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山羊が食べるのは人も食べられるのよ。

012001 これはノニガナ。地元ではナガリールーといって、やはり戦後まもなくまで食べていた野草。ニガナとよく似ていておいしい。おとつい摘んで、その日のうちに大根の煮物に加えて食べた。

これを摘みながら去年の春に聞いた話を思い出した。いつも散歩をしている公園で、70代くらいの通りすがりのおばあさんが教えてくれたこと。

「昔はね、今みたいに野菜も豊富でなかったから、その辺に生えている草なんかも食べたのよ。牛はね、こんな堅い(イネ科の)草でも何でも食べるけど、山羊は柔らかいのが好きなのね。なければ堅いのも食べるけどね。山羊が食べるのは、人も食べられるのよ。」

なるほど、と思った。牛と山羊の食性の違いに気づき、人の暮らしへ応用している。実生活に基づいた智恵。

子ども時代を山原で過ごした他のおばあさんの話では、野草を摘んでくるのは子どもの仕事だったそうだ。朝食前に裏山に行って野草を摘み、それが朝餉の汁になって供されたそうである。「山羊が食べるのは人も食べられる」、そうやって子どもたちは山羊の世話をしながら何を食べるか観察し、自分たちが食べられるものも覚えていったのかもしれない。

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