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ムラサキカタバミ

020202ヤマト(本土)と共通の植物を見ていると、沖縄には冬はなく、秋と春がくっついているような気がしてくる。ヤマトで秋に咲く花と春に咲く花が、沖縄の冬に同時に咲いていたりするからだ。

ムラサキカタバミはヤマトでは春の花。

幼稚園に通っていた頃、神戸の下町に住んでいた私は家の裏手にこの花を見つけ、摘んで持ち帰ったことがあった。花が好きな母はしかし、この花を見てちょっと困ったような顔をした。

大人になってからその話をすると母は、「この花が咲いていたところで、よく男の人が立ち小便をしていたからだ」と教えてくれた。むむむ。

この花は例えば側溝の脇や路地の角など、ちょっと湿り気の多いところに生えている。そういうところはまた、殿方にとっては恰好の用足しスポットなのね。

今日見つけた場所はしかし、御嶽(うたき;沖縄で古くから信仰の対象となっている聖地)の敷地内だから、そんな不埒なことをする人はないハズ。

首里出身の友人は「ヤファタ」と呼ぶと教えてくれた。でも、名前の由来はわからないそうだ。関西では「スイスイ」と呼んでいた。とても酸っぱいからだ。

八重山に住んでいたときには、サトウキビ畑の脇に生えているのをよく見かけた。八重山では昔、食べていたそうだ。でも、酸っぱいからたくさんは食べない、ゆでて水にさらしてから食べた、と地元の人は教えてくれた。

教えられたとおりにして少しだけ食べたことがある。まず、湯に放つと同時に葉の色が茶色っぽく変色したのに驚いた。大量に含まれているシュウ酸の働きによるものらしい。水にさらして食べたが、やはりとても酸っぱかった。さすがに「スイスイ」だと妙に感心したことを覚えている。

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