉛筆書きの落書きもあります。 帽子をかぶった人のような、それともただ線をうねうねくるくると続けて書いただけのような不思議な絵。消しゴムで簡単に消せるのですが、なんとなくそのまま残してあります。やっぱり前に住んでいた子どもか、ここに住んでいた人の親戚の子の作品なんだろうなぁ、と、ときどき眺めては思うのです。
そして、古い部屋の何よりありがたいところは、いろんなところにフックや釘や、その跡が残っていることです。これを利用しない手はない!
というわけで、台所の梁に刺さっていた釘も、抜かずにそのまま活用しています。
海辺で拾った丈夫な貝のかけらを麻紐に結びつけ、紐の反対側を釘に引っかけたら、バナナを吊すのにちょうどよい感じ。なるべく地産地消を心がけているので、輸入品のバナナが下がっていることは滅多にないんですが、時々は…、ね。
パンを入れた籠をつるすこともあります。パン屋さんで焼きたてパンを買うと、紙袋に入れてくれることが多いでしょう。うちではその状態でパンをそこらに置くと、あっという間にアリンコがたかるのです。
でも、同じところにずっと吊しておくと、やっぱりいつの間にか蟻に見つかっています。だから、パンが冷めたら密封できる袋にすばやく入れ替えないといけません。
アリンコというのは、本当に賢くしたたかです! …もしかして新しい部屋だと、気密性が高いから虫が出たりしないのかな?
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先日開花を喜んで写真を撮った島ニンジンの花を、今日は食料として収穫しました。 人間というのは、その時々で対象への見方を変えられるモノなんですね。こうして収穫してみると、綺麗とか可愛いより、オイシソウが先行します(笑)
今日はこれでお焼き(?)をつくりました。
1.軸は堅い皮を剥き、葉っぱと花も適当な大きさに刻んでボウルに入れます。今回はちりめんじゃこを入れてみました。旨味たっぷり、塩味もついているので他の調味料は入れません。
2.全体に小麦粉をまぶしてから水少々を加えてざっくり混ぜます。
※こうすると少量の小麦粉でもダマにならず、全体を均一に混ぜあわせることができるので、素材の味わいをググッと全面に出したいときにオススメの混ぜ方。
3.熱して油を引いたフライパンで両面をこんがり焼いたら、ニンジンの葉の香り豊かなお焼きのできあがり。
彩りとアクセントにコチュジャンを添えたら、おいしいお昼ご飯になりました。
小麦粉のかわりに米粉やもち粉を使うと腹持ちも良くなり違った味わいで、これまたおいしいですよ~♪
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2~3年前、いまのスロースタイルの生活に入ったとき、一度手打ちうどんに挑戦したことがあります。でもその時には「小麦粉に塩水を混ぜてこねればいいんでしょ~」、といういい加減さで挑戦したために水が多すぎ、「うどん」と言うより「すいとん」ができあがってしまいました。
その後いろんなところでアンテナを張り、わりあいすぐに「小麦粉100gに対して塩水40ccが適量」とわかり、初めての挑戦はおそらく倍近くの水を入れていたのだなぁと気づいたのでした。
しかし、一度うまくいかなかったものに再挑戦するのって、ちょっと敷居が高くなるんですよね。そんなこんなで、うどんはその後乾麺しか食べておりませんでした。
ところが昨日、たまっていた仕事が一段落、気分的にも余裕が出来たので、ついに手打ちうどんに挑戦!という気分になりました。…とはいえ、とりあえず一人前、いつもパンに使っている国内産の地粉100g分だけこねてみました。塩水はモチロン40cc。塩の量はてきとう~(笑)。
まずは手でこねていきますが、はじめはポロポロとして、まったくまとまりません。さらにエイヤ!と力を込めてこねていくと、だんだんまとまってきます。でも、手で完全にまとめるにはかなりの労力がいりそうです。
そこでかけらがいくつか残っている段階で手でまとめるのをあきらめ、丈夫なビニール袋に生地をかけらごと移しました。あとは体重をかけてエイ、エイと踏んでいけば、かけらもまとまり、生地全体が薄く伸びていきます。
折り畳んでは踏んで、折り畳んでは踏んでを5~6回続けるうちに、生地の表面はしっとりとし、全体に粘りが出てきました。そのままビニールの口を閉じてしばらく寝かせます。
さてさて、お昼ご飯の時間。たっぷりの湯を沸かし、うどんの生地をのばします。かなり弾力が強くて、いい加減に麺棒を転がしただけではすぐに生地がもとの厚さに戻ってしまいます。ぐいぐいと体重をかけて押しつけるようにしてのばすのですが、台にしたまな板が小さかったこともあり、ちょっと手間取ってしまいました。
そうこうするうちに生地の表面が乾いてひび割れ発生!マズイ。早いトコ切って茹であげてしまおう…、というわけで、厚さが3mm弱になったところで折り畳み、3mmほどの幅に切って、ほぐしたら沸き立つ湯へ投入!
2回ほど吹きこぼれそうになった鍋に差し水をしてたらゆであがり。冷水にとってぬめりを洗ったらもう一度温めて器へゴー!
太さは生地の倍くらいの極太うどんになりました。今日はツケ麺でいこう。
友人が送ってくれたコクのある再仕込み醤油(醤油を仕込むとき、塩水のかわりに醤油を使うという贅沢品デス)にわさびを少々で、釜揚げうどん風のできあがり。
乾麺にはない讃岐うどん並のしっかりしたコシと、豊かな小麦の風味には驚きです! 麺の先に少しだけわさびジョーユをつけて食べるといっそう味わい深く、思わずムフフと笑みがこぼれます。
力はいりますが、こねている時間や火を使っている時間はパンより短いので、案外簡単にうどんができてしまったという印象です。水加減は覚えたので、今後の課題はさらにおいしくなる塩の量やこね方、何より手早く延ばすコツを掴むことですね~。
これからは時々作りたいと思います。^^
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島ニンジンというのは沖縄の地野菜のようです。黄ニンジンという名前で売っていることもあります。
沖縄で秋から冬にかけて、鮮やかな黄色で直径2~3センチ程の細長いニンジンを見かけたらそれが島ニンジンです。
さて、その島ニンジン、数年前からウチのベランダ菜園で毎年生えています。
実は、食べたあとのヘタを台所で水栽培して葉っぱを利用しようと思っていたら根も出てきてしまったのです。
「育つかなぁ」と思いつつ外のプランターに植えたのが始まりでした。
ベランダのプランターではなかなか立派なニンジンの収穫は期待できないのですが、間引き菜や若いニンジンなら十分に楽しむことが出来ます。そして毎年一本は残して花を咲かせます。
葉も花も鮮烈なセリ科の香りがして、おいしいんですよ。だから何回かは花芽も摘んで食卓にのせます。でも、最後は種になるまで見守ります。
するとこぼれ種からまた勝手に生えてきてくれると言うわけ。まったく手間いらずのすばらしくもいとしいニンジンです。
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いよいよ細長いへんてこな形の端布ばかりになってしまいました。これも適当につなぎ合わせていったら、欲しいと思っていた保険証入れにちょうど良い大きさになりました。
これまた破れた服の布を足してブックカバーのような形に仕上げました。市販のカードケースを入れたら保険証&診察券入れのできあがり。
以前は役所のくれた保険証カバーに診察券も挟み込んでいたのですが、診察券というのはいつの間にか増えて行くんですね。何枚も重なった中から必要な一枚を探しだすのがだんだん面倒になっていました。
この保険証入れは1年ほど使っていますが、カードケースを併用したことでスバヤク診察券を取り出せるようになり、重宝しています (^-^)
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昨日の続きです。六角形というのは割合無駄なく布を使えます。どんどん布きれが小さくなって、三角形のハンパモノがたくさんできてしまいました。
大小さまざまな三角形で図案を考えてからつないでいくのはもうほとんど無理です。でも、いい生地なので捨てるのはもったいない!
そこで柄の雰囲気と端布の大きさとを見ながら適当に縫い合わせていきました。
そんなわけで両サイドは全然違う柄になりましたが、雰囲気はまとまってるでしょ?
中綿のかわりに穴あきヨレヨレのTシャツを二重にして利用。裏布には、お気に入りだったのに色あせ擦り切れ着られなくなってしまったガーゼシャツ。キルティングをかけて、古布も再び大活躍!
「家でもテルモス」で二煎目の紅茶を淹れるときに使っているティーコジーはこれで、やはり2年ほど使っています。(まだつづく)
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今朝起きてみるとなぜだかデジカメのメモリーカードも「データが壊れているか形式が不適合」などというメッセージが出て、画像の表示が出来なくなっていました。いったん電源を切って、それでも読み込まないようならフォーマットせよと言う指示が、デジカメの小さな液晶画面に表示される。
え~!?フォーマットしたら全部消えちゃうじゃん!!
一瞬焦りました。待てまて…、パソコンのカードリーダーから読めないか?
OK。画像はセーフ!!
メモリーカードとデジカメの問題のようです。
メモリーカードをデジカメにもどして、フォーマットし直しました。そうしたら、今のところ問題なく使えています。いったい何だったんでしょ!?
10年ほど前、「2000年問題」というのが巷で話題になっていましたね。古いコンピューターや家電製品は西暦の下二桁で日付表示をするものが多く、19XX年から2000年代にかわるときと、2000年の閏日に誤動作を起こすかもしれないとか言うの。
やっぱり閏年や閏日って、日付が組み込まれている機械にとっては鬼門なんですかねぇ?
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